「第17回 ふるさとこども美術展」の風景

2月某日、10名の審査員の皆様による、ふるさとこども美術展の審査が行われました。

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今年は、改修工事のため、審査は岩内地方文化センターの一室で行われました。
床にずらりと作品が並べられた光景は、きだびの冬の風物詩のひとつ。
今年の応募総数1349点の中から、1点1点審査する審査員の方々の目は真剣です。
「今年は選ぶのが難しいわ」「良い作品ばかりだなあ」「落とすのがもったいないけどな~」
と、頭を悩ませながら審査しました。

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それでも、今年は例年より少し多い332点の作品が選ばれ、展示となりました。

そして迎えた展示作業の日。展示場所も文化センターです。
今回の文化センターの展示ではボートに貼っていくため、美術館より貼りやすく、作業もスムーズ♪
ボランティアさんのお手伝いの甲斐あって、無事終了しました。

2月17日、今回の特別審査員である、渡辺淳さん(福井県おおい町在住・画家)が、若州一滴文庫学芸員の下森さんと一緒に文化センターを訪れました。

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展示された作品を見ながら、じっくりと作品を選んでいく渡辺さん。
ひととおり絵を見た渡辺さんからは、「岩内の子どもたちの絵はとてもいきいきしていて、レベルが高く力強い」との感想をいただきました。審査員特別賞1点を決めていただくのに、時間をかけて選んでいただきました。

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選ばれたのは、岩内中央小学校の佐藤陽寧さん「木のある風景」
「はじめからおわりまで、統一された色のトーンで描かれており、全体の調子が良い。
木の枝一本一本、葉っぱ一枚一枚時間をかけて丁寧に描かれており、木とお話しながら描いているようです」と、渡辺さん。

そして18日午前10時30分からは表彰式が行われました。

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今年はインフルエンザの影響や、ほかのイベントがぶつかるなどで、都合が合わず欠席者もいましたが、表彰されるみなさん、それに付き添う両親、学校関係者の皆さんと、多くの方が出席しました。
特に、団体賞を受賞した蘭越町の御成小学校からは、校長先生をはじめ、たくさんの先生にお越しいただきました。

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受賞者一人一人の名前が呼ばれ、賞状と副賞を渡し、その後は審査委員長である岩内美術協会の坂口美津雄さんから佳作以上の絵について、一点一点講評がありました。

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表彰式終了後は、作品の前で写真を撮ったりするなど、毎年のことですが、ほほえましい光景がありました。

こども展は今週いっぱいまでです!
力いっぱい描いた子どもたちの作品をどうぞお楽しみ下さい。

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第17回 ふるさとこども美術展
2月18日(土)~3月4日(日)    入場無料
岩内地方文化センター ホワイエ(木田金次郎美術館隣)  
開場時間 10:00~17:00(入場は16:30まで)

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(G・I)
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好評です!札幌の「北海道銀行コレクション」

2月もはや中旬。
さて、待望の「北海道銀行コレクション」が、
札幌で開幕しました!
会場は、北海道立近代美術館 
今回の展覧会は、
北海道銀行が主催
木田金次郎美術館が企画協力しています。


「北海道銀行コレクション」ポスター

実行委員による長い準備を経て、
開幕したこの展覧会。

展示作業には、当館スタッフも携わりましたよ。
広い北海道近代美術館の展示室が、
144点もの作品、そして63点もの道銀カレンダーで
ぎっしりと飾られているのは、圧巻です!

道銀コレクションはじまりのきっかけである、
木田金次郎作品は24点。
いずれも力のこもった作品ばかりです。

おかげさまで、大変好評です。
3日(金)のオープンからの3日間だけで、
1100名の入館者だそうです!

入場無料ですので、何度も足を運ばれる方も多いかも。
見応え十分ですから、この機会をお見逃しなく。

当館スタッフも平日は会場に詰めております。
それでは、札幌でお会いしましょう!

