「木田金次郎『第一回個展』の頃」図録ができました!

好評開催中の特別展示、
生誕120年記念「木田金次郎『第一回個展』の頃」。

このたび図録ができあがりました。
(今年も遅くなり申し訳ございません)

「木田金次郎『第一回個展』の頃」図録1

今から60年前の1953年に札幌で開催された
「第一回個展」出品作をはじめ、
岩内大火(1954年)以前の
貴重な作品が数多く占める今回の展覧会。

この図録では、
表紙を含めて24ページという限られたスペースの中、
すべての借用作品(初公開作品を含む)はもちろん、
展示されている木田の1953年以前の作品を全て収録。

「木田金次郎『第一回個展』の頃」図録2

作品図版に加えて、
「第一回個展」に関する資料も掲載。
この個展の成り立ちを知ることができます。

鑑賞のお供に、鑑賞後のひとときに。
ご来館の際には、ぜひお求め下さい。

(学芸員 岡部 卓)

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「木田金次郎『第一回個展』の頃」図録
 B5判、本文20ページ(表紙含め24ページ)
 オールカラー、750円
 1階・ミュージアムショップで販売中
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Volunteer Diary

25,6,28
 開催中の6人による日本画展の作品は、私が日本画に抱いていたイメージとはかなり違う様に感じました。大作の風景画などは油彩画と見間違う様でした。既成概念を打ち破ろうとしている、それがタイトルの「鼓動する・・・」という事なのでしょうか?(S・Mi)

25,7,5
 お客様の声として、展示作品が込み合っていて鑑賞力をそぐといった言葉が出ていました。余裕を持った展示がいいのでは・・・(M・K)

25,7,10
 切り貼りと図書受入の二つの仕事。手順とか分類の目安を今までの経過をもとに要約し資料部内でも諮り共通な規準としてまとめた。テーブル掛けのビニール下に挟んであるので参考にしてほしい。なるたけ同じ要領で作業をしたいと思っている。(O・Y)

 新しい展示「第1回個展の頃」が始まって一週間。多くの団体が来館。「いい美術館だね」、「木田の立派な人格がわかった」との声が。今回の展示は、木田の人間性を出しているばかりでなく作品の変遷が見えてくるのでは。(M・R)

25,7,14
 「第1回個展の頃」が始まった。連休のせいか、お客さんがたくさん居た。「鼓動する日本画」展は明日までだが、ギリギリで今日観ることができて良かった。新商品である「金次郎飴」を購入。ピンクでかわいい。作るの大変だったろうな。ちゃんと金次郎の顔になっている。イチゴ味かな?(Y・I)

D25,7,19
 今日からミュージアムロード共同展「人生いろいろ」-さらば 我が人生―が始まりました。一点ずつ1ポイント解説がつき、一つ進む1回休むなどスゴロク感覚でまわるように工夫されていました。弾みがついてスーット頭に入ってくるようでした。5館共通の人生ゲームのようなスゴロクでは終盤「何とかがあって1回休み2回休み」の連続なので、これが人生なのか・・・と痛感しました。(S・Mi)

25,7,20
 前田さんからニュータイプの接着剤を、切り貼りに使ってと持って来てくれた。シャチハタのスタンプの要領で押せばポンと簡単!仕上がりがきれいだ。能率もいい。すばらしい新兵器。現在のステイック糊を使い切ったら大事に使いたい。(O・Y)

鑑賞スケッチノートから

○2013/6/1   茨城県つくば市 N.K様
バラの花などの静物画、岩内岳などの風景画、大火に負けぬ精神、有島武郎の小説のモデル、未だよく理解は出来ていませんが、木田金次郎の自然に対する感性と郷土愛の一端を鑑賞させていただきました。ありがとうございました。

○2013/6/2   札幌市 Y.Y様
四度目のこの美術館での鑑賞です。北海道、日本海、海、山の存在をしっかりと確認させられる。心がなごむ落ち着いた表現が大好きで、何度も訪れたくなります。他の場所(デパートとか)でも拝見しているのですが、最近毎年ここにやって来ています。

○2013/6/8   岩内町野束 O.H様
すばらしい。

○2013/6/11   札幌市 S.K様
又、来たいです。とってもすてきな絵に出会えて幸福です。たくさんの人が見てくれたら!!!

