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第118回岩内美術協会秋季展開催のお知らせ

来たる11月1日(金)~3日(日・祝)の3日間、
岩内美術協会秋季展が展示室4にて開催されます。
観覧は無料です。
毎年、年2回開催されておりますが、
今回の最終日11月3日(日・祝)が木田美術館開館記念日と重なり、全館無料でご覧いただけます。
是非この機会をお見逃しなく!!
みなさまのお越しをお待ちしております。(T・M)

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(写真は昨年の様子)
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雑誌『スロウ』に大きく紹介されています!

JR東日本の「大人の休日倶楽部」に続いて、
道内のメディアでも、木田金次郎のことが大きく取り上げられました。

帯広で発行され、北海道にこだわって編集され、
全道で読むことができる雑誌『スロウ』 。
その37号(2013年10月25日発行)の特集
「ふるさとの色を描く」で、
木田金次郎が4ページにわたり、取り上げられています。

スロウ
全道の書店・コンビニで発売中。
当館ショップでも取り扱う予定です。


地方で確固たる足場を築きながら描き続ける現役の絵描きさん。
岩内の木田をはじめ、北海道を代表する画家たち。
さらには、われら「しりべしミュージアムロード」も紹介されて、
充実の60ページにも及ぶ大特集です。

漁村画家・木田金次郎
写真もとても素敵です。編集部のこだわりが誌面の随所に。
(いやあ、知ってる人がたくさん出てますねえ!)


画家に想いを馳せ、美術館を巡るには最適の一冊。
ぜひご覧ください。

(学芸員 岡部 卓)

『スロウ』について詳しくはこちら
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northern style『スロウ』37号 2013年秋
2013年10月25日発行 クナウマガジン
880円(税込)全道の書店・コンビニで発売中
この雑誌は当館ティーラウンジでご覧いただけるほか、
ミュージアムショップで販売予定です。

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JR東日本「大人の休日倶楽部」会員誌に掲載されました!

首都圏はじめ関東甲信越、東北地方がエリアの
JR東日本の会員制旅行誌、
「大人の休日倶楽部」
の会員誌11月号(10月25日発行)に、
木田金次郎宛ての有島武郎書簡が紹介されています。

大人の休日倶楽部

この誌面の連載「一枚の手紙から」というコーナーに、
当館所蔵の「木田金次郎宛て有島武郎書簡」
(大正6年11月3日)が紹介されています。

「その地に居られて…」と
故郷で制作することを勧めた
木田にとり非常に重要な手紙。

木田ファンにはお馴染みのこの手紙について、
多くの方に知っていただく機会となりました。

一枚の手紙から(木田宛有島書簡)
誌面では美術館の紹介も。関東・東北の方、ぜひ岩内へ!

なにせJR東日本。
この「大人の休日倶楽部」会員誌の発行部数は、
なんと100万部だとか。

これだけの方に、
木田金次郎について知っていただけるだけでも、
大変ありがたいことです。

現在、当館の「有島書簡」は複製を展示していますが、
11月8日からの、秋から冬を迎える企画展
「生誕120年 読んで・観る木田金次郎」には、
実物を展示いたします。

達筆な有島の墨書と、
手紙が伝える強いメッセージを体感して下さい。

(学芸員 岡部 卓)

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大人の休日倶楽部ジパング
2013年11月号

2013年10月25日発行
この雑誌は市販されておりませんが、
当館ティーラウンジでご覧いただけます

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鑑賞スケッチノートから

○2013/8/25   岩内町 T.T様
久しぶりにゆっくり鑑賞した。新しく見た絵が多くて、またゆっくり見たいと思った。年々増えていく木田の絵を楽しみにしている。

○2013/8/27   岩内町 M.S様
抽象的でもわかりやすい絵でした。それと同時に昔の風景を実際に見てみたかったという気持ちも湧いてきました。非常に楽しかったです。

○2013/9/1   小樽市 N.K様
後志の自然に愛情を持たれていた事に強く心を打たれました。

○2013/9/8   宮城県 S.K様
念願叶ってやっと来ることができました。想像以上の素晴らしさでした。圧倒されました。ありがとうございました。

○2013/9/9   東京都 S.M様
2度目です。素敵な作品、ありがとう。
○2013/9/16   愛知県 H.A様
静物でも迫力あるタッチで感動させます。

○2013/9/18   札幌市 K.M様
私の祖父が木田金次郎と(小学校で)同級生だったと聞いていました。大火の際にはすでに岩内から転出しており、難を免れたとのことです。話に聞いていた木田氏の作品を初めて目にしました。力強く元気を与えてくれる数々の作品に出会えたことに感謝です。

