新年は3日から開館!―2008年もお世話になりました

今日の岩内は吹雪。
岩内らしい冬がやってきました。

おかげさまで、
NPO法人岩内美術振興協会として、2年目の「通年開館」をすることができました。
これもひとえに、岩内町内外の多くの皆さまのご支援のおかげです。
この場をかりて、心より感謝申し上げます。

今年から木田金次郎美術館の年末年始が変わります。
年内は本日、27日までの開館。
明日、28日から1月2日までお休みします。

新年は1月3日(土)から開館。
お正月休みで岩内に帰省されている方、
ご家族、ご親戚そろってのご来館をお待ちしています。

2009年は、開館15周年。
来年も、木田金次郎美術館をよろしくお願いいたします。
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「きだび図書館」はじまりました

早いもので12月も下旬。
「どんざ忌」が終わると年の暮れを感じますね。

さて、当館展示室4では、「きだび図書館」がはじまりました。
昨年3月、今年1月に続く、3度目の開催です。

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美術館には、画集や、展覧会図録など、
他の美術館・博物館などからお送りいただく図書資料が
多数収められています。
しかし、当館にはいつでも本を閲覧できる「図書室」がありません。
そこで、期間限定ではありますが、
これらの図書資料をご覧いただく機会が、「きだび図書館」。

今回も、
美術館で収蔵しているほとんどの図書資料をご覧いただけます。
その数、およそ1600点余。

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美術館で発行している「展覧会図録」は、
図版もきれいで、
ほとんどが本屋さんで販売されないので、手に取ってみるチャンス!
全国各地でさまざまな展覧会が行われていることもわかります。

そう、当館の資料は全国各地から集まったもの。
美術館同士の交流の様子もわかります。

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また、木田金次郎美術館ならではの、
ご縁のある方の本、関わりのある展覧会の図録などを、
特集して紹介しています。

美術館で「柳田国男」の本が読めたり。ちょっといいでしょう~。

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また、今回の「きだび図書館」の目玉は、この棚。
当館ボランティアグループ「ポプラの会」資料部の皆さんが、
開館以来続けている、新聞記事のスクラップブックです。
「木田金次郎関連」「ミュージアムロード関連」など、
当館の特色にあわせて分類整理されています。

これはまさに、当館のあゆみ。
古い記事から、当時をしのぶことができます。

冬は、美術館でゆっくり過ごすにはいい季節。
展覧会とともに、ゆったりとご覧下さい。

(学芸員 岡部 卓) ……旅の疲れがまだヌケテナイ?

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展示室が図書館になる! 「きだび図書館」
12月20日(土)~2009年1月18日(日)
入場無料

木田金次郎美術館は1月3日(土)から開館いたします
(年内は12月27日(土)まで)

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岡部くん 初めてパリに行く

年末の忙しい中、岡部学芸員は、周りの迷惑も顧みず、
長い休暇を頂き、念願のパリに行ってきました。

パリはずっと憧れてましたが、金はないヒマはない…
結婚して10年も経つのに、新婚旅行も行ってません。
円高のこの機会を逃すモノか!と、思い切って渡航することに!

日程は6日ですが実質3日のパリ滞在。
住宅ローン返済中でお金はありませんので、
観光地やショッピングには行けません。

さてどうなることやら?
妻が代わってリポートします。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

パリ見物初日。
ホテル周辺をぶらぶら歩いて、最初の目的地に向かいます。
近くのパッサージュ(商店街)に入りました。

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美術関係の店が多いパッサージュで、
画廊、画具店、古本屋が並んでました。

でも入ったとたん…
こんなオブジェが…
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(クリックすると大きくなりますが
ちょっと怖いのでご注意下さい)


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鹿?時節柄トナカイを模している??
パリっ子のセンスに脱帽です。

モンマルトルの丘をちょっと登ると…
ギュスタヴ・モロー美術館

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パリの美術館、小さくても荷物検査します。
岡部くんは、ムッシューと呼びかけられても気づかず、
私が背中を叩いて合図しました。
フランス語で(鞄を)「開けてください」って言われたのですが、
岡部くんは不審そうだったので、
「荷物検査だよ」と私が教えると、はっとして開けてました。

ここで「パリ・ミュージアムパス」2日券 を購入。
とても便利でした♪

モローが実際に住んでいた居宅が美術館になっています。
食堂や寝室、書斎をそのまま展示していますので、
「おお~モローがここで描いてたのかぁ~」と空想。

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絵画、資料、デッサン等、所狭しと展示されています。

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このように資料を開架しているところが何カ所も!

パリの文教施設はほとんど撮影は大丈夫でした。

でも携帯電話にでた、娘さん連れのマダムが、
監視員さんから注意されてました。

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「あらわれ」
こんな名作がこんな非常口近く場所に…しげしげと観てきましたよ…

いきなりパリの美術館を堪能して気分も上々、
メトロに乗るためにモンマルトルの坂を下り…

途中で見かけた本屋で…岡部くん、大収穫!

