どんざ丸
北海道岩内町・木田金次郎美術館のスタッフブログです。
NPO法人岩内美術振興協会第5回[平成24年度]定期総会開催
平成24年5月27日 午後6時30分
木田金次郎美術館において、NPO法人岩内美術振興協会第5回[平成24年度]定期総会が開催されました。
定刻となり、滝沢理事長による開会宣言の後、出席者11名、委任状提出者27名 計38名で総会が成立し、理事長挨拶ののちさっそく議事に入りました。
今回の総会は、出席常連者の欠席が多く、少々さびしい総会でありました。
NPO関係者の共通した最大関心事である、法人の財政状況は、理事長以下職員の努力や、教委の積極的な助言指導のおかげで補助事業の導入、美術館改装中の町の調査研究事業、更には北海道銀行との共催事業、など各種の事業実施により歳入面の拡充が図れたこと、寄付金が予定以上に多かったことなどにより、24年度への若干の繰越金があり、一安心でした。
冬季開館も何年やれるかと全く自信を持てませんでしたが、5年を経過する事ができ、感慨深いものがありました。
今後の問題は、平成24年度収支計画では赤字が予想され、如何に収支均衡にするかの問題と、法人化当時と変わらない(具体的には開館以来据え置かれた)職員給与を改定する問題があります。二律背反する問題でもはありますが、避けて通れないものと思うものです。
今後とも法人設立趣意を忘れることなく役職員一体となった法人運営と“絵の町岩内”“みんなで作る美術館”を目指し、子供たちが岩内町の誇りと胸を張ることができる美術館となるよう一層の努力をしなければと決意させられた総会となった次第です。
なお提出議案は、すべて原案の通り承認され、午後7時15分閉会となりました。
理事の皆さんそして職員の皆さんご苦労様でした。
(M・N)
木田金次郎美術館において、NPO法人岩内美術振興協会第5回[平成24年度]定期総会が開催されました。
定刻となり、滝沢理事長による開会宣言の後、出席者11名、委任状提出者27名 計38名で総会が成立し、理事長挨拶ののちさっそく議事に入りました。
今回の総会は、出席常連者の欠席が多く、少々さびしい総会でありました。
NPO関係者の共通した最大関心事である、法人の財政状況は、理事長以下職員の努力や、教委の積極的な助言指導のおかげで補助事業の導入、美術館改装中の町の調査研究事業、更には北海道銀行との共催事業、など各種の事業実施により歳入面の拡充が図れたこと、寄付金が予定以上に多かったことなどにより、24年度への若干の繰越金があり、一安心でした。
冬季開館も何年やれるかと全く自信を持てませんでしたが、5年を経過する事ができ、感慨深いものがありました。
今後の問題は、平成24年度収支計画では赤字が予想され、如何に収支均衡にするかの問題と、法人化当時と変わらない(具体的には開館以来据え置かれた)職員給与を改定する問題があります。二律背反する問題でもはありますが、避けて通れないものと思うものです。
今後とも法人設立趣意を忘れることなく役職員一体となった法人運営と“絵の町岩内”“みんなで作る美術館”を目指し、子供たちが岩内町の誇りと胸を張ることができる美術館となるよう一層の努力をしなければと決意させられた総会となった次第です。
なお提出議案は、すべて原案の通り承認され、午後7時15分閉会となりました。
理事の皆さんそして職員の皆さんご苦労様でした。
(M・N)
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鑑賞スケッチノートから
○2012/5/11 千葉県千葉市 H.N様
三回目です。二回までは夫と二人。
大好きな絵で忘れられず、今回来て観られて本当に良かったと思います。このような自分の感情で描いた絵は他では見られません。又、元気なうちは観せていただきたく思います。
○2012/5/13 小樽市 A.M様