○2013/9/18   岩内町 H.Y様
「やっぱり木田さん!」と思いました。「ポプラ」の前に立つと、いろいろな感情が湧いてきます。◎藤倉さんへ→私たち(私)が普段見慣れすぎてしまい忘れかけていた風景や人の営みをとても素敵にとらえていて感動しました。改めて岩内近辺の良さがわかったような気が致しました。

○2013/9/21   埼玉県 O.J様
やはり1階の風景画はすばらしいです。大火以前の作品がたくさんあるので、見れたことは良かったです。美術館もきれいでとてもよいです。ふなの絵をはじめの方に飾っていただいて、うれしかったです。(母(岡田トミ)がふなの絵を寄贈しています)。乱筆で失礼します。

○2013/9/22 千歳市 Y.T様
「人間が立派にならなければ良い絵は描けない」とは木田金次郎にして言い得る名言だと思います。来て良かった。

○2013/9/23  江別市 K.Y様
今回の作品展を観て、今まで持っていたイメージ(大火後の荒々しいタッチ)が一掃された感じです。それも流れの中の一部である、色彩の美しさ、深さと共に心に響き続ける強い印象に変わりました。

いい絵はまずしっかり見ることだ―坂口美津雄さんに制作の心を聞く―

 坂口さんは岩内出身で主に後志管内の小学校教員として各地を歴任、岩内東小学校長を最後に平成11年退職された。絵に造詣深く公募展に数多く入選入賞の実績がおありだ。
 この数年木田美術館のふるさとこども展審査委員長を引き受けられ子供たちの絵に温かく時にはきびしい目を注ぎこの後志随一の展覧会発展のため尽力されている。

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 私は子供の頃から絵が好きだった。何と言っても7歳上の兄の影響が大きかった。私が小学生の頃、兄は大きなキャンバスに油絵の具を使って描いていたが、あの油の独特の匂いには参った。ペイントに火をつけ焼け爛れた色を巧みに表現に生かすこともあった。

 私は今では普通は小品を描く程度だが、精力的に創作活動をし、公募展に出品した時期があった。それは三人の子供たちの成長に強く刺激されたからだと言える。どの子も勉強や部活に目標を持ち努力している姿を見て、心中何か衝き動かされるものがあり強い制作意欲に結びついたのだろう。
教職員美術展に出品したところ一年目に奨励賞、二年目に特選、三年目に奨励賞と連続入賞し以後は招待会員となった。80~100号サイズを5点ほど出品することもあった。表現は具象で題材はにしん漁で使う網、モッコ、タモ、ダンブなどの漁具類で町の郷土館に通いスケッチを繰り返した。

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全道展も初出品初入選、以後連続8年入選。こうなると題材は同じ漁具なので同じ描き方に飽き足らなくなりモチーフを具象から抽象へ変えてみようと思った。だがそう簡単にはいくものではない。この切り替えには相応の準備期間が必要で具象と抽象の作品を平行して手がけ徐々に変えていった。制作時間の確保も大変だった。学校の仕事は学校で終わらせ帰宅後に制作に取り組む。毎夜気づくと2時、3時という日が多かった。管理職になってからは校務多忙、次第に心のゆとりがなくなったのか集中しての制作時間確保ができなくなった。色も作れなくなった。そして一旦休むと描こうと思っても描けなくなってしまう。こんなことも抽象に移る一つのきっかけになったかもしれない。

 絵を描くとき最も大事なことは構図だ。一点一点スケッチしてからそれらをどう配置すれば全体として効果的なのかを時間かけて考える。次は主張色(中心になる色)と色の響き合いどうするか決めることだ。

 現在の小学校では図工の時数が少なくじっくり描くことができず残念だ。こども展で入賞入選する絵はよく対象を見ているし色作りも優れている。いつも言うことだが、画面全体を使って何を描きたいのか、そしてみんなと同じ絵でなくその子だけの絵。この二つが大事だ。こども展は今や二千点近い出品数となり管内の小中学生の一つの大きな目標となっている。審査、展示等大変な作業だがいっそうの発展を願っている。

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昨年度の「ふるさとこども美術展」審査の様子

 木田については直接の関わりはないが、その姿は街の子供たちには一風変わったおじさんに映った。大火前私が小中学生の頃、当時の協会病院前や港でイーゼルを立て愛用のハンチングに首巻をし、寒いのか鼻水をすすりながら風景を描き続けている姿を何回か見たことがある。