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「クマ情熱」6ユーロ

岡部くんは、クマが大好きです…
旅行には必ずクマのぬいぐるみが同行してます。
レジで「包みますか?プレゼントですか?」と聞かれて
「自分用…」と日本語で小さくつぶやいていた岡部くん…

よかったね。いいものみつかって。

その後カフェで一休みして地下鉄に乗って
またカフェに寄って「ポンピドー」へ。
この段階で、ビールを2回も飲んでいました…
だって…水とビールが同じ値段なんですよっ!
飲まずにいられますか?!

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通称「ポンピドー」
ポンピドー・センター国立近代美術館

入る前の広場で、鳩の爆撃をまともに受けました…
嫌な予感が…

何かの企画展だったらしく…現代美術のコーナーはあまり面白くなかったです…
難しすぎるというのか、なんというか…肌に合いませんです。
私は気分が悪くなって、しばらくパニックで動けませんでした。

上層階の方には、シュールレアリスムのコーナーがあったので
救われた気分でした。

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アンドレ・ブルトンの部屋(復元)

タンギーの油彩が有ったのでよしとします。
ジャコメッティが数点あって、岡部くんも満足そうでした。

この日が一番学芸員らしい過ごし方だったかも…(つづく)

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

- 『「生れ出づる悩み」と私』 復刻版刊行 -

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1994年8月、北海道新聞社より発行された
木田金次郎著作の『「生れ出づる悩み」と私』が
売切れ絶版となっておりました。
このたび一部改訂されて
子息、木田敏斌氏の手により
復刻版が発行される事になりました。

発行予定日 平成20年12月10日
発行者   木田金次郎美術館
制作協力  北海道新聞社出版局
定価    1680円(税込)

M.T

ワークショップ二本立て

冬休みは、ワークショップ二本立てです

○12月26日(金)「洗っていいとも!」
「ウォッシング」という技法で、2009年カレンダーを作ってみましょう!
白い絵の具と、黒い墨を利用して、来年の干支である「うし」を描きます。
描いた後は、墨を水で洗い流すという方法です。
当日の持ち物は、墨汁と習字用の筆のみ!いつも学校で使っているモノでOKです
※ 年間スケジュールやポスター等には、12月24日と記載されていましたが、都合により12月26日に変更いたしました。ご了承ください。

○2009年1月7日(水)「みんなでつくろう カラフルキャンドル」
恒例となりました、岩内高校美術部員のみなさんによるワークショップ。
今回は、カラフルなロウソクを作ります☆
いろんな色のロウで、楽しくかわいいロウソクを作ってみよう!
美術部員のお兄さん・お姉さんが優しく丁寧に作り方を教えてくれます

どちらとも、参加者募集中です。
お申し込み・お問い合わせは、木田金次郎美術館0135-63-2221までお気軽に♪

どんざ忌

この秋は暖かい日が続き、燃料高のこの頃
大変うれしいことでもあります。
数日雪虫で頭を白くして帰宅する日が続いても、
一向に雪のたよりを聞かず、やはり暖冬かな
と考えていたが、季節は忘れずにやって来るもので、
岩内でも初冬らしい日が続いています。
雪に追われるように玄関前に放り出しておいた大根で
初めて「にしん漬」を漬けてみました。
今は果たしてどんな物が出来上がるか
楽しみ半分、不安が半分といったところ。

さて今年で「どんざ忌」も14回を迎えます。
今回はゲストに現在第4展示室で開催中の
『「生れ出ずる悩み」の世界』展の作者、
瀧下尚久さんをお迎えして、
第1部、作品の中での献花の後、
瀧下さんに昨年の冬の岩内の取材から
作品の完成までの苦労話・エピソード、
木田そして岩内の印象などをお話していただきます。

その後、昨年好評をいただいた朗読とチェンバロの
一時をお楽しみいただきます。

毎年私が頭を痛めるのは第2部の交流会で、
案内には「岩内自慢の鍋料理」などと
記されているので、ない知恵を絞り毎回何らかの
変化を持たせているのだが、14回目ともなれば
もう万策尽きた感があります。鱈は値が高いし、
何より冬の日本海が相手では漁模様に不安の方が多く、
未だにメニューが決まりません。
サイドメニューの「チャンチャン焼」シリーズも
今回はどうしようと只今思案中です。
味はともかく雪の中に赤く燃える炭火と
鍋からあがる湯気がご馳走です。
是非師走の一夕、美術館にお運び下さい。

エッ!「おまえの漬けた“にしん漬”も出るのか?」
ですが、それは樽の蓋をを開けてみないことに何とも…。

T.S

鑑賞スケッチノートから

○2008/10/19  恵庭市  E.M様 E.R様
エネルギッシュな作品が多く満足しました。念願がかない素晴らしい作品をゆっくり鑑賞いたしました。「生れ出づる悩み」を読んでみます。又、見に来ます。ありがとうございました。

○2008/10/25  砂川市  T.H様
対象と自分との位置の交換を描いているようだ。対象の本体をつかみつつ自分の思いをかぶせているのか?

