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雪わりありがとうございます!

やっと春らしくなった岩内町です。
今日は快晴でとても暖かく、今週も天気が良いそうです

しかし美術館前は…

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まだまだ雪がとけずに残っています

そんな中、ボランティアのMさん、雪割りをしてくれています

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雪を崩してはママさんダンプに載せ、すぐにとけそうな日当たりのよい場所に移動。
その繰り返し。

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まるでブルが入ったみたいに雪が少なくなりました
これで雪解けが早まります!

Mさん、毎年雪割りありがとうございます!!!!

木田美術館はこうしたボランティアさんに支えられています

(G・I)

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岩ちゃん内ちゃん

先日、江別からのお客様からお土産をいただきました。
その名も「大ちゃん麻ちゃん」!

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職員は驚きました
なぜなら、岩内にも同じようなネーミングのお菓子があるからです。
町内のお菓子屋さん「たつや」さんで販売している
「岩ちゃん内ちゃん」です!

これは食べ比べてみなければ…と思い、
「岩ちゃん内ちゃん」を購入しふたつを比べてみることにしました。

まずは外観から。

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ネーミングだけではなく、パッケージの素材やイラスト、ほぼ同じな原材料のパンプキンチュエル…。

中を開けていよいよ本題のお菓子を比べてみると、大きさ・形・厚み・匂いはほぼ同じ。

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ですが、かぼちゃの種は「岩ちゃん内ちゃん」のほうがの多いような

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そして試食。バター風味で、クッキーのようなせんべいのようなカリカリとした触感。予想通りふたつとも同じ味でした。
もちろんどちらもおいしくいただきました

それにしても、道内に同じようなお菓子があるのは知りませんでした。
北海道は広いですね。
もしかしたら、日本中を探せば似たようなお菓子があるかも
何かご存知の方がおりましたら情報お待ちしております
(G・I)

鑑賞スケッチノートから

○2014/2/4   札幌市 N.M様
木田金次郎の心と情熱が伝わる作品の数々が、息子様の設計された建物の中で生きています。有島氏との交流に支えられて画家として歩まれた木田氏の油絵に向けた深い愛情を感じました。スタッフの方の温かい心遣いにも感激しました。ありがとうございます。

○2014/2/11   札幌市 U.A様
作品も素晴らしいですが、岩内で絵を描き続ける金次郎の悩みにふれられたことも良かったです。花の色が素敵ですね。このような感受性をもって今年の花を見たいです。

皆さんに提案!! 美術館ボランティア やりませんか

どうも最近退屈で暇を持て余している方、子育てが一段落した方、未知の分野にチャレンジしたい方、新しい人間関係を求めている方、そして美術にチョッピリでも関心がある方・・・いかがでしょうか、
ご一緒に木田美術館でボランティアをやってみませんか。
 
資格とか会費等は一切不要です。
週1,2回 ご都合のいい2時間程度。原則は岩内町在住です。
ご希望の方、お問合せの方は☎63-2221(美術館)へお願いします。お待ちしております。

活動の内容はこんなことです。

1.全員共通な仕事は展示室で来館者が心豊かに絵を鑑賞できるような快適な場をサービスすることです。おもてなしの気持ちで接することでしょう。語感がきついのですが監視の仕事です。

2.資料部 : 新聞や図書等を整理する仕事です。地味な作業ですが美術館の大動脈的な役割でまさに縁の下活動。この資料の蓄積が美術館の原動力になっています。

3.どんざ部 : ボランティア主体のブログどんざ丸発信が仕事です。その月の鮮度の高い情報を全国隈なく送り届けます。取材もして活気のある記事をめざします。

4.群暉部 【くき部】 : 美術館発行の季刊誌。事業の報告や紹介等を漏れなく掲載します。ボランティアは協力メンバーとして編集、執筆に参加します。

5.研修部 : ボランティアの美術研修が目的です。主に札樽の美術館の魅力的な作品展を見に行きます。最近ではシャガール展とか東山魁夷展、大原美術館展等。知人にも声をかけ誘うこともありますが毎回好評です。