 木田美術館については、木田の作品だけでなく木田と交際があった画家、建築家、作家、科学者たちの作品を集めた企画展を組み込む形で広がりと厚さがあり見応えがある。是非この木田の交流圏展を継続してほしい。

(O・Y)

第3回美術館講座―追書―

9月14日(土)
「藤倉英幸作品展『しりべしの風景たち』」
開催されていた展示室4に藤倉英幸さんをお迎えして、
第3回美術館講座が行なわれ、藤倉さんに作品の制作過程などを語っていただきました。
岩内の方はもとより、札幌や函館、遠くは鎌倉からおいでの方にもご参加いただきました。

その様子がこちら

講座

北海道新聞後志版で9月28日に紹介されました。

藤倉さんの優しく気さくな人柄に触れ、みなさんとても喜んでいらっしゃいました。
藤倉さん、参加者のみなさんありがとうございました。(T・M)

「しりべしの風景たち」の講演に参加して

三年前も藤倉英幸さんのお話を伺いました。
今回は63点もの原画を直接鑑賞する事が出来て、私の絵の友人(鎌倉の方)と旦那さんと三人で参加しました。

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迫力と優しさと明るさに溢れた作品たちに触れて、本当に幸運な一日になりました。
作品展の初日に藤倉さんの岩内高校同期会もあり、会のしおりの中に「北海道を代表する有名イラストレーターが同期生にいるそうだし作品も見てみたいけれど、私は闘病中で行けません。いつ行けるかわかりません。」というお便りが寄せられているのを目にしました。この明るく力強いはり絵をその方に見せてあげたいと思いました。

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はり絵作家として北海道にこだわって、北海道の明るい空気感をテーマとして、日々西から東へと歩き、考え、想いを巡らせている藤倉さんの姿勢は人々の心を魅了します。

『静かな風を聴きながら』の作品集をパラパラとページをめくっていくと、胸がジーンとして心が温かくなるのは何故でしょう。
 作品の中で岩内港に停泊している古い船が二艘描かれている『ふたり』というタイトルです。まるで人生を共に歩んできた老夫婦のように私は思えました。

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岩内の人を「荒けずりな自然と飾らない人々」「数々の文化人、芸術家を生み出している町」とも評されています。
美しい海と山に恵まれている絵の街いわない町、海の風、山の風を日々感じて、耳を澄まして聴いてみよう。野に咲くのびやかで明るいオオハンゴン草のように。

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(M・S)

藤倉英幸さんの作品は、今後、札幌・ニセコ・倶知安でも展示されます。

【札幌】10月12日(土)~10月27日(火)
JRタワー プラニスホール(札幌市中央区北5条2丁目札幌エスタ11階)
http://www.jr-tower.com/planishall_news_detail/586

【ニセコ】11月28日(木)~2014年1月13日(月・祝)
有島記念館(ニセコ町字有島57番地)
http://www.town.niseko.lg.jp/goannai/arishima.html

【倶知安】11月28日(木)~2014年1月13日(月・祝)
小川原脩記念美術館(倶知安町北6条東7丁目1)
http://www.town.kutchan.hokkaido.jp/town/somoa/index.jsp

有島記念館と小川原脩記念美術館での展示は同時開催です。両会場間は車で約15分です。
詳しくは各館にお問い合わせください。

深層水まつりに行ってきました♪

10月6日(日)、地場産業サポートセンターで行なわれた「秋の深層水まつり」に行ってきました。毎年7月にも開催していますが、今回は秋にも開催されました。

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岩内のお菓子屋さんやかまぼこ屋さんなどが出店していたり、野菜を安く販売していたり、おいしいもの目当てに、たくさんのお客さんで賑わっていました。

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私は、秋鮭のあら汁(100円)と、深層水で茹でた秋野菜の試食(無料)をいただきました。深層水で炊いたご飯の試食もありました。

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あら汁は出汁が出ていて、じゃがいも・かぼちゃはほくほくしていて、とてもおいしかったです!

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深層水の原水の無料分水もあり、汲みに来ている方がいました。
深層水の利用方法も紹介されていました。

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また、来年もあれば行ってみたいです♪
(G・I)

岩内第一中学校職場体験学習

9月11日、岩内第一中学校の二年生が、木田金次郎美術館に職場体験に来ました。美術館で働いた感想をいただきました。

私は、職場体験学習で木田金次郎美術館にお世話になりました。なぜ美術館に職場体験に来たのかというと、私は絵を描くのが好きで、美術に関わる仕事をしてみたかったからです。他にも、カウンター(受付)の仕事、作品の管理の仕方などもどのようにしているのかが気になって、美術館を選びました。

木田金次郎美術館では、カウンターのお仕事や監視のお仕事、コーヒー、紅茶の入れ方などを教えてもらいました。あと、一般の方が入れない所にも入らせてもらいました!