○2013/6/14   札幌市 T.M様
何点が見たことがあると思いますが、たくさんの作品で驚いてしまいます。是非次回はゆっくり来館して拝見させていただきたいものだと思います。

○2013/6/15   札幌市 I.Y様
長い間見に来たいと思っていました。今日見させてもらい、本当に良かった。満足でした。ありがとうございました。

○2013/6/19   山梨県都留市 S.S様
富士の麓から来ました。嫁の父親の生れがここ岩内。大火の話も聞いています。二度目の来館です。力強い愛情あふれた作品に感動しました。

○2013/6/19   亀田郡七飯町 S.K様
長年の夢が本日かない、嬉しかったです。大火の台風15号については、当時空知在住の高校生で風のなぎ倒した後かたづけなど思い出と木田さんが重なりました。

○2013/6/19   帯広市 H.K様
昨年の8月頃から絵にめざめ、これも根室出身(前橋)の茂木幹先生に、疎開地別海の上風連で「昆虫博士」「昆虫先生」などと呼ばれたことに因縁を覚えます。文学などがあまり必要とされていないかに見える(?)現代人の私たちの生活を、木田先生にカツ!!を入れられた気持ちがしてきます…。

○2013/6/21   赤井川村 T.S様
情熱のようなエネルギーを吸収できた。

○2013/6/22   伊達市 O.E様
今回で4回目、ありがとうございます。命の洗濯です。

○2013/6/25   横須賀市 I様
全ての絵から香りを感じました。そして感情を感じました。「ポプラ」に描かれている、その先の小道を散歩してみたくなりました。ありがとうございました。

○2013/6/27   札幌市 H.M様
NHK教育番組を見て、一度は来ようと思いました。秋の絵は秋の香りがするようで、やはり本物はひと味違うなと感じました。

平成25年度(第6期)NPO法人岩内美術振興協会通常総会開催される

平成25年5月28日第6期NPO通常総会が午後6時30分から木田金次郎美術館で開催されました。

 本定例総会の議事議案は次の通りです。
  議事第1 議案第1号 平成24年度事業結果報告に関する件
  議事第2 議案第2号 平成24年度収支決算報告・監査報告に関する件
  議事第3 議案第3号 平成25年度事業計画に関する件
  議事第4 議案第4号 平成25年度収支予算に関する件
  議事第5 議案第5号 定款変更について
  議事第6 議案第6号 任期満了による役員改選について
以上の6件でした。
定款の定めるところ、「総会は正会員総数の2分の1以上の出席がなければ開会することができない。」となっていますので委任状提出者と出席者で2分の1以上になるかどうか、心配されるところですが、今回は正会員総数44人中 出席正会員9人 委任状提出者24人書面表決1名であるので会議は成立したとの瀧澤理事長が開会宣言をし、引き続き議事に入りました。
議案第1号から第5号まで、原案のとおり、承認されました。
議案第6号の役員改選については、全員再任となりました。
総会は1時間ほどで、特に問題もなく無事に終了しました。
定款によるとNPO法人の理事・監事は正会員でなければなりませんので、正会員の会費を払って、なおかつ、無報酬で職務に従事するので、役員の皆さん本当にご苦労さまです。今後2年間、よろしくお願いをいたします。
 理事長、副理事長は理事会で互選ですので、総会終了後直ちに理事会が開かれ、互選により、瀧澤進理事長、中村聰之副理事長、前田直久事務局長、佐藤英行監事、永井惠亮監事がそれぞれ再任されました。今後とも、NPO法人岩内美術振興協会及び木田金次郎美術館の経営をよろしくお願いいたします。
議案第4号 平成25年度収支予算については、収入29,312,606円に対し、支出29,266,302円ですので差引46,304円と実質ほとんど赤字覚悟の収支予算であると思われます。平成24年度は、決算見込では黒字予想でしたが、3月の暖房費増高により、結果的に506,895円の赤字になってしまいました。予算では83,044円の黒字を見込んでいたのです。
 従って、平成24年度の予算・決算の実績から見ると、平成25年度は大幅な赤字が予想されます。NPO立ち上げのころは、冬季開館は2~3年出来るかなと思っていた訳ですから、現在ある正味財産約400万円の範囲内に収めなければなりません。
入館者を増やす努力を、学芸員のみに託すことなく、NPO役職員をはじめ、会員皆さんの英知で考えなければ指定管理者の返上問題も、俎上に載せなければならなくなるでしょう。
(M・N)

MR共同展「人生いろいろ」はじまりました

今年も 7月19日(金) から、
しりべしミュージアムロード共同展がはじまります!

