いよいよ開館15周年!

もう3月も末、年度末ですね。

木田金次郎美術館もまもなく展示替えの時期です。
開催中の、秋から冬を迎える常設展「郷土の中の木田金次郎」は3月29日(日)で終了。
30日(月)の休館日、
31日(火)と4月1日(水)に臨時休館をいただいて、
展示替えをいたします。


4月2日(木)からは、
いよいよ「開館15周年」の展示が始まります。

開館15周年記念
春の企画展「野と山の木田金次郎」


開館15周年の新年度は、
年間を通じて、
木田金次郎美術館のコレクションを通覧できる機会といたします。
第一弾の春は、木田の画業の出発点となった野と山を中心に、
「モレアガル」表現への到達過程を追究します。

2009年(平成21)年度は、4本の木田金次郎作品展示。
これらを順にご覧いただくと、
当館のコレクションの全部を知ることができる、
そんな一年として、お贈りいたします。

15年目の木田金次郎美術館も、どうぞご期待下さい!


なお、3月20日(金・祝)から、
今年度2回目の「きだび図書館」も開催中。
4月5日(日)までやってます。(3月30日~4月1日は休館)
こちらへもぜひ。

さあ~、原稿、原稿…(;´Д`A ```

(学芸員 岡部 卓)

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地味に開催中
「きだび図書館」
3月20日(金・祝)~4月5日(日)
展示室4 入場無料

【予告】開館15周年記念
春の企画展「野と山の木田金次郎」
4月2日(木)~6月28日(日)

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岩内高校美術部OB・OG「第9回 仲間たち展」

3月。日もだんだん長くなってきて、雪融けもすすんでいる岩内です。

この時期恒例となりました、岩内高校美術部OB・OGによる、
「仲間たち展」が始まりました。

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岩内高校美術部。
地方にあって長い伝統とその実力は、
「学生美術全道展」や「有島武郎青少年絵画展」などで十分に発揮されています。

今回の「仲間たち展」でも、
昭和40年代に卒業された、
大地康雄さん(独立展・全道展会員)の教え子世代から、
昨春卒業された、現顧問・福田好孝さんの教え子さんまで、
14人の作品が出品されています。

幅広い世代による「絵画による同窓会」。
岩内育ちの皆さんの「今」をご覧下さい。

(学芸員 岡部 卓)

出品作家:
藤倉英幸、二階堂哲可、小山静子(旧姓古田島)、井口喜美栄(旧姓堀川)、美辺泉、本多志江、大崎智尋、新見亜矢子、佐藤有希、鳴海亜由子、島田睦未、品田ちよみ、坂泰奈、福田好孝

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岩内高校美術部OB・OG
「第9回 仲間たち展」
3月10日(火)~15日(日)
木田金次郎美術館 展示室4 【入場無料】

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ちょっと欲張り? 文学館と美術館研修!!

2月25日、今日の研修は道立文学館と近美。
粉雪舞い散る中、まず文学館だ。
参加者はボランティア、一般町民合わせて16名。
お目当ては「文学の鬼を志望す 八木義」展。
yagi.jpg

徳でなくなんですね。
八木は室蘭出身の芥川賞作家、多くの名作を
発表したが、岩内との関わりは
有島の「生れ出づる悩み」の主人公木本青年の
悩みとか生き方に共感したからだ。
生前の木田に取材し、木田を
素材にした「漁夫画家」を世に問うた。

終の棲家となった町田市で企画開催されたのだが、
同じ内容で再び展示さている。時間の関係もあり
木田関連のコーナーに行く。
正面に見覚えのある「岩内港」と「岩内の海岸」の
2点があり、何かしら心が落ち着く。

左側に小説の原稿があり、端正な字が人柄を偲ばせる。
右側には有島が木田に送ったあの長文の手紙の複製品。
岩内に残り描き続けるよう諭した手紙が
実物と見分けがつかないほど正確に再現されている。
随分お金もかかったそうだ。

説明役の副館長はとても岩内びいきで
岩内の人は是非見に来てくださいと語気を強める。
静謐な文学館を後にして次は美術館。
cezanne.jpg
企画展
「セザンヌ主義 父と呼ばれる画家への礼讃」では
全145点の作品が展示され、
木田が絵画開眼の端緒となった
セザンヌ(印象派)の絵を一巡。

Ⅰ人物画、Ⅱ風景画 Ⅲ静物画と
三つのジャンルに分かれセザンヌの
新しい絵画の思想に共鳴した各地の
画家達の作品も揃えずしりと見応えあるものだった。
ゴーギャン、モデリアーニ、ピカソ、ブラック、マティス・・・
日本では安井曽太郎、前田寛治、有島生馬、
佐伯祐三、岸田劉生、小野竹喬、中村彜(うね)等が
大きな影響を受け絵画革新の大河を形成していく過程がわかる。

私の個人的な感じとしては、今ひとつ印象派が
近代美術誕生になぜこれほど重要視されるか
納得できないものがあったが、今回
館内のパンフ類の中に芸術の森美術館のチラシを
何気なしに見ると春に開催予定の
「絵画と写真の交差 印象派誕生の軌跡」
が目に飛び込んだ。
次の紹介記事を読んで目からうろこ。
「記録性に優れた写真の普及は絵画の存在意義を脅かしました。そこで、更なる絵画の展開を追及したのが印象派の画家たちです。彼らは、パレットの上で混ぜてにごった色を作るのではなく、画布に直接絵具を重ね点描することで、輝度の高い絵を描き、眼前に広がる光と色彩の変転を表現しました。」
O.Y