北海太郎とタロー&ハナコ@北海道銀行コレクション
あの「北海太郎」も登場!新旧マスコットが展示室前でお出迎え。

(学芸員 岡部 卓)

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創立60周年記念
北海道銀行コレクション
2月3日(金)~2月26日(日)
北海道立近代美術館 入場無料
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「第17回 ふるさとこども美術展」がはじまりました。

寒い日が続いていますが、今の文化センターは熱いです。
2月18日(土)からはじまった「ふるさとこども美術展」

応募総数1349点の中から審査の結果、332点の作品が展示されています。
木田金次郎を思わせるような力強い作品、モチーフを熱心に観察して描いた作品、ユーモラスな作品、大胆な作品、繊細な作品…
こども展1
こども達の無限大のパワーであふれています。

こども展2
 今年の木田金次郎賞 「 にわとり 」
蘭越町立御成小学校2年 石川さくらさん

今年は美術館が改修工事中のため、
岩内地方文化センター(木田金次郎美術館隣り)に展示されていますのでお間違いなく
是非多くの方に見ていただきたいです。

応募して下さった皆さん、学校の先生方、ありがとうございました。
(T・M)

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第17回 ふるさとこども美術展

2月18日(土)~3月4日(日)  入場無料 (月曜日休)
岩内地方文化センター ホワイエ (木田金次郎美術館隣り)  
開場時間 10:00~17:00(入場は16:30まで)

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木田作品調査しました!!

美術館が改修工事のため、岩内町役場に仮住まい中の私たち。忙しい学芸員にかわって、女子職員で、木田金次郎が残した沢山のスケッチブックの仮整理をしました。

整理の手順としてはおおまかに、
スケッチブック一枚一枚に番号を付ける→何が描かれているか判別→素材確認→大きさを測る→リストを作成→写真撮影
という流れです。

各スケッチブックの枚数・大きさは違いますが、スケッチブックは30冊程あり、場所も使うため、なかなかの作業。初めて見るモチーフに驚いたり、息子さんが描いた絵が出てきて驚いたり(しかもそれが、上手だったりする)。
何が描かれているのか(特に場所・地名)を判別する作業は一番難航しました。図録に載っている作品を参考にしたり、ボランティアさんの意見を聞いたり、本当にわからないものは、学芸員や館長に聞いたりして、やっとわかったものもあり、ひとつ勉強になりました。

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今回のスケッチブックは、油彩作品になる前の素描が主でしたが、このまま額装して、展示できそうなものもあり、木田金次郎って本当にたくさんの素描をして、油彩を仕上げていたんだな…ということが、よりいっそう実感できた気がします。
今回、撮影した写真は980枚を越えました。

(木田美女子職員)

美術館関係者の新年会開催される

平成24年1月20日(金)午後6時、NPO法人岩内美術振興協会役職員と木田金次郎美術館ボランティアポプラの会合同の新年会が「あづま鮨」で開催され、30名が出席しました。

会は、岡部学芸員の司会により、滝沢館長から、24年の事業計画も含めての新年のご挨拶がありました。
・素描のポストカードの作成を考えているとのこと。
・木田金次郎画集作制以来、新たな作品が60点余あるので、これら作品を盛り込んだ新たな画集発刊を考えているとのこと。
きっと多くの木田ファンが期待していることでしょう。

さらに明るくうれしい話題が。
福井の渡辺淳さんが、どうやら来岩できそうとのこと。船ではなく飛行機で。
そしてポプラの会に対し、こども展への協力に対し感謝の言葉がありました。
NPOの財政の厳しさについても触れておられました。
空調・暖房がボイラーから電気に変わったことで、経費がどう変わるか不確定要素が多い中での新年の幕開けとなったようです。

館長の挨拶の後は、お決まりの「乾杯」です。
乾杯の発声は来賓の教育委員会手塚課長が指名されました。
手塚課長は「木田金次郎美術館を核とした街づくりを目指したい」と美術館関係者を奮い立たせるような挨拶で、全員大いに気をよくしての乾杯でした。