後志に点在する5つの美術館・文学館が、収蔵作品を貸し借りし合って展覧会を開催しているのが、この「ミュージアムロード共同展」。

今年のテーマは
「人生いろいろ」

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人生を「幼少、青年、壮年、熟年、晩年」という5つの年代に分けて、関連する作品を展示します。

当館のテーマは
「さらば、我が人生」

作家の晩年にスポットを当て、それぞれの画家の晩年作品を中心に展示します。

期間中は、スタンプラリーや相互割引、ワークショップなどの各種イベントが盛りだくさん!
しりべしの夏はおいしいもの&見どころがたくさん!
ドライブがてら、後志美術館巡りをしてみませんか。



「人生いろいろ~さらば、我が人生~」

2013年7月19日(金)~8月18日(日)
展示室4

各館のテーマ

幼少期:西村計雄記念美術館(共和町)…こども時代 
青年期:有島記念館(ニセコ町)…青春とはなんだ! 
壮年期:小川原脩記念美術館(倶知安町)…壮年~人生まっただ中 
熟年期:荒井記念美術館(岩内町)…熟年~豊かな実りと情念
 


ナイトオープンに参加して

6月15日(土)のナイトオープンに参加しました。

『木田金次郎の12カ月』という今回の企画では、普段から親しみある作品が月別に展示されていました。
僕が印象に残ったのは、初公開の「りんご」の絵。
今まで見たのと違う色使いを感じました。9月の岩内大火後の作品、絶筆の「バラ」のエピソードもわかりやすい岡部さんの解説でしたが、最後は新商品「金次郎飴」と「金次郎の塩」のPRに熱が入っていました。

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ナイトラウンジでは、クリームコロッケ、スープ、ロールパンetc.ビールとピッタリでおいしくいただきました。

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今回、北海道銀行の職員の方と一緒のテーブルで、又知り合いが増えました。中庭で過ごしながら、ようやく初夏の到来を感じました。木田さんの絵を見るようになって十数年が経ちました。
初めての頃は「ポプラ」のように若いころ描かれた作品が好きでしたが、最近は晩年の作品「モイワ」などに惹かれます。そして、この自分の変化を思う時、町に美術館があり、作品に触れる機会を何度も持てることが、何て貴重なことだろうと思います。そしていろいろな催しでは、スタッフの熱意と工夫が感じられます。これからも岩内町で“きらり”と光る美術館であり続けてください。 (S・K)

特別展示「木田金次郎『第一回個展』の頃」好評開催中!

会期からはや10日経ってしまいましたが、
好評開催中の特別展示をご紹介します。

生誕120年記念 特別展示
木田金次郎「第一回個展」の頃


2013特別展示ポスター
木田金次郎を中心に、個展の展示作業に携わった人たち。
この展覧会を記録した貴重な写真をポスターのメインに据えました。


今から60年前の、1953(昭和28)年11月。
木田金次郎は初めての大規模個展を、
札幌・丸井今井百貨店で開催しました。
このとき木田は60歳。
ようやく市民が木田の作品に接することができる、初めての機会で、
木田にとっては実質的な「画家デビュー」でもありました。

この「第一回個展」に出品した作品を中心に、
この頃の作品を重点的に紹介するのが、今回の特別展示。
106点も展示されたという、当時の展覧会の雰囲気を、
可能な限り再現することを試みました。