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一番印象に残ったのは、カウンターのお仕事です。実際に私はカウンターのお仕事をやってみましたが!!!ものすごく緊張しました(汗)

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でも、優しく教えてくれたお陰で、なんとかできました。

あまり役に立てませんでしたが、いろんな仕事をさせていただいて、楽しかったです。木田金次郎美術館のみなさん、いろいろとお世話になりました。一日ありがとうございました!

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(岩内第一中学校 二年生 S・Y)

第15回北海道立美術館ボランティア交流会に参加して

雨含む空を見上げ早朝7時、参加者10名、旭川に向け出発。
道立美術館5館と木田美術館を入れ、6館、総数105名。
12:30受付。13:10~交流会進行、サルバドール・ダリ展(1904~1989)観賞し、あべ弘士氏の講演(絵本作家)「アトリエを飛び出して」―ボランティアと一緒に作った展覧会―。

交流会1

その後、旭川美術館館長の挨拶から懇親会と同時各ボランティアの発表開始。
テーマは「23年度24年度2年間において、ボランティアが深く関わった行事、印象に残った展示について」発表。各美術館次々と発表。木田美術館は、行事「第18回ふるさとこども美術展」(2013年2月2日~2月17日)、展示は洋画家「私のまちの山岸正巳展」が出来るまでを発表させて頂きました。

会も順調に進み、最後は各地の出席者がフロアーの前に一列に、大会のお礼とそれぞれの会の名称の由来を解説して、最後は次回交流会の函館美術館の挨拶をもって終了。
計り知れない知識と感動を得て改めて前進したと思います。皆様に厚く御礼申し上げます。
夜21:30全員無事帰還。

(ポプラの会 S・K)

ピカソ生誕祭 オペラアリアコンサート

町内の美術館、荒井記念美術館でコンサートが行われます♪

「ピカソ生誕祭 オペラアリアコンサート」
2013年10月13日(日)
16時より

二期会所属の鈴木義弘さん、矢田部柾江さん率いる「みやび会」の北海道初の公演だそうです。

演奏予定曲目
オペラ「カルメン」より「ハバネラ」
オペラ「フィガロの結婚」より

ピカソの生誕を祝うイベントで、この日のコンサートは無料! 
さらに、通常大人1000円の入館料が無料になります。

お近くのみなさん、10月13日は荒井記念美術館へ♪

(G・I)

第10回はしご酒♪

9月10日(火)、岩内で行われた「はしご酒」というイベントに職員で参加してきました
まわるお店は全部で5軒で、事前に購入したチケットを、当日にまわるお店が書かれた地図と交換します。

はしご1

自分の好きなお店には行けないけど、新しいお店を開拓できます。制限時間は90分
制限時間内に戻ってこられた人には必ず、卵や缶コーヒー、インスタントラーメンなどの参加賞がもらえます。

さらに、今年は10回目ということで、はしご酒終了後には10万円が当たる抽選会もおこなわれるとのことで、会場は大いに賑わっていました
はしご酒に参加したお店は、スナックや居酒屋だけでなく、お寿司屋さんや料理店もいくつかあり、全部で80軒近くでした。参加者は1400名(岩内町の人口が1万4千人なので、その10分の1と考えたらすごい数?)。
若い子からご年配の方まで、年齢層も幅広く、神恵内から来ている方もいたそうです。
お祭りやイベントがある時いつも思うのですが、どこからこんなに人が湧いてきたんだ?!というくらい人が集まります。岩内人はイベントごとが好きなんですね

午後7時の花火の合図で、いっせいに飲み屋街に繰り出します♪
お店に行くと、お酒一杯とおつまみが一品つきます。おつまみは、のり巻、ソーメン、あわびの炊きこみご飯など、中には石けんのお店もあり、どのお店も趣向を凝らしたものでした。

はしご2

はしご酒の醍醐味は、新しいお店に行けることと、知らない人とも楽しく飲めることいろんな人とおしゃべりしながらわいわいできました。

午後8時半、文化センター広場に戻り、現金が当たる抽選会が行われ、大いに盛り上がりました。

はしご3

残念ながら、私たちは、現金は当たりませんでしたが、先輩がビール券とボトルキープ券が当たったので、はしご酒終了後も再び飲み屋街へ繰り出しました♪

はしご4

(G・I)
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