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Volunteer Diary

24,12,26
 寒波で震え上がる日々。明日が24年美術館最終日。二十代男女のペアが時間かけて何時間もじっくり見ている。杉山さん、前田さん、森さんと私の水曜メンバーで納めのボランティア。来年もまた変わらぬ一歩をしっかり踏み出そう。(O・Y)

25,1,3
 美術館までの歩道、浜風が真っ向に吹きつける。一歩、一歩踏みしめながら進む。今年の切り始め。1週間分の新聞が私を待っている。暮れのカレンダー作りワークショップの記事が写真つきで道新にあった。物作りって楽しいのかみんなとてもいい表情だ。(O・Y)

25,1,11
 今日きだび図書館に入り、ゆったりとした時をすごしました。ポプラの会資料部のスタッフが1枚1枚切り取るところろから積み上げてきたスクラップを手に取るとちょっと「ジーン」としてしまいました。(私は時々調べ事で見せてもらう係です!)(S・Mi)

 25,1,13
 すっかりご無沙汰してしまいまして申し訳ありません。美術館に来るのはいつ以来でしょうか。最後に来たのは6月のナイトオープンだった気がします。今年も皆さん、宜しくお願いします。久々の美術館は静かで日常の慌しさを忘れさせてくれます。心が落ち着きます。展示室4に本棚があって驚きました。不思議な感じですね。(Y・I)

25,1,23
 冬の青空が眩しい。④でこども展審査中。長時間かかりそうだ。昨日きだび図書館撤収作業をしてこの部屋も原状復帰した。前後と奥が大量の本にすっかり囲まれたいつもの仕事場にもどった。(O・Y)

25,1,24
 今夜は新年会。ボランティアは5:30美術館集合。「波稲」のトップページを飾る写真を撮るためだ。いつも会議や仕事をするスタッフルームが最適なんだが、十数人もとなると狭すぎる。展示室で木田の絵を背景にみんないい表情でパチリ。担当の記者さんが会のことを杉山会長さんに二、三聞く。3月号らしい。写真を撮り少しウキウキした気分で新年会の会場へ向かう。(O・Y)

DSC06812.jpg

25,1,27
 新聞の切抜きをし、図書のラベルを見て順番が正しいかどうかをチエックした。今年はできうる限り資料整理を手伝いたいと思っています。(K・Y)
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セブンイレブン万代店さんありがとうございました!

日曜日のことです。
午前中に来館したお客さんが、駐車場で車を停めようとしたら、車が雪に埋まってしまい、身動きが取れなくなってしまったと、受付に来ました。
そして午後、またしても来館したお客さんの車が雪に埋もれ、身動きが取れなくなってしまいました。

午前中のお客さんは、女子職員2名がスコップを持って雪をかき分け、車を後ろから押しても無理だったので、近くの交番に応援を頼み、お巡りさん二人と職員二人で車を押し、なんとか雪の中から救出できました。
午後のお客さんは、個人的にロードサービス会社を呼んで、車を引っ張ってもらい、なんとか出ることができました。

木田金次郎美術館は、道路を挟んだ向かい側に「木田金次郎美術館・道の駅駐車場」という看板も設置している観光客様の駐車場があります。

DSC06902.jpg

しかし、一年中、美術館のお客さんではない車の駐車が多すぎるのです。冬の間は、排雪した雪もあり、駐車スペースが限られていて、さらに停められる場所が少なくなります。

DSC06901のコピー

美術館の駐車場にもかかわらず、美術館に来館するお客さんが車を停められないのです。
夜通し停めている車や、業者の名前が入ったトラックなどもあり、町が除雪を委託している業者さんも除雪をしたくても、車があるので除雪出来ない状態…。中には、いつから停めているのかわからないくらい長期間停めている車もあり、雪に埋まり、春まで出られないような車もあります。

結局、長期間駐車をしている車が無理矢理出た後の駐車スペースは、雪や氷でガタガタになり、先日のお客さんたちはそこに駐車しようとして埋まってしまったのです。

その日の午後、少しでもお客さんの駐車スペースを確保しようと、館長と職員二人で、お客さんが埋まってしまった場所の雪かきをしていました。
固まった雪や氷を割って、排雪して…の繰り返し。
三人で作業していても、なかなか進みません。

30分ほど雪かきをしていたところ、他の場所で埋まった車を救出するために、「セブンイレブン万代店」さんのミニ除雪車がやってきました。
無事車が救出されたところで、館長が事情を話したところ、ありがたいことに、除雪をしてくれることになりました!