○2008/10/26  札幌市  A.H様
やはり波が良かったです。宇宙の広がりを感じました。太陽も印象的でした。

○2008/10   札幌市  K.Y様
生き生きとしたタッチで、生活の中に腰をおろした人の感覚と自信を感じることができた。

○2008/10   H.S様
筆致にみなぎる心が現れています。心の底から湧き上がる感動をキャンバスに振動を与えていますね。心の内に響いてきます。

○2008/10/31  室蘭市  I様
今日は「青い太陽」を見に参りました。毎年会いたくなり岩内を訪ねます。その都度海を描く荒々しさ、強いタッチに感動致します。本日はモイワ画が見れず残念です。  

○2008/11/2  泊村  H.H様
いつ見ても日本海の荒々しい様子が感じられて、そこに住む者として実感させられます。

○2008/11/3  岩内町  M.M様
北海道岩内に根差し、よく研究制作され、岩内港や大火後の様子など大変感動しました。

○2008/11/7  小樽市  Y.T様
晩秋の頃、美術館めぐりにて見学させていただいた。人間が地について生きること、木田師の生き方に感動しました。

○2008/11/9  札幌市  N.H様
初めて岩内に来させていただき、木田さんの絵を見ました。とても荒々しく、又、花もとても素敵でした。

○2008/11/11  大阪府八尾市  M.Y様
やっと木田さんの絵を見ることが出来ました。又、来館したいと思います。

○2008/11/21  横浜市  I.A様
知人に勧められて来ました。力強い絵ですね。大好きになりました。

○2008/11/22  函館市  H.S様
以前から一度と思っていましたが、たまたま今日こちらへ来る機会があり拝見させて頂きました。

ボランティア日誌

20.10.29
 雪が散らつき寒さがやせの身にはこたえる。スタッフルームのテーブルに年賀はがき予約の取りまとめ表があり希望枚数を記入する。いくらかでも美術館の収入になるのだろう。O.Y

20.11.5
文化センターの菊花展が終わり9鉢を美術館に運んだ。1鉢は大菊、他は40cm未満の福助だ。1Fから2Fへの階段左側に1個ずつ下から上へ並んでいる。赤、白、黄が階段を彩る。2年目の菊階段。O.Y

20.11.8
 図書受入。先日、網走市立美術館で木田の作品展があり、学芸員の岡部さんが出かけ、お土産に持ち帰った大量の図録に画集類だ。30~40冊ある。分類し下書き台帳に記入して今日は終わった。O.Y

20.11.12
 正面入口前庭のつつじ類がきれいに冬囲いされた。ボランティアの阿部さんがよしを手で編んで作ったものだ。今時珍しく見栄えもいいので思わず見とれる。O.Y

20.11.14
 年賀はがきを取りに来た。天候も良くなったのに皆さん、おいでになりません。どうしたのでしょう。2兆円の効果、美術館にも影響するといいですね。M.K

20.11.20
 名物の猛吹雪で明け暮れる。網走の図書、ラベルを添付し棚に収めた。第4展示室の瀧下展を見た。有島の「生れ出ずる悩み」を日本画で27枚、筋の要所、要所を紹介している。木田も何回か登場している。中日新聞という予想もしないかけ離れたところで木田が取り上げられるなんて、やはり有島って偉大だなと思う。O.Y

20.11.22
 朝、9時半頃に菊の鉢を取りに来たら阿部さんが冬囲いの手直しをしている。大きな木のてっぺん部分に傘をかぶせるように小さなよしで囲う作業だ。見た感じは親亀の上に子亀。
レシートキャンペーンで交換したテプラの使い初め。手引きを見ながらトライ。案に相違してうまくいった。O.Y

ポプラの会 11月の活動
 6日発信班編集会議 ブログ11月号更新について 参加者 美術振興協会から森嶋、岡部(里)、美術館職員から佐藤、ポプラから佐々木、大森 ポプラ関係の記事掲載はボランティア日誌他に森井、高橋、大森分
 11日マックスバリュー共和店レシートキャンペーン 308,647円(累計3,416,140円 昨年同期3,185,013円)
13日高原ホテルに交流会開催の挨拶に行く。 荒井社長、多賀マネージャーが対応した。高橋、佐々木、大森          
14日切抜き目次の入力、印刷一応完了(資料部) 来年3月末までに残り分の処理予定。
 27日共和町西村記念美術館(森館長、磯崎学芸員対応)、倶知安町小川原記念美術館(友の会役員4名対応)に交流会開催の挨拶に行く。 高橋、佐々木、大森 
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