この個展の翌年が、実は「岩内大火」。
個展出品作品を含む多くの作品が焼失したため、
「第一回個展」の頃の現存する作品は、大変貴重です。

「岩内大火以前」ともいえる貴重な作品を中心に、
木田の画業の礎を検証する展覧会です。

初公開作品6点を含む、全78点(全て油彩)。

(学芸員 岡部 卓)

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  生誕120年記念 特別展示
  木田金次郎「第一回個展」の頃

  2013年7月4日(木)~11月4日(月)
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「鼓動する日本画」展 ギャラリートーク 感想

2013年1月から始まった北海道で活躍する作家6名による
「鼓動する日本画」展が、
網走、札幌、岩見沢を経て6月18日(火)から岩内の木田金次郎美術館で開催されている。
期間は7月15日(月・祝)まで
木田美術館では6月29日(土)午後1時30分から3名の作家のギャラリートーク、2時30分からワークショップが開催された。
 
ギャラリートーク最初は、
紅露はるかさんで、作品は「SAMSARA」 サンスクリット語で輪廻を意味しているとのこと。
また「タカラモノ」では妊娠中に描いたもので、素材は綿布を使用し、柄のある布が絵具により透けて見えたり隠れたりと面白かった。特に雨の中3本の木(?)が傘をかぶった構図は二人のお子さんとお母さんのイメージでとても暖かい感じがした。紅露さんは日本画の中に自分を捜す事が楽しみという。

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続いて西谷正士さんの作品「海辺の道」は、能登半島にある日本海側に面した集落の風景。地図にはない忘れられた風景が好きで基本的には描きたいものを描くのだが、無くなっていくものを記録していくという気持ちをいつも持っているという。
また絵の中の間垣が丁寧に描かれているのも印象深い。

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次は朝地信介さん。朝地さんは私がデッサンを教えて頂いている岩内高校の福田好孝先生の教え子で、その縁で今回の企画があるのではないかと思う。
作品は「沸き立つ静寂」。ベニヤ板が主流でその上にベニヤ板、布、ガーゼなどをボンドで貼り色をつけていくというもの。触ってもいいというのでゆっくり触ってみた。感触は意外と凸凹を感じず布も意識しないとわからない。といってもまた平坦でもないという不思議な感触であった。基本は小さいもの、目に見えないものも拡大することによりその存在感を示すこと。私は意地悪く「病原菌でも描きますか?」と質問したら、そのものずばりではないが、自分なりにアレンジして描いてみたいと。朝地さんは完全な「無」は存在しないことをテーマにしたいという。

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蒼野甘夏さんの作品は「BATUCADA(バトゥカーダ)」。これは打楽器をイメージしたもので、神々の姿を表現している。

平向功一さんの作品は「ノーラチス」でこれはフランスのSF作家ジュール・ヴォルヌの小説「海底二万里」の架空の潜水艦ノーラチス号をイメージしたもので出航前の様子だというが、何処かの博物館にありそうな…。

また吉川聡子さんの作品は「巡る時の中で」では人はいつも何かしらを待っているという言葉があったが、人物の表情がすばらしく言葉の意味がわかった気がした。
 
最後にワークショップ。10名が参加し、美術館の庭の小石を砕いて色を作るというもの。皆真剣に絵を制作、記念写真を写して終了した。このとき小2の女の子も参加していたのだが、お母さんが以前お会いした方であったという偶然にも感謝したい(T・T)

第19回木田金次郎生誕祭開催

木田金次郎の誕生日(7月16日)に合わせて毎年開催しているイベントです。

7月13日(土)

 記念講演会  午後2時~
 
「個人名を冠した美術館の明日を語る」
講師 菅訓章氏(鹿追町・神田日勝記念美術館館長)


北海道内における個人名を冠した美術館のさきがけとして、十勝・鹿追町に神田日勝記念館(当時)が開館して今年で20年。地域に根ざした画家の顕彰を重ねてきた美術館活動のあり方について、創立期から携わってきた菅訓章さんに語っていただきます。

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 ミュージアムコンサート  午後6時~
 
 チェロ・竹本利郎氏  チェンバロ・明楽みゆき氏

展示室の中で、作品に囲まれて心地よい音色をお楽しみください。

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※どちらも入場は無料ですが、観覧料がかかります。 
※写真は昨年の様子です。
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