2~5の4部は希望加入です。
人数が少ないので掛け持ちで部の活動を維持しているのが実状です。
上記以外に展示作品入れ替え直後の学芸員による作品ガイド、美術館主催イベント、生誕祭・どんざ忌・ナイトオープン等があり多彩です。ともかく私たちのポプラの会は現在十名そこそこチョー手薄で、熱意あふれる会員ががんばっているものの思うようにいかないことも多いのです。
この町の町民が誇りにしている木田美術館を支えるためにあなたの力が必要なんです。ためらう気持ちがあるかもしれません。
しかし人生 Let’s try です。
一歩踏み出してください。

美術部と共に歩んだ15年 期待以上と福田先生

 岩内高校の福田好孝先生はこの3月に退職される。平成11年以来15年間美術を担当し特に美術部顧問として各種大会に上位入賞者を輩出、道内有数の美術常連校に育て上げた。その指導実績が評価され平成17年度には後志教育実践賞を受賞された。今回は主に部の活動についてお聞きした。

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 先生は仙台市の出身で小中学校の頃から絵は好きだったが、高校に進み美術部に入ってから油絵の腕を磨き高1で市内高校美術展初入選さらに高2で宮城県の美術展2位入賞、それが契機となって美術の道を志すようになった。

 岩内高美術部の15年間はとにかく展覧会に追われた。出品する公募展が高文連、学生美術全道展に道展U21の三つ。数年前までは有島青少年絵画展にも出品していた。先ず何を描くか題材選びからだ。まかせてしまうと現実離れした空虚なものを描こうとする。そんなものは絵でない。実際の生活の中から選ぶ、人の歴史を感じさせるようなテーマを見つけるんだ。例えば平成17年度の有島最高賞の品田ちよみの「光」50号も家族の一員のようにいつも世話している牛だからたくましさと力強さを生き生きと表現できた。

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奥が品田ちよみさんの作品、手前は佐藤おちろさんの作品

また、平成20年度の50周年記念学生美術全道展で最高賞を取った向井かおりの作品「I鉄工所にて 鉄光」120号もそうだ。金属加工の旋盤工場の写真を100枚撮りその中でこれだという1枚を選び描いたもの。

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画面いっぱいの重量感ある旋盤機と差し込む光の対比がよかった。他の部員に比べ制作に時間がかかり、ベニヤ2枚の大作に何日も色を塗り続けるので筆を持てなくなったり寝転がって描いたり気力でカバーして締切りぎりぎりに搬出できた思い出がある。

どちらも題材が決め手になった。展覧会の2週間前から追い込みにかかる。毎日夜の8時9時まで土日なしで作品に取り組む。部員ひとり一人に目を光らせ助言する。今振り返ればこの15年は苦労のし通しだった。高校生の絵で最も大事なことは才能より集中力だと思っている。下手でも時間かけて描きこむと必ずうまくなる。展覧会出品作品の中には描きなぐったような絵を見つけることがあるが岩内の生徒の作品にはそんなのはない。本当に期待以上にがんばった。

 先生の闊達な語りからは美術部への熱い思いと部員への優しいまなざしとが伺われた。
校内随所に大会入賞作が誇らしげに展示されている。学校全体が美術館みたいな環境だ。

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廊下の天井(一部)には作品を吊るす用のレールが取り付けられている

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美術室前の廊下には部室に入りきらない作品がたくさん

木田美術館のふるさとこども展の審査委員長をお願いしたりワークショップで部員の協力等も引受けていただきました。退職後は朝から晩まで一日いっぱい好きな絵を描くんだと笑った先生。その日は近いですね。長い間本当にお疲れ様でした。

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(O・Y)

きだび! 雁原さんです!!

