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サンキューアートウィーク 39@rt week

サンキューアート

明日、3月1日(金)~10日(日)まで、
サンキューアートウィークです

この活動は、アーティストの開発好明さんが呼びかけ、
3月9日を「サンキューアートの日」として、
全国の美術館などでアートを楽しんでもらおうという企画です。

数年ほど前から、西村計雄記念美術館さんからお誘いを受け、
木田金次郎美術館もこのイベントを行っています。

木田美術館の来館特典は、
西村計雄記念美術館小川原脩記念美術館有島記念館のいずれかのチケット半券を提示いただくと、観覧料が団体割引に。
ティーラウンジの全メニューを100円引きでご提供。
となっております!

また、木田美術館の半券を、西村美術館・小川原美術館・有島記念館で提示すると、団体料金で入館できるほか、なにかいいことがあるかもしれません

皆様のお越しをお待ちしております
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テーマ : 札幌/北海道の地域ネタ - ジャンル : 地域情報

Volunteer Diary

25,2,2
 切り貼り後に第4展示室へ。今日からこども展。壁一面の子どもたちの絵が目に飛び込む。ここは別世界だ。何をどう描いたものでも若々しい未来を感ずる。とにかく例年になく町内の子どもたちの作品が多くうれしい。(O・Y)

25,2,3
 父娘連れ。「寒いね」と言いながらこの風の強い日に木田と有島の関係、中谷と木田の関係に興味を持つ。帰りにグッズを求めてくれる。中に「生れ出づる悩み」の文庫本も。老夫婦「孫の絵を見に来た」とこども展を見ている。(M・R)

25,2,8
 開催している「ふるさとこども美術展」の作品で<館長賞>「無邪気な弟」が好きになりました。じっくり見ると実に繊細で少年と犬の視線がちゃんとついていて難しい雪も上手に表現されているなあと感じました。岩内、中学2年生でした。(S・Mi)

25,2,10
 「ふるさとこども美術展」鑑賞。作品の多さにびっくり。展示室のずいぶん上の方まで作品が展示されている。張る作業、大変だっただろうなあ。いろいろある題材の中で「除雪自動車」という題材が雪国北海道らしいと思った。ふるさとの風景は、いろいろあってそれぞれ違って面白い。(Y・I)

25,2,16
 14日、取材で照井さんと岩内一中美術部へ。何か制作中の生徒が元気に挨拶する。純で明るい声。みんな熱心に取り組んでいる。チームワークの良さが一目でわかる。顧問の先生は技術的にも高いものを持っていますよと言う。来年も期待できそうだ。(O・Y)

25,2,17
 昨夜はナイトオープン。参加者60名ほどと多く、ボランティアメンバーも参加し、いい交流会となった。今日は日曜日とあって入館者多数。こども展に親子連れ、「ああ、入選している」「じょうずでしょう」と子供に声をかけていた。両親、祖父母も来てくれるいい展覧会。(M・R)

25,2,20
 昨日こども展撤収作業。画鋲を取り学校別に仕分けする。2000枚近い絵の山。難攻不落の相手にてこずる。職員にボランティア3名、汗びっしょり。学年別の作業は申し訳ないが午後職員にお任せ。かがんだり伸びたり分けたり膝がくがく目は血走る。(O・Y)

25,2,22
 テイ-ラウンジのカウンターにある『NAMARA』という北海道の観光情報誌にしりべしミュージアムロードが紹介されていました。人物相関図や多くの写真を駆使していてすごいインパクトだなと驚きました。「何と言っても有名なのは漁師から画家になった木田金次郎だろう」とありました。これは保存版です。(S・Mi)

鑑賞スケッチノートから

○2012/12/19   札幌市 H.M様 
ちょっと人とは違う見解をしているかもしれません…。
岩内大火のあとも絵を描き続けられたのは、木田さんがかつて漁師だったからではないかと思っています。お子さんが3人生まれたあとの「残雪」の絵の具の色が薄めなのは、油絵具を経済していたからなのかしら?その少しあとから経済的に安定してきたらしいので絵具の量もすごい。バラ他、花の絵も、りんごの絵もステキでした。

************************

DSC07063.jpg

このブログでご紹介している感想などは、「鑑賞スケッチノート」に書き込まれたご意見です。
「鑑賞スケッチノート」は、展示室の出口にを置いてあり、どなたでもお気軽に書き込めるようになっています