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アルコールが入るにしたがい、テンションが上がってきたところで、職員の皆さんの趣向を凝らしたビンゴゲームとなりました。ビンゴの数字は抽選機を回すのではなく、数字を書いた紙片を出席者に引いてもらうという、私には初めてのビンゴゲームでした。

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景品は「たら丸焼き」交換券や指定ゴミ袋でした。私もようやくという感じで「たら丸焼き2個券」が当たりましたが、家庭で「ゴミ主任」を拝命しているので、隣の席の阿部さんの「指定ゴミ袋」とチェンジしてもらいました。

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8時過ぎ、宴たけなわのうちに、ポプラの会代表の高橋照子さんが、一本締めで会を締めました。和やかで、和気あいあいの良い新年会でした。

この調子で、今年も大いに木田美術館を盛り上げていきたいものです。

(M・N)

お弁当が北海道新聞に載る!!

昨年の12月27日(火)の北海道新聞夕刊を見ていただいた方もいらっしゃると思いますが、当美術館の学芸員Gさんの写真と腕によりをかけて作った味自慢のお弁当が掲載されました。
Gさんは、いつも笑顔で明るく、頭も良くて、一生懸命仕事をする人で、私が悪戯をするといつも引っかかるちょっとまじめなところがあるチャーミングな女性です。

雁原さん

岩内支局長から『わたしのお弁当』の依頼を受けて、お弁当のメニューを色々考え、工夫を凝らした弁当にみんなビックリ!全部自分で作ったというので、『能ある鷹は爪を隠す』なのだと感心!!いつでもお嫁に行けるね!!

ちなみに当美術館の4人の女子職員はみな独身です。いかがですか?

(T・M)

日帰りバスツアー “坪谷六郎展”地域の芸術文化とともに

木田の年若い弟子であった坪谷六郎氏の回顧展を鑑賞するため、1月15日(日)、滝川市美術自然史館へ参加者25名で赴きました。

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2004年に84歳で他界されたので、昨年が7回忌に当たり、滝川で耳鼻科医院を営まれていたため地元の方々には「絵を描くお医者さん」と親しまれていたようです。

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そんなエピソードを茂野学芸員から聞かされて、地域の中の生活者としての顔を持ちながら作品を生み続けていた姿が、木田金次郎に重なって見えたのです。
展示室で最初に目にした若い頃の作品は何とも言えず木田作品の香りがするようで懐かしく、二人は同じ時間に作品を作り出していたんだ、と実感させられました。

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このような規模の回顧展は繰り返しできないだろうという学芸員の話に、地方都市の優れた文化を継承することがとても難しい時代を迎えている共通の悩みも、よくわかりました。
それでも、木田金次郎と坪谷六郎氏の代表作が同じ場所に展示されたことが故人にとっていかに喜ばしいことかと、この企画を実現された関係者の方たちのご苦労に頭が下がりました。
花を描いた色の鮮明さに胸をつかれ、ドキドキする素晴らしい展示でした。
往復8時間のバスの旅、行った甲斐がありました。

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(S・K)

美術館講座⑤「私が選ぶこの1点」

新しい年を迎えて、1月14日(土)久しぶりに美術館職員さん全員に会って嬉しかった。

今回のテーマは好きな作品を選ぶということなので、始まる前にあれこれ作品に思いを巡らせていた。受講者は14名、顔なじみの方々である。
参加者は座談会形式にテーブルを囲んで座り、準備された図録や資料を見ながら好きな作品を選ぶのだが、その前に木田金次郎との出会いについてそれぞれが話をした。

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意外だったのは、開館前から木田金次郎という名前を意識して知っていたのは2人だけで、私を含め他の人達は美術館に直接関わってから知ったということである。
しかし、その後こうして講座まで受けて今ここに居るということは、木田金次郎の魅力にとりつかれている(?)ということか。