3月10日の北海道新聞後志欄に
学芸員の雁原さんが紹介されました

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いつもニコニコ笑顔を絶やさず、黙々と仕事をこなす頑張り屋さんです

昨年は、『大たら丸展』『しりべしミュージアムロード共同展』『ワークショップ』を担当し、
『冬のナイトオープン』では美術館をライトアップ
優しい光で包んでくれました
柔軟なアイディアと瞬発力で美術館を盛り上げてくれています。

さて、今年はどんな企画を考えているのでしょうか?
今からとても楽しみです 
(T・M)

2014年冬のナイトオープン

今年で10回目となる冬のナイトオープンが
2月15日(土)午後6時半より木田美術館で開催され、約40名が夜の作品鑑賞と食事を楽しんだ

私は30分前に着いたのだが、ちょうど玄関の雪道の両側に作られたキャンドルに点灯している真っ最中であった。

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灯されたろうそくの光がゆらゆらと揺れ、雪のキャンバスに幻想的な絵を描いていた。

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その中にふと雪だるまがひとつ、たら丸?と思ったら何と今人気の「ふなっしー」

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さすが雁原学芸員は若い、発想がいいねえ…と感心しながらキョロキョロしていると、キャンドルがいろいろ違う。ついでに作り方を聞いてみた。

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アイスキャンドルはバケツに水を入れ、2日間外で凍らせるのだが、寒すぎると中まで凍り、暖かいと凍らないので頃合いが難しい。

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また小さいかまくらのキャンドルは雪と水でかまくらの形にしたとの事。その他ペットボトルの半分で作り桜の枯れ枝に吊るすなどアイディアいっぱい。

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「雪まつり」も「雪あかりの路」にも行かない私にはとても満たされた空間であった

美術館の中に入りちょうど2階で開催中の
「第19回ふるさとこども美術展」を鑑賞、子どもたちののびのびとした絵に見入った。
企画展「生誕120年 読んで観る木田金次郎」の作品解説が始まるというので1階に移動、岡部学芸員により木田の画家としての一面と共に、文章家としても優れていた事を説明された。

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そういえば以前、木田が若いころ恋文を代筆したという話を聞いたことがあった。

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テレビでは本州が雪の被害で大変と報道されていたが、ここでは穏やかな夜のひと時を過ごすことができた事に感謝(T・T)

岩内神社節分祭

2月3日午後3時、岩内神社の節分祭に行ってきました。

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町内の子供連れの親子やご年配の方など、たくさんの人で賑わっていました。
岩内神社の節分祭は、まず本殿の中でお祓いを受けます。
私ははじめて中に入りましたが、明るくてとてもきれいでした。
宮司さんが祝詞をあげ、お祓いもひととおり終えると…

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鬼が登場!

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厄年の男性のみなさんが「鬼は外~鬼は外~」と言いながら、鬼に豆を投げつけます!
鬼は下に降りてきます。参加している幼稚園児の中には泣いちゃう子も(笑)
鬼が本殿を出たら、私たちも社務所のほうへと移動します。
紅白の垂れ幕が掛けられていて、
そこでは待ってましたの「豆まき」が行われます

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みなさんこれを楽しみに集まるのです。
豆をまくのは厄年の男性のみなさん。
それを参加者は拾います。
豆には、番号がついたものもあり、魚や卵、タッパーや自転車などが当たります!!

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私は箱テッシュがあたりました。
帰りに恵方巻きを買って帰宅。
北海道新聞によると、岩内神社の節分祭は今年で17回目、豆まきには300人くらいの参加があったそうです。
知る人ぞ知る?岩内の一大イベントです
今年一年も良い年でありますように。(G・I)

『岩内高校美術部OB・OG 仲間たち展-2014-』

木田金次郎美術館展示室4では、
3月4日(火)から3月9日(日)にかけて、
岩内高校美術部OB・OGによる
「仲間たち展-2014-」が開催されている。

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どれも素晴らしい作品ばかりだったが、その中で私は大崎智尋さん、佐藤おちろさんの作品が印象に残った。