展示の感想・美術館に関するご意見など、たくさんの声をお待ちしております。

どんざ忌朗読余話

第18回「どんざ忌」は、道新、町広報で取り上げられ話題となりました。
いままで継続してきた当館の諸活動が町民に知れ渡り、多くの人が行事に参加されることを望みます。

どんざ忌3

さて、今回は「生れ出づる悩み」の第二章後半の朗読でした。
作者の青年に対する思いと、青年の手紙文です。

書状は木田金次郎が実際に、大正6年(1917)に有島武郎に送ったもので、デッサンにとりかかるまでの経緯がつづられています。その中にひきつけられる一節がありました。
「私ノ町ノ知的素養ノ幾分ナリトモアル青年デモ、自分トイフモノニツイテ思ヒヲメグラス人ハ少ナイヤウデス。青年ノ多クハ小サクサカシクヲサマッテヰルモノカ。ツマラナク時ヲ無為ニ送ッテヰマス。デスガ私ハ私ノ故郷ダカラ好キデス」
この個々が閉じこもり遊離していることに木田のいらだちが伝わってきます。
この年、木田は有島に狩太(現ニセコ)で会い、自分の心情を吐露したのでしょう。翌年、小説「生れ出づる悩み」が生まれたのでした。

生れ出づる悩み
表紙は今をトキメク岡田将生さんです。

やがて大正11(1922)年7月に有島は来岩し、講演会を行いました。
町役場議事堂に200余人の聴衆が詰めかけたといいます。
同年の10月に有島は個人雑誌「泉」を創刊しました。この雑誌は岩内で60余名もの購読者がありました。
雑誌「泉」の書名に因み、岩内の有島愛好者は「白水会」という組織をつくりました。
木田(29才)の求心力、そして当時大学出の組織と行動力のある佐藤弥十郎氏(32才)を中心に40数名が団体を結成したのです。文化・芸術の普及、科学の啓蒙、小樽商大、北大の弁論発表、政治運動と大正デモクラシーの潮流のなか岩内の熱血漢が集い時代を切り開いていったのです。
(M・R)

木田金次郎美術館新年会

新しい暦を開く。
幸が待ち居る如く希望が膨らむ。
今年一番の行事、新年会が1月24日行われた。
日頃、美術館に深く関わり、見守ってくださっている方々、館の職員、ボランティアの総勢30名が集まり会場へ。
港町岩内らしく、魚介の料理が多く、ワイン、ビール等頂きながら、隣同士話がはずみ、後半はビンゴゲームに興じ、次々と地産地消の景品(たらこ、食パン、おやき、鍋焼きうどん、どらやき等)をゲット。

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最後は館長とジャンケンで景品が終了するまで、和やかに続き、定刻まで楽しく過ごさせて頂きました。
今年もまた皆様に助けていただきながら、頑張っていきたいと思います。(S・K)

絵と岩内大好き 南田宰子さんに聞く

「ビューティほしの」さん
南田さんのお仕事先の美容室に行く
まず見せていただいた作品は30号の「岩内第2楽章」
昨年美術協会秋季展出品のこの1点にはいろいろな思いが込められている。

久しぶりに揃った家族が岩内海浜で遊んだ夏の一日、遠くにホリカップが見える砂浜で興ずる様子を大胆かつ精緻に描き、さらに画面全体にフランス刺繍で白い花柄模様を程よく貼り付けた。
ありきたりの風景画とは一味違い目にした瞬間、家族への繊細な心遣いと豊かな情感が伝わってくる。

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南田さんは岩内高校美術部に入ったが、顧問の大地康雄先生や先輩に恵まれ美術の楽しさを知る。
東京在住当時ルノアールの海を描いた絵を見て感動したが、故郷に戻って木田の「波」を目にしてルノアールより遥かに海や波をリアルに描き切っていると気づいた。
木田の波には気持ちが入っていると思った。

町内の絵画サークルで絵を描き続け、昨年から美術協会で活動している。
生まれ育った岩内の自然や風土が大好きで絵にしたい素材も多く創作意欲が掻き立てられる。
また岩内の人は美しいものに関心高く絵を見る目も確かだ。
これからもこの岩内の地を意識して自分らしく素敵な絵を描きたい。
題材は自然や花。
また、一昨年南イタリアに行き新たな驚きや発見もあったので旅行もして描いてみたい。