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30分かけて三人でかいでもガタガタだったところが、セブンイレブンさんの御厚意のおかげで、あっというまに除雪され、二台分の駐車スペースが確保されました!

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セブンイレブン万代店さん!本当にありがとうございました!パンやおにぎり、買いに行きます!

空いた二台分の駐車スペースには、美術館のお客さんのために、「木田美」とスプレーしておきました。

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その日は車が停められていませんでしたが、今朝見たら、すでに心ない方に停められていました。

今週の2日(土)は、「第18回ふるさとこども美術展」の表彰式があり、入賞されたお子さんや、そのご家族の方など、多くの方が来館します。その日までに、なんとか駐車スペースを確保できるよう、美術館で対策を考えていますが、無断駐車が少しでも減ればよいのですが。

もし、表彰式に来られる方がこのブログを見てくれていましたら、2日当日、美術館駐車場に空きがない場合は、申し訳ありませんが、隣の岩内地方文化センターの駐車場に停めていただければと思います。ご迷惑をおかけしますが、どうぞ宜しくお願いいたします。

 どんざ部反省会

12月5日(水)清寿司本店にて、どんざ部(ブログのためのスタッフ会議)のメンバー6人+館長で一年間の反省会を行いました。
大森部長の挨拶で始まった反省会…メンバーのそれぞれが反省していること、感じたこと、改めた方が良いと思うことなど話し合いました。

反省会2

平成16年4月から当初のHP「どんざ丸」を始めてから8年。これまでを振り返り、HP開設に関わった方たちの情熱と努力、ゼロから一を生み出す苦悩や続けることの難しさ…木田金次郎美術館は多くの人達の熱意に支えられているなぁと改めて実感。
最初はちょっとした文章を書くのにも四苦八苦で、記事を書くのが嫌でしたが、この頃は少しだけ慣れてきました。まだまだつたなく、意味不明な文章になっているかもしれませんが、これからもがんばっていきたいと思っています。というのが私の反省です。
木田金次郎美術館に関わる人たちのたくさんの思いが詰まったブログ『どんざ丸』、多くの皆さんに見て、楽しんで、そして美術館に来たいなぁと思っていただけるよう、これからもより良いものを発信していきたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。 (T・M)

反省会1
なまら うまいっしょ!!  

鑑賞スケッチノートから

○2012/11/15   黒松内町 M.A様
「バラ」という絵がとっても美しく、すごく良かったです。いつかここに、また来ますね!

○2012/12/19   札幌市 S.K様
念願の美術館訪問、出来ました。時間が不足してじっくり観られず残念でしたが、又、足を運ぶつもりです。
次に又、違う作品に出会えることも楽しみとして…。

 新作ポストカード紹介 ―第9弾―

椿の花を思い浮かべるときは、花弁は赤くうっすらと雪に覆われた寒椿の姿。

椿の図のコピー

冬から春にかけて開花する、寒さに耐える花に、古来から日本人が親しみを感じています。
品種改良が繰り返されたので、園芸品種は200種以上といわれていますが、それでもこのポストカードの緋色が、一番椿らしいと思うのです。
サインからは、1/11のスケッチと判ります。
モノトーンの冬の北国暮らしの中、鮮やかに浮かぶ花を切り取って描いた作品です。(S・K)