初 心

木田金次郎美術館ボランティア「ポプラの会」に
入会させていただきました。
美術館という根と緑の太陽を
浴びて育っている組織。
16年という年輪を刻み太さを増しています。

プラってヤナギ科の樹木なんですね。
葉は血止めに効くと子供の頃
聞いたことがありますが、これは俗説でしょう。
樹の形の見映えがいいので
街路樹や広場に植えられたといいます。

木田金次郎の描くポプラは
力強く高くそびえ立っています。
そのポプラからとられたという会の名称。
ボランティアの皆様の活躍には
敬意をはらっていました。
また、町内外への美術研修で豊富な話題。
私もポプラの会という喬木の一養分と
なれればと思っております。
M.R

Volunteer Diary

21.1.30
ふるさと子ども展木田金次郎賞の絵、新聞で見ました。
ボランティアの帰り際に実物を拝見、質感の表現が見事で驚きました。
印象派の空を思い浮かべました。(S.M)

21.1.31
レシートキャンペーン引換えの品、何が良いのだろうか。
職員の吉田さんから事務用品のカタログを借りてめくる。
格好なものは高いし迷ってしまう。(O.Y)

21.2.5
こども展の作品掲示を手伝いに来ました。
のびのび描かれた子ども時代にしか表現できないような作品を見て楽しかったです。
手順を覚えると貼る作業もスピードアップしてきたように思います。(S.K)

21.2.11
家族連れが目立つ。若い父さんと母さん。
小さな子供たちがまとわりつく。
最近あまり見かけない風景になってしまった。
子ども展で絵のほかにそんな家族像を目にするのも楽しい。
一人の子が壁にペタッとくっついたようだ。
「だめっ。ついたら。」とすかさず気合を入れるお母さん。
つい見とれる親子のシーン。(O.Y)

21.2.15
外は荒れ模様の天気。
近くの広場で子供向けの大滑り台や雪像を雪で作られている。
汁粉も用意したがこの天気、子どもがさっぱり集まらず、
汁粉のおすそ分けだろうか私にもまわってきた。
切抜き後の息を抜くひと時、甘さがはらわたにしみわたる。(O.Y)

21.2.17
雪道で転び足首が痛く、もうボランティアはだめかなと心細くなります。
早く春の土を踏みしめて歩きたいですね。
お客さん、いらして下さい。
そんなことを念じつつボランティアします。(M.K)

21.2.18
1Fロビーに飾られた内裏雛一対。
華やかで実にいいねえ。立ち止まって見入る。
繊細な美、情緒と凛とした冒しがたい強さが凝縮されている。(O.Y)

21.2.21
子ども展も会期はあと僅か。
何となく絵の題に目が止まる。
一部の作品だがこんなふうだ。
4年、
「ショベルカー」(北陽小)、
「花一会」(蘭越小)、
「スケトウダラ」(岩内西)、
「神社」(留寿都小)、
「風車のある風景」(潮路小)、
「光照寺門・鐘突堂」(岩内中央)、
「神社」(岩内東)、

5年は
「漁船幸栄丸」(潮路小)、
「金毘羅寺」(北陽小)、
「鏡のりっぱな建物・立体感のある美容室」(留寿都小)
等、
地域の自然や暮らしぶりが見えて楽しい。
一枚の絵を描くことで子供たちにふるさとのイメージが焼きつくのかもしれない。
大人になってふと思い出すのはこの一枚かなと思ったりした。(O.Y)

O.Y

鑑賞スケッチノートから

○2009/2/18  苫小牧市  Y.S様
1960年前後の明るい風景画がとても印象深い。
1958年の「ある風景」の少しよどんだ馬の絵、いいねえ。

○2009/2/20  札幌市  N.M様
初めて拝見しました。
地元をこれだけ愛した作品に残せることってすごいと思いました。
いろんな季節の岩内、神恵内を見に来たくなりました。また来ます。

T.T

「べに子のひな祭り」

2月16日から3月3日まで開催された
「べに子のひな祭り」が終了しました。
同時に開催されたスタンプラリーには
町内外の人たちが大勢参加され
大変な盛り上がりでした。
最終日は午後4時までなので
きっと抽せん場が混むのではと
思い取材に行ったのだが、
人は途切れないが混む様子は全くない。
お店の人に聞いてみたら、
前の日2日に沢山来られたとのことでした。
 
cyusen2.jpg
(↑抽選会場のようす)

終了時間が近づいてくると、
担当の人たちの出入りが
あわただしくなり抽せん準備に大忙し。
抽せん台の下の大きな広口ビンには
全66店回った台紙がびっしり、
この中からパーフェクト賞に5名が
選ばれるのだ、と思いじーっと見ていました。
(さもしいネーっ。
  私はパーフェクトにならなかったのだ)
 
このひな祭りは昨年の名店街に続き
今年はギンザ通りや駅前通りの
商店も参加したとのこと。
ウィンドウから見るひな壇だけでなく、
お店の中のおひな様も見られたので
本当に楽しかった。
こんなに沢山のおひな様があるなんて、
岩内の昔の繁栄が偲ばれる思いがしました。
 
さて来年はどんなイベントが開催されるのか
今から楽しみでもあります。
抽せん数は3300を越え、
パーフェクトは134人とのことでした。
T.T

cyusen1.jpg
(大ビンに集まったパーフェクト賞の応募用紙)
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