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絵の魅力?…見ても描いても自分が無になれる。何も考えずにその絵に集中できること。

木田美術館?…岩内にとってとても大事なもの。この町は木田美術館で救われている。私はそう確信し、どこでも誰にでもそう言っている。

忙しい中、時間を割いて話していただいた。

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美術館の正面に大きめな花鉢が3個、ゴージャスな季節の花が来館者を迎える。

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あれはお姉さんの星野さん、友人の平野さんのご好意によるもの。感謝しています。
これからも南田さんならではのセンスある華やかな絵を描いてください。

・・・第3楽章、待ち遠しいな・・・

(O・Y&G・I)

団体賞に輝く!≪岩内第一中学校美術部≫訪問

2月14日、一中取材に行く。
ふるさとこども展団体賞初受賞の快挙で入賞入選も5点。
町民や関係者にとってこんなうれしいことはない。その秘密を探ろうと思った。
美術室。ここが部の活動場所だ。

一中 1

1,2年生中心の女子部員が十数名待っていてくれた。
男子がいないのが残念。
何か細密な縦線横線が交錯した方眼紙に一ます一ます丹念に色をつけている部員もいる。

一中 9
きゃーぁ 翔君だ!!

全体のイメージは人物だが幾何学的な一風変わった感じの絵?そんな思いをチラと抱きながら話を聞く。

一中 4

部活の楽しみは? 

・みんなでおしゃべりしながら絵を描くこと。
・だんだん上達していくのが楽しい。
・他の人の絵をみてそれを参考に自分もがんばろうと思うこと。
・わからないことを聞いたり教え合ったりすること。等

一中 2

部活でどんな制作をするの?

・絵 : 人物画や風景画(校内の勉強シーンをカメラに撮りそれを絵にすることも)
・ドット絵 :(入室して目に飛び込んだあの作品だ。PCソフトを使って対象を約5㍉の方眼に細分化し、ますごとに彩色するユニークな絵。根気が要る!)
・イラスト : クロッキー

一中 3

作品の発表機会は? (これは先生からお聞きしました。)

・木田美術館のふるさとこども展 
・有島記念館絵画展 
・北海道教育美術展

部員から見た神山先生は?

・思ったことを率直に言う。
・いろいろアドバイスしてくれる。
・私たちのために一層懸命だ。

一中 7
中山先生 と 神山先生

中山先生から見た美術部は?

・どの部員も技術のレベルが高い。また制作に落ち着いて取り組める。
・来年も成果が期待できますよ。

快く取材に応じていただき有難うございました。
自分の言葉で話してもらい感謝しております。
廊下の掲示板で作品を定期的に張り替えたり、作品展に出品し入賞した絵の紹介もされており、普段の活動の積み上げが感じられました。

一中 絵1
どの絵も力作ばかり
一中 絵4

一中 絵7

顧問の先生への信頼感もビンビン伝わり、これからの活躍を楽しみにしています

がんばれ!! 一中美術部

…秘密? そんなのは特になかった。
わかったことは毎日の活動の集積、部員と顧問の一体感だった…。 

一中 8
学校全体がしっかりしていて、さわやかな生徒達でした。

(O・Y&T・M)

冬のナイトオープン

今年は例年にない寒さと大雪で、雪かきに追われる毎日ですが…と毎年言っている気がしますが、
今、開催中の『木田金次郎と中谷宇吉郎』展で紹介させていただいている「雪博士」の中谷宇吉郎は
『雪は天から送られた手紙である』というステキな言葉を残しています。
きれいな雪を見ることが出来るのもあと少し…雪に包まれた静かな美術館に心と体を癒しにいらっしゃいませんか?

2月16日(土)18:30から20:00まで
『冬のナイトオープン』を開催します。

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2010年の様子

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2011年の様子

学芸員による展示解説のあとは、ティーラウンジでくつろぎのひとときを過ごしましょう
みなさんのお越しをお待ちしております。
**********************
冬のナイトオープン
2013年2月16日(土)
18:30~ 展示解説
19:00~ ナイトラウンジオープン
参加費 1,000円        
**********************
(T・M)

冬のワークショップ2013!