木田金次郎美術館ボランティア「ポプラの会」の多士済々

町民みんなでつくる美術館を標榜する木田美術館は、建設時より町民の皆様の様々な形での積極的な参加を頂きました。
その一つに美術館前庭への植樹がありました。
桜や灌木のライラック、ツツジなどです。
これらの樹木の冬囲いは寒風にさらされてやる作業ですから、私などは、北海道の樹は自然界では雪に耐えなけ
ればならないのだから、自然のままが木々にとって良いことなのだと屁理屈をつけて、つらい作業を避けてきました。
ポプラの会ではサービス部、資料部、群暉部、研修部、ドンザ部のいずれかの部会に所属しますが唯一どの部にも属さずに活動している会員がおります。
その活動内容は町民の皆さんから頂いた樹木を雪から守る「冬囲い」です。
ポプラの会員としては美術館の管理運営に大いに貢献して居ると自認しておりますが、指定管理者であるNPO法人岩内美術振興協会が一番ポプラの会に感謝しているのは「冬囲い」作業ではないだろうかと思っております。

冬囲い2

この作業は、ポプラの会が組織的に行っているのではなく、一会員の技能奉仕によるものなのです。
この会員はボランティア加入の時から「自分は自分で出来る活動だけで良いのならボランティアに登録する」という約束でのボランティア参加でしたから、定例会議や各種イベントへの出席はありませんでしたが、ボランティアの在り方を考えさせてくれる活動でありました。
冬囲いの技術はそれは見事なもので、その仕上がりの美しさは、プロ級のものです。

冬囲い1

感心するのは蓆(ムシロ)を使わず、葦(ヨシ)で編んだ菰(コモ)をつかうのです。葦で編んだ菰は大変風情があります。
冬の美術館前庭の冬囲いも十分見る価値がありますよ。
是非皆さんのお出でをお待ちしています。(M・N)

手前味噌ですが論文を

美術館に限らず、博物館施設の「学芸員」の大きな仕事の一つに、
「研究」が挙げられます。
普段開催する展覧会も、研究の一環といえるのですが、
あらためて研究成果を発表する場というのは、
実はありそうで、少ないのかもしれません。

発表の形のひとつが論文です。
大きな館には「紀要」というものがあって、
学芸員の研究成果が公開されますが、
小規模な博物館施設では、機会がないのが実情。

当館を含む、北海道内の美術館学芸員が参加している組織、
「北海道美術館学芸員研究協議会」では、
昨年度から、年1回発行する会報に、
発表報告のほかに、「紀要」を加えることとなり、
その最初の発表者として、
私と、網走市立美術館の古道谷さんが論文を執筆しました。

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北海道美術館学芸員研究協議会会報
『NORTHERN OWLS』第21号
(2011年3月発行)



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私の論文は
「岩内における橋浦泰雄・田上義也と木田金次郎の交流をめぐって」。


2007年「橋浦泰雄―旅への導き」展、
2010年「田上義也―北方建築の種」展
を開催した経験をふまえ、
新たに触れた資料を基に、書き起こしたものです。

実はこれを記すきっかけは、
2008年7月に、橋浦泰雄の故郷・鳥取を訪れ、
鳥取県立図書館にある、
橋浦泰雄宛ての木田金次郎書簡を閲覧したことでした。

そのときの模様はこちら、
「どんざ丸」記事:鳥取の旅  http://donzamaru.blog121.fc2.com/blog-entry-346.html

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手前味噌ながらもう一本。
全国唯一の美術館組織である、
「全国美術館会議」が昨年から発行している機関誌『ZENBI』。
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「全国美術館会議」機関誌
『全美フォーラム』2号(2012年8月発行)に、
「個人美術館としての活動の広がり」という原稿が掲載されました。


こちらは、「木田金次郎の交流圏」という、
当館が取り組んできた大きなテーマのひとつ、
「北海道銀行コレクション」の成り立ちについて触れたものです。

いずれの論文も、様々なご縁から、機会をいただいたもの。
たくさんの方にお世話に、
(締め切りなどで)ご迷惑をおかけしながら書いたものです。


きだび図書館2012「木田金次郎の本棚」開催中ですが、
この二つの拙文も、ご一読いただければ幸いです。

(学芸員 岡部 卓)

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きだび図書館2012
木田金次郎の本棚
1月20日(日)まで 展示室4 入場無料
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木田金次郎の本棚(24) 『時の余白に』

