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2008夏休みワークショップ

8月6日(水)、夏休みワークショップ
『君の・瞳に・映ってる愛(EYE)する岩内町』

を開催いたします。

岩内高校出身で、洞爺湖サミットの映像制作にも携わった
カメラマンの老田繁樹さんを講師にお迎えし、
美術館周辺をロケ地に、ショートムービーの制作体験を行います。


毎回、ワークショップのタイトルには
こどもたちの興味・関心をひきつけたくて、
流行りものや、お笑い芸人さんのネタを取り入れるなどして
楽しい雰囲気を出せるよう心がけています。

例えば、2007年11月3日開催の“★KIDABI'S ART CHAMP★”は大流行したビリーズ・ブート・キャンプから拝借。
当日の様子はこちらから→

本ワークショップのタイトル決めに
悩んでいた3月末。
今回は、開催中のミュージアムロード共同展のテーマが
“愛”であること。
初めて映像系の取り組みであること。

そんな時、ポピュラー音楽の楽曲で1980年代に
〝ボーイズ・タウン・ギャング〟のカバーでヒットした
「君の瞳に恋してる」
のメロディーが頭の中に流れてきたのです。

…これで行こう!!

『おおきな愛(EYE)で、
ふるさと岩内の町のショートムービーを作成する…』
講師の方にそんなタイトルの趣旨を投げかけたところ、
『君の・瞳に・映ってる愛(EYE)する岩内町』
のタイトルに、快諾いただきました。

そして、夏がやってきました。
織田裕二さんが、ドラマの主題歌として
「君の瞳に恋してる」をカヴァーしたではありませんか。

織田裕二さんのものまねで大ブレイク中の山本高広さんのように、
キタ―――ッ!!
思わず拳を振り上げました。

たかがタイトル。されどタイトル。
タイトル決めに想いを巡らせる担当者のたわごとです。

もうすぐ本番。どんなドラマが生まれるか?!
どうぞ、お楽しみに。


日時:2008年8月6日(水)  午後1時30分~4時
場所:木田金次郎美術館
講師:老田 繁樹氏(岩内高校卒・カメラマン)
対象:小中学生
(2~5名で1組のグループでひとつの作品をつくります)
参加費:無料
当日持参する物:家庭用ビデオカメラ道具一式。 ※要申し込み


                                           (K.M)
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特別展示 木田金次郎の時代「木田金次郎と1950年代」展

1950poster

大変ご無沙汰しておりました。

7月2日から、特別展示がはじまりました。

今年は「木田金次郎の時代」という、大きなテーマに取り組みました。
木田にとって、もっとも充実して、変化に富んでいた、
1950年代に焦点を当てた展示です。

木田金次郎にとっての1950年代は、
50歳代後半から60歳代後半にあたります。
この間、1953(昭和28)年には、最初の大規模個展を札幌で開催、
画家として、大きな評価を得ますが、
翌1954(昭和29)年には、「岩内大火」により、
作品を焼失する災禍に見舞われます。

画風も大きく変貌する1950年代。
今回の展示では、
木田にとってのこの時期を、
同時代に活躍した作家の作品とともにご覧いただき、
北海道美術史上に木田の位置を探ろうという試みです。

同時代作家は6人。
ポスターでも取り上げた、
日本を代表する抽象画家・難波田龍起をはじめ、
中居定雄(岩内出身)、野口弥太郎、松島正幸、伊藤正、小谷博貞、
という作家の作品を展示しています。

いずれも木田と交流の軌跡がある作家たち。
しかし、中央画壇で活躍したり、抽象画に取り組んだりと、
木田とは対照的な面もある作家たちです。

木田金次郎と6人の作家たちの1950年代の作品群から、
何が見えてくるでしょう。

抽象画と木田作品が並ぶ、初めての機会でもあります。
さまざまな見方、たのしみ方ができる展示です。

7月18日と19日は、「木田金次郎生誕祭」です!
コンサートと講演会を、ぜひご堪能ください。


《 特別展示 木田金次郎の時代「木田金次郎と1950年代」展 》

7月2日(水)~11月3日(月・祝)

木田金次郎作品:49点
同時代作家作品:6人/17点

(学芸員 岡部 卓)

第14回木田金次郎生誕&岩内神社例大祭のご案内

 洞爺湖サミットも無事終わりました。夏の行事が目白押しです。

 岩内では今週岩内高校の学校祭や岩内神社のお祭りがあります。
お祭りはサミット開催により日程が移動になり18日宵宮で19時から境内で神楽や餅撒きを行います。19日は本祭り、町内で御神輿行列です。