バラの絵がすごくインパクトがありました。特に〈絶筆〉の絵がすごくどくとくなかんじでした。また見たいです。
○2012/5/15 札幌市 S.T様
若い頃に岩内の近くに住んでいたので、なつかしい風景に出会えて感激です。私の生まれた年に堀株に住んでいたとの事で、海水浴に行って父と貝取りをして遊んだ風景を思い出し嬉しかったです。岩内大火もよく覚えています。大火後に描いた絵から当時のすさまじさをヒシヒシと感じました。みどりの太陽が印象的でした。誰かに興奮して話してあげたいです。
○2012/5/23 紋別郡遠軽町 I.T様
全道展、行動展会員でありました亡き母が、函館からこの美術館をみるためだけに岩内に来、とてもすばらしくて感動したと言っていたのが忘れられず、私も来ました。そいの絵など本当に生き生きしていて感動しました。また来館したいです。
○2012/5/23 札幌市 T.N様
絵のことは理解出来ません。感銘を受けた作品に西村計雄さんの作品があります。(命を感じました。)木田金次郎さんの作品については、力強い筆使いに迷いが無く、自身が信じた描き方をしたものと推察しました。真の肉筆画の奥深さを感じました。
○2012/5/27 札幌市 K.K様
リニューアルオープンおめでとうございます。見たことのない絵の数々、とても楽しく拝見させていただきました。「やっぱり木田さんってすごい!」と改めて感動!今後も是非、定期的に作品を入れかえ、テーマ展示や新しい作品など楽しい企画待っています。
○2012/5/23 小樽市 N.K様
木田金次郎さんの絵がとてもきれいで、すごいなと思いました。私もこんな絵が描けたらいいなと思いました。お母さんときて、すごいすてきでした。とくに、バラの絵などがすてきでした。
三回目です。二回までは夫と二人。
大好きな絵で忘れられず、今回来て観られて本当に良かったと思います。このような自分の感情で描いた絵は他では見られません。又、元気なうちは観せていただきたく思います。
○2012/5/13 小樽市 A.M様
バラの絵がすごくインパクトがありました。特に〈絶筆〉の絵がすごくどくとくなかんじでした。また見たいです。
○2012/5/15 札幌市 S.T様
若い頃に岩内の近くに住んでいたので、なつかしい風景に出会えて感激です。私の生まれた年に堀株に住んでいたとの事で、海水浴に行って父と貝取りをして遊んだ風景を思い出し嬉しかったです。岩内大火もよく覚えています。大火後に描いた絵から当時のすさまじさをヒシヒシと感じました。みどりの太陽が印象的でした。誰かに興奮して話してあげたいです。
○2012/5/23 紋別郡遠軽町 I.T様
全道展、行動展会員でありました亡き母が、函館からこの美術館をみるためだけに岩内に来、とてもすばらしくて感動したと言っていたのが忘れられず、私も来ました。そいの絵など本当に生き生きしていて感動しました。また来館したいです。
○2012/5/23 札幌市 T.N様
絵のことは理解出来ません。感銘を受けた作品に西村計雄さんの作品があります。(命を感じました。)木田金次郎さんの作品については、力強い筆使いに迷いが無く、自身が信じた描き方をしたものと推察しました。真の肉筆画の奥深さを感じました。
○2012/5/27 札幌市 K.K様
リニューアルオープンおめでとうございます。見たことのない絵の数々、とても楽しく拝見させていただきました。「やっぱり木田さんってすごい!」と改めて感動!今後も是非、定期的に作品を入れかえ、テーマ展示や新しい作品など楽しい企画待っています。
○2012/5/23 小樽市 N.K様
木田金次郎さんの絵がとてもきれいで、すごいなと思いました。私もこんな絵が描けたらいいなと思いました。お母さんときて、すごいすてきでした。とくに、バラの絵などがすてきでした。
新聞紙からすてきなアートが・・・!!
町内や近隣在住の特色ある作家を紹介、
好評の酒屋のギャラリー“彩”