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『時の余白に』

読売新聞日曜版に永く美術エッセイを連載されてきた、
芥川喜好さん。
木田金次郎の作品も、二度取り上げていただいており、
木田を知るきっかけとなった方も多いかもしれません。

その芥川さんが、
読売新聞の毎月最終土曜日に連載しているエッセイが、
「時の余白に」。
決して目立たないけど、心をとらえる作家や作品を、
芥川さんが全国各地を巡り、綴っている連載です。
これを一冊にまとめたのが、本書。

実は、この連載にも、
木田金次郎のことが二度取り上げられています。
一回目は、岩内大火から55年の節目にあわせて、
芥川さんが初めて岩内を訪れて、作品と対面した時のこと。
「どんざ丸」でもご紹介しました。

(「岩内漁港の岸壁で」2009年9月)
http://donzamaru.blog121.fc2.com/blog-entry-203.html

二度目は、東日本大震災の直後。
大火から立ち上がった木田のことを、
全国に再び発信してくださいました。

(「想定の外を見ていた人」2011年3月)
http://donzamaru.blog121.fc2.com/blog-entry-426.html

日曜版のカラー連載と異なり、
文章で取り上げている作品の図版はありませんが、
丹阿弥丹波子さんの版画作品が、しっとりと寄り添っています。

ぜひご一読を。

(学芸員 岡部 卓)

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『時の余白に』
芥川喜好著 みすず書房
2012年4月発行

この本は、1月20日(日)まで開催中の
きだび図書館2012「木田金次郎の本棚」で紹介しています。

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木田金次郎の本棚(23) 『還りなき旅路にて』

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『還りなき旅路にて』

この本の著者、本田成親さんは数学者・作家。
全国各地を旅し、その模様をエッセイで発表されています。
当館の開館10周年記念で開催した「渡辺淳・貝井春治郎展」の折り、
「地方文化にいま一度誇りを」と題して講演をいただきました。

ちょうど1年前、2012年1月に刊行されたこの本は、
本田さんが朝日新聞のインターネットサイト「AIC」に、
「自詠旅歌愚考」と題して10年間連載したものを一冊にまとめたもの。
旅先で本田さんが詠んだ歌と出会い。
岩内を訪れた時のことも、記されています。

この本の表紙は、本田さんが旅を通じて結びついた、
福井県若狭の画家、渡辺淳さん。

様々な縁を感じることができる一冊です。


(学芸員 岡部 卓)

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『還りなき旅路にて』
本田成親著 木耳社
2012年1月発行

この本は、1月20日(日)まで開催中の
きだび図書館2012「木田金次郎の本棚」で紹介しています。

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木田金次郎 第18回『どんざ忌』 追福

平成24年12月15日(土)午後5時から第18回木田金次郎美術館『どんざ忌』が催されました。
木田金次郎の遺影と五十嵐俊治氏の力のこもった“どんざ忌”の一文字が見守る展示室4で献花と朗読が行われました。
そこには、平成の「生れ出づる悩み」2012と前回の2010の公募で入選した俊英たちの絵画が取り囲んでいました
第一部は岡部卓学芸員の進行で行われ、まず献花が参加者全員により捧げられました。

どんざ忌1

その後、朗読となりました。
有島武郎「生れ出づる悩み」の朗読は木田美の行事として3年前から始められました。
ボランティアメンバーの活動の場とし、初回は高橋照子さんと杉山捷子さんが、昨年は水戸ふみ子さんによる精魂込めての口誦が行われました。
今回は11月のボランティア会議で大森良男さんと私(森柳司)に役割があたえられました。
「生れ出づる悩み」の第2章後半の部分が美術館から指定されると大森さんはすぐに打ち合わせを行い、役割と流れを構成しました。
BGMが必要ということで急遽、斉藤美智子さんに依頼することとなりました。
多忙にもかかわらず、すぐに
1.バッハのフルートソナタ「シチリア―ノ」
2.ラフマニノフ「ヴォカリーズ」
3.ヴィバルディー「四季・冬」
4.フランシスレイ「さらば夏の日」歌:由紀さおりを選曲しCDに収めてくれました。
最後の読み合わせには、杉山会長、岡部学芸員が立ち合い、斉藤さんには効果音を調整してもらいました。
当日は、大森さんによる木本青年を案じる真摯な作家の語らいですすめられ、手紙文は私がどんざ姿で登場し朗読しました。