 7月18日は第14回目の生誕祭で木田美術館で18時からチェロ、チェンバロ、オーボエによるミュージアムコンサートが展示室で開催されます。ドボルザークの家路やロシア民謡の黒い瞳など、親しみのある名曲をお楽しみください。
 翌日19日14時からはミュージアムシアターにおいて「木田金次郎と難波田龍起」のテーマで正木基氏の記念講演会があります。
 両方とも入場無料(観覧料が必要)ですので気軽にお立ち寄りください。
                      S.K

幕開け好調 ナイトオープン

 6月20日(金)、今年1回目のナイトオープン。夕方には美術館周辺に霧が立ちこめ出足が心配されたが、第一部の解説が始まる6時30分頃には1F展示室は満員に近い入りとなった。
june-night2.jpg
 学芸員の岡部さんの通称「岩内派」の解説も昭和初期に岩内東小に勤務した若き教師たちと兄貴分の師匠木田との信頼関係を、エピソードを交えながら話したので分かり易かった。特に斉藤七資の「岩内港」を例示、木田の作品「波止場」と対比して構図や色彩の類似性から画法上木田が与えた影響の大きさを発見したり、道展大量入選の輝かしい実績に驚いたり、笠谷三吉の「花」の前で、札幌オリンピックのスキージャンプ・メダリスト幸生選手の父親であるといった意外な紹介もあったり、30分のトークを十分楽しんだ。
june-night3.jpg
 7時から第二部。職員が数日前から準備した手作りの料理を大皿からセルフで取り次々とテーブルに着く。飲むほどに話しが弾み、話が弾むほどに絆が深まる。地域住民が肩肘張らずに気軽に行ける美術館。そんな夢に大きく一歩近づいた一夜だった。
 参加者は82名。2回目は8月22日の予定。
June-night.jpg

O.Y

鑑賞スケッチノートから

○2008/5/24  札幌市  Y.K様
昨年以来の来館でしたが、いつ見ても木田さんの絵は元気があり、また明日から頑張ろうと思います。左手骨折で何ヶ月も家に閉じこもっていましたが、出かけてきてとても良かったです。

○2008/5   札幌市  S.K様
本格的な油絵は初めてです。見学の回数を重ねることでだんだんと解ってくると思います。回数を重ねます。

○2008/5/27  東京都  K.U様
願いがかないやっとやってきました。以前のパンフを見ていつかきっとと思っていました。胸にせまるものがあります。ずーっと絵と向き合い語りかけたい気持ちで一杯になりました。とても充実した一時を過ごせて嬉しかったです。

○2008/5/27  札幌市  K.S様
こちらの美術館に来るのが長年の希望でした。たいへん味わい深かったです。仕事の時間の合間に来ました。

○2008/5/28  長崎県  Y.M様
念願が叶って原作を拝見し、感慨ひとしおです。「早春のニセコ連山」や「大火直後の岩内港」感動しました。

○2008/6/6  札幌市  R.H様
天候の厳しい岩内の海、波が見ていて良くわかります。心休まるバラの絵も好きです。

○2008/6/6 せたな町  A.H様
父の日と母の日のプレゼントで岩内に来ました。父の希望で美術館へ寄りました。両親がとても喜んでくれました。

○2008/6   山形県  K.Y様
「生れ出づる悩み」より木田さんを知り、1度札幌で作品を観てからずっと、ずーっと前からここ岩内の地、木田金次郎美術館に来てみたく、やっと本日その願いが叶いました。素晴らしい作品にただ立ちつくしています。又ぜひ訪れます。

○2008/6/8  札幌市  R.O様
絵のことはよく分からない私ですが、「波」と「そい」の作品、心が動かされた重い作品と感じました。

○2008/6   千葉県  M.Y様
2年前NHKテレビで紹介があり木田金次郎を知りました。私も油絵を1年前より始め、木田金次郎先生の筆のタッチ(太い線)に感動いたしました。これで思い残すことはありません。

○2008/6  佐呂間町  J.K様
迫ってくる感動がありました。原画にやっと触れる事が出来感激です。
○2008/6   札幌市  M.H様
素晴らしい絵で感動いたしました。亡き父の絵をその中に入れて頂き見ていて涙がでました。あの世で喜んでいると思います。ありがとうございました。