大崎さんの作品「想う」は、もの思いにふける女性の絵の表面に白の絵の具で盛り上がりのような技法が施されていて、画面全体からより一層女性の物憂い感情が伝わってきた。
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所々まばらに絵の具が施されている事により、それ自体が女性の感情を表しているようにも感じた。更に、この絵の具の盛り上がりをどのようにして出したのか気になった。

佐藤さんの「おちろシリーズ」は独特な世界観、そしてモチーフである可愛らしい女性を見ていると、この女性が主人公であるアニメがあったら楽しいだろうなと感じた。ストーリーが何となく浮かんできそうだった。
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また、白いハート型の額縁を使用しているところに、作者自身の作品だけではない額縁に対する気遣いをうかがう事ができた。

元岩内高校美術部という共通の枠を持ち、卒業してからも制作を続けているOB・OGの方々。同じ学び舎で制作した仲間たちの作品を、是非多くの方々に見に来て欲しい。(Y・I)

「仲間たち展 2014」

仲間たち展2014タイトル

3月。今年も「仲間たち展」の季節がやってきました。

長い伝統と実績を誇る、岩内高校美術部。
ここを巣立ったOB・OGたちが、年に一度、作品を持ち寄って展示するのが、
「仲間たち展」です。
はやいもので、今年で14回目となりました。

今回は、顧問の福田先生最後の年ということもあり、
20代、30代の若い世代の皆さんの作品が中心です。
それぞれの道で活躍している岩高美術部OB・OGのいまをご覧下さい。


仲間たち展2014
展示作業(3月1日)にあたったのは、
右から大崎智尋さん、坂泰奈さん、福田好孝先生。
高校の先生である大崎さんと福田先生は、それぞれ卒業式を終えて駆けつけて下さいました。


出品作家:
佐藤おちろ、新見亜矢子、三澤沙希子、大崎智尋、田沢美和、
森杏菜、小栗野乃佳、加藤貴大、鳴海亜由子、勝戸慎策、齋藤敬子、
南田宰子、佐藤毅(賛助出品)、福田好孝(顧問)

(学芸員 岡部 卓)

*************************
岩内高校美術部OB・OG
第14回 仲間たち展
3月4日(火)~9日(日)
木田金次郎美術館 展示室4
入場無料
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Volunteer Diary

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 こども展表彰式。子ども達の絵を見ると、絵の原点がわかるような気がする。大人の○○派とか抽象具象とかそれ以前の無垢の感性がなんのてらいもなく表現されている。基本はこれだなと思う。(O・Y)

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 新年初ボランティア。皆さん今年も宜しくお願いいたします。
「ふるさとこども美術展」鑑賞。ボランティアを始めてから毎年鑑賞しているが、年々作品数が増え、更にレベルが上がっているような気がする。子どもの絵は、何だかとても癒される。入賞された皆さん、おめでとうございます。(Y・I)

 「ふるさとこども美術展」二日目。シバレル日曜日。しかし共和町から受賞した家族、祖母、夫婦、子供二人、一人は受賞した4年生。本人と作品を記念に母親が撮影。なんともうれしそうな家族にこども展の意義が見えてくる。受賞した生徒に「おめでとう」と言ったら「賞に入るなんて思ってもみなかった」と。(M・R)

26,2,14
 「ふるさとこども美術展」木田金次郎賞の「雪の降る町」。後方の並木に降りかかった雪の表現がとても良かったです。風景画なのに叙情的で例年とちょっと傾向が違うかなと感じました。「赤くさく花」の真っ赤なサルビアも好きです。子供たちにはのびのびとたくさん描いてほしいものです。(S・Mi)

26,2,15
 12日、団体賞受賞の東陽小取材。4年の浜本君、ハキハキと答えてくれた。モデルになったLEO君は絵そっくりでいい体格。今日改めて会場の絵を見た。十数枚の他のクラスメートの作品と大きく違うのは顔の表情だ。平板的でない。息を大きく吸い込み吐き出す一瞬の緊張感をストレートに表現した。特に目が生きている。「よーし、吹くぞ」という気合が伝わる。(O・Y)
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