どんざ忌3
左】大森さん  右】森さん

文学の一端でもかもしだせていたら幸いです。
第二部は、ティールームとロビーに参加者が集ってのなごやかな交流会です。
西村計雄記念美術館、荒井記念美術館からも関係者がかけつけてくれました。
料理はホッケのすり身汁、炊き込みご飯、おでん、手作りケーキなど、お手伝いの吉田玄一さん、元職員の吉田まり子さん、美術館スタッフの腕をかけてのごちそうでした。

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遺族である木田敏斌さんは、今年もはるばる関西から参加されました。
第18回『どんざ忌』は天候に恵まれ無事終わらせることができました。合掌 (M・R)

木田金次郎の本棚(22) 『〈緑人社〉の青春』

現在展示室4で開催中の
きだび図書館2012「木田金次郎の本棚」

今回も、当館が収蔵する約1500点にのぼる
図録や画集などの図書資料を紹介していますが、
木田に関する図書も特集して紹介しています。

その中でも、
2011年から2012年にかけて刊行された本について、
ご紹介します。

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『〈緑人社〉の青春』

2011年暮れに刊行されたこの本は、
まさに木田金次郎の若き日について焦点をあてたもの。
著者の亀井志乃さんは、有島武郎などの研究を続けてこられた研究者。

時は大正時代、
木田の青年期に交流があった、同世代の小樽の青年、
早川三代治、高田紅果との書簡のやりとりを丹念にたどり、
これまで知られていなかった、木田の創作への想いや、
当時の岩内と小樽を結ぶ、文化交流にも考察した論考です。

700ページ余のこの本には、
当館でこれまでご紹介した、橋浦泰雄、田上義也なども登場します。
木田ファンにとっては、読み応え十分な一冊です。

(学芸員 岡部 卓)


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『〈緑人社〉の青春』
亀井志乃著 小樽文学舎
2011年12月発行

この本は、1月20日(日)まで開催中の
きだび図書館2012「木田金次郎の本棚」で紹介しています。
また、当館ミュージアムショップにて販売中です(税込2,800円)

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大活躍 高2ア-ティスト甲谷さんに聞く

12月27日は人気のワークショップ カレンダー作りだが、それも一段落した。
約30名もの参加者のアシスタント役をお願いした岩高美術部部員の甲谷瞳実さんに話を聞くことができた。

甲谷さん

甲谷さんは小さいころから絵が好きで第二中学校当時は美術クラブに入り顧問の佐藤先生から基礎的なことを学び部長も経験し楽しい3年間だった。
高校美術部では福田先生の指導を受け表現技術に磨きをかけた。
今回、第37回全国高等学校総合文化祭美術・工芸部門に全道から選ばれた作品のタイトルは「触」。

甲谷さん「触」

目を描いた作品。私もそうだが目?!という感じかもしれないが、甲谷さんは人体のパーツに関心が高く特に「目」はかわいいと言う。点描で水彩画仕立ての1点。若々しい新鮮な感性が評価されたに違いない。
全国大会出品は岩高では4年ぶりの快挙。甲谷さんは来年夏、会場地長崎に行く。木田の花の絵が好きで色の出し方に惹かれるという甲谷さん、全国の優秀作品をいっぱい見て吸収してください。期待していま~す。(O・Y)

 なお、道銀文化財段主催で上記の大会に選ばれた道内高校生10点の作品展が「らいらっく・ぎゃらりい」で開催されます。

甲谷さん3

25,1,7~1,19 札幌市道銀本店ビル1F 甲谷さんの絵も出ます。

年末年始の休館のお知らせ

2012年は多くのお客様にお越しいただき、たいへんお世話になりました。


12月28日(金)~2013年1月2日(水)
は、年末年始のため、美術館は休館です。



2013年は1月3日(木)から通常開館となります。

来年も、木田金次郎美術館をどうぞよろしくお願いいたします。

(スタッフ一同)
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