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続いて、各自好みの作品を発表するのだが、なかなか1点に絞り込めず、2、3点選んだ人も居た。因みに作品は、あざみ(2名)、大火直後の岩内港、波、ポプラ、モイワ三部作、疎林、バラ(絶筆)(2名)、夏の岩内港、そい(2名)、菜の花畑の落日、東山から見た早春の岩内山、岩内港(1955)、椿小品、などであった。

次回は3月10日(土)、いよいよ「リニューアル前の現場見学」ということで一足先に改修中の美術館を見ることが出来る。

(T・T)

作品が集まりました&渡辺淳さんワークショップ

今年も「ふるさとこども美術展」がはじまります。
たくさんのご応募ありがとうございました!

今年の応募総数は1349点。この数は、なんと昨年と全く同じ枚数。しかしながら、昨年よりも出品学校が増えたことで、たくさんの学校のこどもたちの作品を見ることができ、全体的に充実しているのではないかと感じています。

これから審査をして、栄えある賞が決まります。今年も力作がたくさん!毎年審査員の皆さんを悩ませる(もちろんいい意味で!)作品ばかりです!

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また、展覧会の初日には、福井県おおい町の渡辺淳さんによるワークショップ「こどもの絵画教室」があります。
この機会に、渡辺さんののびのびとした絵画指導のもと、絵を描いてみませんか。
対象は小中学生となっております。参加希望の方は美術館までお申し込みください。
多くの皆さんのご参加をお待ちしております。

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「第17回 ふるさとこども美術展」
2012年2月18日(土)~3月4日(日)

岩内地方文化センター ホワイエ
月曜休館 入場無料
表彰式:2012年2月18日 午前10時30分から

渡辺淳ワークショップ
「こどもの絵画教室」
2012年2月18日(土) 午後1時から

岩内地方文化センター 美術工芸室
講師:渡辺淳さん(画家・福井県おおい町在住)
対象:小中学生
持ち物は不要ですが、水彩絵の具を使うので、
汚れてもよい服装でお越し下さい
申込:TEL63-2221まで

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Volunteer Diary

 仮事務所内の作業にもなじんでは来たがやはり仮は仮。不安定な気分がぬぐいきれない。今日もまたそんな日誌が・・・工事の完成が待ち待ち遠しい。

23,12,27
 吹雪に翻弄されながらたどり着く。やれやれという感じ。だが不思議なものでカッターや定規を用意し新聞に向かうと瞬時に切抜きモードに切り替わる。雁原さんにスイスのローザンヌ市を検索してもらう。先日、信金取材した山岸さんの画を紹介するのだが、風光明媚なローザンヌ、少し記事をふくらませたい。エレガントな都市―これはいいフレーズ、使えそうと思った。
23,12,30
 今年のボランティア締めの日。毎年そうだがいろいろあったが無事一年終わったなあという思いが湧く。記事切り抜き2件、大型2件。この場所の作業も次第に板についてきた。職員と一緒の雰囲気、皆さんとてもよくしてくれて快適だった。事前の心配も杞憂に終わりそうだ。

24,1,10
 雪の壁に遮られ視界悪く車道がろくに見えない。初活動の日。新聞はドンとたまったが正月ムードの記事多く意外と早く処理できた。

24,1,13
 連日の寒波。作業中に耳に入る職員の会話が楽しい。来月、近美の道銀コレクション展で受付役に張り付くそうだ。大役。数日は札幌にショートステーになる。都会で連泊となると期待もあるのだろうが、あの近美でお仕事となると勝手知れる木田のようなわけにも行かずと不安が過ぎるのだろうか。三人娘の話題は尽きない。

24,1,23
 前回休んだら大量の新聞。最近気づくのだが、同じ記事が2枚貼られているのを発見する。佐藤さんにも指摘された。複数の部員が切り貼りの作業をしているが、意思疎通が十分でない。在宅で切り抜いてくる人もいる。注意して張り付けるのだろうが二度貼りしたんだ。部会で手順の確認をしよう。

(O・Y)
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