○200/6   札幌市  K.Y様
あらためて画の迫力を感じました。ともするとチマチマと「美しい」画がもてはやされる世の中で自分の存在をかけた力なのだと思います。「生れ出づる悩み」の苦悩とともに。

○2008/6/13  千葉県  M.K様
前々からぜひ来たいと思っていました。今回念願が叶いうれしいの一言です。沢山の木田金次郎の画に囲まれて幸せの一時です。絶筆の「バラ」は絵はがきで観ていましたので嬉しかったです。チャンスがあったら又来たいです。

○2008/6   旭川市  K.I様
いつか来たいと思っていました。「そい」の絵に感動。ピクピク動くひれ、目がにらみました!

○2008/6/21  千葉市  M.D様 
「生れ出づる悩み」を読み興味を持ったのがきっかけでここに来ました。自然を見る眼をもっと高めたいと刺激されました。

○2008/6/21  柏崎市  Y.K様
私がまだ幼子だった頃家に何故かポプラ並木の油絵が有ったことが思い出され、懐かしい思いでした。岩内には主人の長期出張で3回目になります。今回初めて文化センターを訪ね、偶然木田先生門下生の作品を目にすることが出来ました。海の絵、日本の原風景を脳裏に浮かべながら拝見致しました。楽しい一時を過ごすことが出来ました。又訪ねることが出来たらいいなあ・・・有難うございました。
(T.T)

Volunteer Diary

 20.5.31
 冬のような一日。美術協会春季展を見た。平成の「岩内派」の傾向が作品から伺える。学芸員の岡部さんから28日にマックスバリュ・キャンペーンで贈られたメモリーの使い方を聞く。早速原稿保存にチャレンジしてみよう。わくわくしてくる。森井さんの声掛けで会員が1名増えた。高橋真沙子さん。(O.Y)

20.6.4
 今日は来館者が5,6人おいでになりました。やはり活気が感じられます。この天気が続けば大勢いらっしゃるでしょう。期待しています。(M.K)

20.6.5
 昨日の全体会議の報告書作成のため来館。お客様は現在なし。(T.T)

20.6.7
 美術館の車をお願いし私の家からプランタ2個積み込む。昨年の花階段で目に止まったランタナ5株を我が家で冬越え、蕾をつけたので根元に肥料も入れた。これで今年の花階段はポプラから6個協賛となる。(O.Y)

20.6.11
 ボード貼付の予定活動日を知らせる名札つくり。新加入の阿部さんと高橋さん二人分。(O.Y)

20.6.18
 作業後に第4展示室の佐藤潤子展を見る。海や波がテーマの大作ぞろい。一つの画題を30年も描き続けるなんてこれこそ「飽くなき追求」だ。すごい人。岩内出身。(O.Y)

20.6.21
 スタッフルームで高橋さんと来年の岩内大会について話し合う。構想を整理し成案化したい。27日に4役会議がある。(O.Y)

20.6.27
 21年度岩内大会開催について第1回4役会議。たたき台をもとに意義、会場、集会の形態等大会の骨格部分を小規模館主催という制約を逆に生かした岩内ならではの運営を目指し自由に話し合った。その後、レシートキャンペーンの品、フリーラックとコートハンガーを3人で組み立てた。職員の佐藤さんも手伝ってくれた。スクラップブック収納やコート整理に役立つだろう。(O.Y)

20.6.28
 フリーラックに早速スクラップブックを並べた。4段に約80冊、偉容である。収まるところに収まったという感じだ。それに使い易い。コートハンガーも供用開始で積年の課題が解決の思い。(O.Y)


ポプラの会 6月の活動

7日 マックスバリューからキャンペーンの品で贈呈式の日に揃わなかったテプラを受取る。昨年の花階段のランタナ5株が会員の大森宅で冬を越し花芽も付いたのでプランタ2個に入れ館に戻した。
11日 レシートキャンペーン 6月分349,003円
19日 群暉編集会議(第52号)NPOから森嶋、森、館から岡部、ポプラから杉山、高橋、大森で6名。
20日 ナイトオープン 高橋、三浦、斉藤み、大森4名 総勢約80名参加
27日 4役会議 岩内大会について 森井、高橋、佐々木、大森 その後にキャンペーンの品フリーラック、コートハンガーの組立て。 翌28日にスクラップブック約80冊をラックに収納した。
          (O.Y)
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