ご存知西尾酒店で開催中の
『佐藤真琴さん作品展』を取材。
西尾さんのはからいで佐藤さんとお会いできた。

展示作品は素材が新聞紙による貼り絵が約30点。
これが見た目は素朴だが一点一点見事な華があり古新聞なんて誰も思わない出来映え。手順は至って簡単。新聞をちぎり下絵になぞって形や色を考えながら糊付けをするだけという。絆、雲などの漢字やひらがなで書かれた俳句、童謡などどれも味のある書体で目を奪う。

椿、鮭、ねぎ、なんばん、いかなどの単品ものも色彩のデリケートなグラデーションが鮮やかに表現され、

新聞てこんなに沢山の色を使っているのかと思い知らされる。
佐藤さんは札幌東急デパートのモナリザスクールの講師として10年間、毎回30名近くも受講生がある人気サークルだという。材料は百均でそろいローコスト、子どもも大人も入り易くのめりこむ人はセンスとテクニックで傑作や大作が期待できそうだ。
会期は24日まで。どうぞご鑑賞を。(O・T)
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
展示会場
『 酒屋のギャラリー彩(いろどり) 』 (西尾酒店内)
岩内郡岩内町栄3-8 国道229号線沿い
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好評の酒屋のギャラリー“彩”

ご存知西尾酒店で開催中の
『佐藤真琴さん作品展』を取材。
西尾さんのはからいで佐藤さんとお会いできた。

展示作品は素材が新聞紙による貼り絵が約30点。
これが見た目は素朴だが一点一点見事な華があり古新聞なんて誰も思わない出来映え。手順は至って簡単。新聞をちぎり下絵になぞって形や色を考えながら糊付けをするだけという。絆、雲などの漢字やひらがなで書かれた俳句、童謡などどれも味のある書体で目を奪う。

椿、鮭、ねぎ、なんばん、いかなどの単品ものも色彩のデリケートなグラデーションが鮮やかに表現され、

新聞てこんなに沢山の色を使っているのかと思い知らされる。
佐藤さんは札幌東急デパートのモナリザスクールの講師として10年間、毎回30名近くも受講生がある人気サークルだという。材料は百均でそろいローコスト、子どもも大人も入り易くのめりこむ人はセンスとテクニックで傑作や大作が期待できそうだ。
会期は24日まで。どうぞご鑑賞を。(O・T)
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『 酒屋のギャラリー彩(いろどり) 』 (西尾酒店内)
岩内郡岩内町栄3-8 国道229号線沿い
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初夏のナイトオープン
さわやかな季節になりました
短い北海道の初夏の一夜を美術館で過ごすのはどうでしょう
ギャラリートークで木田作品のエピソードなどを聞いた後、ラウンジでビールやワインを軽く一杯…恋人やご夫婦で、又は気のあった友人と、いつもとはちょっと違った夜を過ごしてみるのも一興ですよ


昨年の様子
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
『初夏のナイトオープン』
2012年6月16日(土) 20:00まで開館
18:30~19:00 ギャラリートーク
19:00~20:00 ナイトラウンジオープン
【 観覧料・ドリンク代で1,000円 】 前売券発売中
皆様のお越しをお待ちしております。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
(T・M)

短い北海道の初夏の一夜を美術館で過ごすのはどうでしょう

ギャラリートークで木田作品のエピソードなどを聞いた後、ラウンジでビールやワインを軽く一杯…恋人やご夫婦で、又は気のあった友人と、いつもとはちょっと違った夜を過ごしてみるのも一興ですよ



昨年の様子
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『初夏のナイトオープン』
2012年6月16日(土) 20:00まで開館
18:30~19:00 ギャラリートーク
19:00~20:00 ナイトラウンジオープン
【 観覧料・ドリンク代で1,000円 】 前売券発売中
皆様のお越しをお待ちしております。
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(T・M)
美術館講座2012 はじまりました
5月12日(土)、今年度の「美術館講座」がはじまりました。
事前に予約がなかったにも拘わらず、町内・町外から常連・新規さん、8名の方が集まってくれました。
リニューアル後初の美術館講座のテーマは「新しい木田金次郎の話」。昨年度新たに収蔵された作品を中心に、岡部学芸員の解説を聞きながら「ようこそ!新しい木田金次郎」と「木田金次郎 色紙の世界」を、コーヒーブレイクを挟み鑑賞しました。技法や木田金次郎がどのような考えで制作をしていたのかなどの質問が飛び交いました。