12月27日、1月9日、木田金次郎美術館、冬の二大ワークショップが開催されました。

12月27日は、次の年のカレンダーを作るワークショップ
「なが~~~い巳年カレンダーをつくろう!」を開催しました。
美術館で用意した、へびの形に切った段ボールに、オリジナルのへび柄を貼っていくという内容。

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持参したシールや折り紙、レースやビーズなど、いろんなものを貼りつけていきます。
へびの形は同じなのに、柄はみんな違う!

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最後の仕上げは、カレンダーを貼る作業!
これがなくちゃカレンダーにはなりません。
両端があいている透明なケースの中には、長いカレンダー。
中の紙を引っ張ると、日付を動かすことができて、一年中使えるという仕組みになっています。
上に曜日を貼りつけて…出来上がりです☆

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みんな上手にできました。


年が明けて1月9日は、岩内高校の美術部生徒が企画・進行するワークショップです!
「紙粘土で小物入れを作ろう!!」です。
絵を描くことが苦手なお子さんもいるかもしれない…ということで、粘土なら気軽に作れるかなと考え、紙粘土を使うワークショップにしてくれたそうです。
まずは、白い紙粘土に色をつけます。ビニール袋の中に紙粘土を入れ、水彩絵の具を少し入れます。
そしてビニール袋をこねこね。手を汚さずに、色をつけることができます。

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用意した瓶や箱に、思い思いの色をつけた紙粘土をつけていきます。

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どんどん乾いていくので急いで。乾く前に、ビーズやビー玉などを埋め込んだり、レースをつけたり、中には羽を持ってきて、つけている子もいました。

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完成。個性的な小物入れができました!

二日間とも参加してくれた子も何名かいて、両日とも保護者を含め30名以上の方が参加してくれました。
こんなに大盛況なワークショップは久しぶりで、高校生のみなさんもたくさん働いてくれました。

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参加者の皆さん、お手伝いに来てくれた高校生の皆さん、ありがとうございました。

公式HPでは、今年度のワークショップの様子をまとめました。
こちらもあわせてごらんください
(G・I)

「ふるさとこども美術展」展示作業

第18回「ふるさとこども美術展」の展示作業が、
展示室4で1月31日午前10時より行われました。
美術館スタッフ、濵上俊治氏、美術館ボランティアによる作業でした。
360点の作品は、東側壁面(正面)に大賞12点、南側に佳作、入選作品と6~7段16列、北側に6~7段28列、入口側に6~7段7列が展示されました。
昨年は美術館が改修工事中だったため、「こども美術展」は岩内地方文化センター・ホワイエで行われ、堅いパネルが使われたため、画鋲の先が折れ曲がっていました。
使える画鋲を選びながらの作業でした。
作業に携わった皆様に感謝申し上げます。(M・R)
                
展示作業2
東側(正面)

展示作業4
北側

展示作業3
西側(入口側)

展示作業1
展示作業(南側)

壁一面に作品が貼られた展示室は圧巻です。
こどもたちのパワーが漲っています。
展示作業をしながら、
「この子、去年も展示されたよね。」とか
「同じひまわりでも、描く子によってこんなに違うんだね。」とか…
先生の顔を描いた数枚の作品を貼りながら「この先生に会ってみたいね。」「見に来てくれないかなぁ。」などと話しながら、高いところは脚立に乗って、低いところは這いつくばっての作業は、とても大変でしたが楽しかったです。
是非是非、多くの方に見てもらいたいです。(T・M)

雪 に 泣 く

今年の冬は、12月に雪が降り始めた途端シンシンと降り止まず、そのまま1月に入ってしまった気がします。
なので、雪に閉ざされた日々がとても長く感じますが、

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札幌では初雪で根雪という異常事態の冬のスタートでした。

美術館ボランティアには隣町から車を運転して向かうのですが、冬道になると時間通りに着かない、どこで通行止めになるか(事故発生の車両処理や排雪作業のため)わからないという、ハラハラドキドキの道行きになります。
今年は積雪が多くしばれているので、運転者みなさんがこの苦労を体験してるはず・・・・・。

岩内の中心地に入るガベ坂を下り左折すると、ギンザ通りから始まる商店街があります。
視界不良の猛吹雪の中、この坂を下り信号機が見えたときどれほど安心するか。
荒海の中の灯台です
ホッとして商店街を走り出すと、車道を歩く人が意外にもいるのです。
歩道除雪がされていず、車道の方が平坦で歩きやすいのでしょうが、運転者にしてみたらヒヤッとするどころではないのです。