今年度の美術館講座は全4回。
4回全て参加された方には、修了証書と記念品を差し上げます。
参加希望の方は、事前にお電話(0135-63-2221)でお申込みいただくか、当日直接お越し下さい。
皆様の参加お待ちしております。
今後の予定
7月16日(月)午後2時~「田園を愛した画家-児島善三郎の芸術」を聴講
児島善三郎は生年・没年ともに木田と同じです。木田とまったく同時代を生きた画家です。この日は木田金次郎の誕生日。児島善三郎展覧会を手がけた、志賀秀孝氏(府中市美術館学芸員)の講演を聴講します。
9月15日(土)午後1~3時「私のまちの山岸正巳」
岩内出身の画家で、今なお多くの町民に親しまれている山岸正巳とその作品。岩内町民の皆さんが所蔵する山岸の魚介の絵を見ながら、その魅力に迫ります。
11月10日(土)午後1~3時「平成の生れ出づる悩み2012」
木田が有島と出会って100年を超えた今、悩みながらも制作に励む若手作家たちの作品を公募。2回目となる今年の受賞作家を招き、作品と自身について語っていただきます。
(G・I)
事前に予約がなかったにも拘わらず、町内・町外から常連・新規さん、8名の方が集まってくれました。
リニューアル後初の美術館講座のテーマは「新しい木田金次郎の話」。昨年度新たに収蔵された作品を中心に、岡部学芸員の解説を聞きながら「ようこそ!新しい木田金次郎」と「木田金次郎 色紙の世界」を、コーヒーブレイクを挟み鑑賞しました。技法や木田金次郎がどのような考えで制作をしていたのかなどの質問が飛び交いました。

今年度の美術館講座は全4回。
4回全て参加された方には、修了証書と記念品を差し上げます。
参加希望の方は、事前にお電話(0135-63-2221)でお申込みいただくか、当日直接お越し下さい。
皆様の参加お待ちしております。
今後の予定
7月16日(月)午後2時~「田園を愛した画家-児島善三郎の芸術」を聴講
児島善三郎は生年・没年ともに木田と同じです。木田とまったく同時代を生きた画家です。この日は木田金次郎の誕生日。児島善三郎展覧会を手がけた、志賀秀孝氏(府中市美術館学芸員)の講演を聴講します。
9月15日(土)午後1~3時「私のまちの山岸正巳」
岩内出身の画家で、今なお多くの町民に親しまれている山岸正巳とその作品。岩内町民の皆さんが所蔵する山岸の魚介の絵を見ながら、その魅力に迫ります。
11月10日(土)午後1~3時「平成の生れ出づる悩み2012」
木田が有島と出会って100年を超えた今、悩みながらも制作に励む若手作家たちの作品を公募。2回目となる今年の受賞作家を招き、作品と自身について語っていただきます。
(G・I)
ゴールデンウィークワークショップ・たらのぼり!
ゴールデンウィーク期間中に行うワークショップも今年で3回目を迎えました。
今年は、「こいのぼり」ならぬ…「たらのぼり」を作ってもらいました。
「たらのぼり」とは、ズバリ「こいのぼり」+「たら丸」のこと!たら丸を美術館に飾ってもらおうということで、参加者の皆さんには「たらのぼり」の、ぬりえを楽しんでもらいました。

期間中(5月3日~6日)は、たくさんの方が「たらのぼり」を作ってくれて、色とりどりの「たらのぼり」が完成し、玄関がとっても華やかになりました。軽い気持ちで参加できるということもあり、大人の方も多く参加してくれました。

ゴールデンウイークが終わった後も、ティーラウンジにしばらく飾って、お客さんの目を楽しませてくれていました。
5月3日には、たら丸・べに子もきてくれたよ!

また来てね~~!

来年のゴールデンウイークもお楽しみに!
(G・I)
今年は、「こいのぼり」ならぬ…「たらのぼり」を作ってもらいました。
「たらのぼり」とは、ズバリ「こいのぼり」+「たら丸」のこと!たら丸を美術館に飾ってもらおうということで、参加者の皆さんには「たらのぼり」の、ぬりえを楽しんでもらいました。

期間中(5月3日~6日)は、たくさんの方が「たらのぼり」を作ってくれて、色とりどりの「たらのぼり」が完成し、玄関がとっても華やかになりました。軽い気持ちで参加できるということもあり、大人の方も多く参加してくれました。

ゴールデンウイークが終わった後も、ティーラウンジにしばらく飾って、お客さんの目を楽しませてくれていました。
5月3日には、たら丸・べに子もきてくれたよ!

また来てね~~!

来年のゴールデンウイークもお楽しみに!
(G・I)
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