商店街がシャッター通りになると、店舗前の除雪も営業中のところに限られ、閉店した店の前は歩道が雪の小山になっている。
そこを足の弱い方が歩くのは大変不便らしいのです。転倒するか交通事故に遭うかの二者択一は、あまりに恐ろしい話しです

美術館に着き隣の駐車場に入るときも、冬の間は半分ほどしか利用スペースがありません。
除雪の山が出来るので、何台分かは占領されます。そして驚くべきことに、放置車両があるのです。
4.5日経過すれば車は真っ白に覆われ、オブジェになっているし、そこから車がでたあとは型抜きのように積雪が残りとても後から駐車出来るようなスペースにはならないのです。
せっかく駐車場に排雪車が入っても、放置車があるときれいに雪除けが出来ません。なので路面はガタガタに波打っていて、パリダカのラリーのような気分で、停められそうな場所を探すのです。
これは車で美術館に通う際の体験ですが、徒歩で通われる方にはまた別の苦労があるはずです。

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冬場はいつもこの繰り返し。予算削減で除雪排雪の回数も減っているので、各自の努力で雪国生活を何とかやり過ごしているのが実情です。

雪が降ってこその北海道、そして私たちの感性の源であるとは思いつつ、あまりの雪に泣いてます
(S・K)

新作ポストカード紹介 ―第10弾―

2月5日(火)から11日(月・祝)まで開催される
『さっぽろ雪まつり』大通会場のすぐ近くに札幌市時計台があります。
札幌市のカントリーサインにもなっている時計台は1878年に旧札幌農学校演武場として建設されました。

時計台

木田がこの作品を描いたのは1956年頃。

岩内町で創作活動をしていた木田を支援していた北海道銀行初代頭取である島本融氏が、北海道銀行創立5周年を迎えたのを機に書かれた書籍『銀行生誕』のために、木田が北海道各地を回り描いた作品の中の1点です。

「がっかり観光地」などと言われてますが、135年たった今でも昔とかわらず正確に時を刻み、鐘を鳴らし、木田金次郎が見て描いた時計台を今も見ることができるということは、とても幸せだなぁと思います。

雪まつりを見た後にちょっと寄り道で時計台へ…

頑張って寄り道で岩内まで来ていただけると嬉しいな(T・M)

第18回ふるさとこども美術展始まりました!

2月2日(土)から、「第18回ふるさとこども美術展」が始まりました。
展示初日の10時30分からは表彰式が開催されました。参加者は、入賞した児童・生徒のみなさんと、保護者や付き添いの学校の先生など、多くの方にお越し頂きました。

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木田金次郎賞に選ばれたのは、岩内町立岩内中央小学校4年生の野澤聖央君の作品「岩内神社」。
複雑な屋根の部分の丁寧さや、木々の緑色の工夫が評価され、見事最高賞に輝きました。

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表彰式ではちょっと緊張気味。

賞状と副賞の授与が終わり、審査委員長である坂口美津雄さんから、上位に選ばれた20点の作品について、一点一点丁寧に講評してくれました。

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表彰式終了後も、坂口さんに絵の講評をしてもらっている熱心な子もいました。
絵の前で写真を撮ったり、絵を見ながら話をしたり、毎年の光景ながら、微笑ましく見てしまいました。

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受賞されたみなさん、おめでとうございました!
展示は2月17日(日)まで。入場無料ですので、個性溢れる子どもたちの作品を是非見に来て下さい。
(G・I)

第18回ふるさとこども美術展審査風景

1月23日、ふるさとこども美術展の審査が行われました。

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床一面に作品を並べて…

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迷います!

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じっくり審査します。

1824点もの作品が寄せられましたが、スペースの関係上限られた数しか展示できません。
せっかく描いてくれたのに展示できなくてごめんなさい、そんな気持ちで審査にあたりました。

選ばれた360点の作品は、明日2月2日から2月17日まで木田金次郎美術館展示室4で展示されています。
こどもたちの純粋な心とまなざしが感じられる作品に、ぜひ会いにきて下さいね。
入賞者はこちら

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んんん~どれもいい作品です!

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最終選考!

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明日の表彰式の準備も完了!

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めざせ!木田金次郎
第18回ふるさとこども美術展

2013年2月2日(土)~2月17日(日)
木田金次郎美術館 展示室4 入場無料

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(O・M)
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