木田美術館・花の季節です

このところ晴天続きで、すっかり春めいてきた岩内です。

そんな今日の夕方、美術館の前庭では…、

bara


NPO岩内美術振興協会理事の中村さんが、花壇に花を植えて下さいました。
この花は、町内の星野さんと平野さんがセレクトし、ご寄付いただいているもの。
今年も色とりどりのバラやパンジーが、多くのお客様を出迎えることでしょう。

実際、当館を訪れるほとんどのお客様が、この花壇に足を止めてご覧になります。


さて、中村さんと時を同じくして、もうお一人、
役場OBで、このたびボランティア「ポプラの会」のメンバーにもなった阿部さんが…、

sakura-2


桜の木のお手入れをして下さってました。
幹や枝についたカイガラムシを薬で除去。
この桜は開館まもなく贈られて植えていただいたものです。

そして、
阿部さんに教えてもらって上を見ると、

sakura-1


桜の花が開花してました。
今年は本当に早いですね。

阿部さんには、前庭にレンギョウの木も植えていただきました。
こちらもこれから、訪れる方の目を楽しませてくれるでしょう。

rengyou


さて、以上は美術館前庭ですが、
当館では、館内の中庭やステージを花で飾る、「花階段」を行っています。
今年もみなさまからご協賛をいただき、館内を花で彩ることができればと思っております。

多くの方のご厚意で、花のある美術館。いいですね。
展示室内では、木田金次郎と「岩内派」の花の絵もありますので、
どうぞ存分にお楽しみ下さい。


《 美術館「花階段」 》
春から秋まで、美術館を花で彩ります。
一口1500円にて受け付けておりますので、
詳しくは当館スタッフまでどうぞ。

(学芸員 岡部 卓)
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春の企画展「木田金次郎と『岩内派』」

4月もはや半月。早い早い…。

平成20年度、木田金次郎美術館の新年度の展示は、
「木田金次郎と『岩内派』」で幕開けです。

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「岩内派」とは、昭和初期に木田の指導を受けて描いていた人たちのこと。
特に昭和7~8(1932~1933)年頃に、
道展(北海道美術協会)に入選した人たちが、こう呼ばれていました。

これらの人たちは、多くが岩内尋常高等小学校(現在の岩内東小学校)の教師たちで、
放課後などに木田の指導を受けて、絵を描いていたのでした。

力試しに出品した昭和7(1932)年の第8回道展では、約10人が全員入選。
岩内全体では13人も入選しました。これは札幌・函館・旭川に次ぐ入選者数で、
旭川を上回っていたのです。

今回の展覧会では、これら「岩内派」の作家たちの作品のうち、
岩内町が所蔵する作品を中心に、
初めて木田金次郎作品とともに展示しています。

これらの「岩内派」の作品は、2000年4月に展示室4で、
企画展「岩内美術の夜明け展」として展示したことがありますが、
木田作品と一緒に展示する機会は初めて。

彼らが「岩内派」と呼ばれるゆえん、
木田から受けた影響の大きさを伺い知ることができるでしょう。

現在にいたるまで、多くの絵描きを生み出した「絵の町・岩内」。
その礎を築いた「岩内派」の存在を感じていただく機会です。

岩内町内のご年輩の方には懐かしく(かつて教わった先生がいるかも)、
初めてご覧になる方には、岩内の懐の深さが感じられる展覧会です。

木田作品46点、岩内派の作品12人の17点の、計63点。

《 春の企画展 「木田金次郎と『岩内派』」 》

4月2日(水)~6月29日(日)
展示室1~3

※ 会期中に「岩内派」にまつわる、いくつかのエピソードをご紹介しましょう。

(学芸員 岡部 卓)




鑑賞スケッチノートから

○2008/2/21  石狩市  K.M様
小学校4年生まで共和町にいたのですが、今日初めて来ました。美しい自然、自慢の古里です。
○2008/2   札幌市  N.T様
筆の入れ方が初心者の私には驚くようなタッチです。目にするその姿、形にとらわれず、心に写った感動を表現しているようです。感動を与えられると言うことは、自分がそれ以上に感動をして魂を入れ込むことなのかなー。又来てその都度感動を頂きたいと思いました。  
○2008/3/4  小樽市  M.W様
とても温かみの伝わる作品ばかりで、心が落ち着きました。岩内あってこその木田金次郎なのだなと強く思いました。これからも岩内と木田金次郎の発信、頑張っていって下さい。
○2008/3   小樽市  K.W様
絵の具の厚みでうまく表現されて、とてもおもしろい作品だと思います。また近くで見るのと遠くから見るのとで表情が変わるので面白いと思います。
○2008/3/9  埼玉県  K.H様
今から20年程前に岩内町御崎に住んでいたことがあります。木田金次郎が住んでいた場所に近いので、びっくりしました。なぜか岩内の風景には芸術的感性を刺激されると思っていましたが、こんな素晴らしい人の故郷だとは知りませんでした。また小説のモデルということも初めて知り、もう一度読んでみて、木田金次郎の理解を深めたいと思います。
○2008/3/9  札幌市  M.N様
とても素晴らしかったです。こんなに沢山の絵が見られて来たかいがありました。
○2008/3/13  十和田市  T.O様
木田さんの絵とは最初函館で出会い、ずっと心をひかれて来ました。その後若狭の渡辺淳さんと知り合い、炭焼きを通じての共鳴が絵の世界に私を強く引きつけ、今回直接木田さんの絵にふれたくなって訪れ、感動一杯です。これからの私の絵に大きな力を与えて下さっている様に思います。生意気ですがネ。
○2008/3/13  苫小牧市  S.T様
力強さを感じさせられました。一度テレビで見たことがありました。

Volunteer Diary

20.3.1
 新聞の切抜き数が最近全体的に減少しているような気がする。美術関係記事そのものの減少と作業にあたる私たちの記事を見る目が無意識のうちにきびしくなっているのだろうか。(O.Y)
20.3.5
第4展示室で「仲間たち展」。その人によって絵の世界はこんなにも異なるものかと思う。昨年岩内高を卒業した品田さんが出品していた。がんばっている。図書の現在冊数を調べた。(O.Y)
20.3.7
会議の報告書作成で昼頃に来た。お客様に顔見知りの人がいたので久しぶりにお話した。会議は3月の総会に向けての準備なので参加者がもう少し欲しかった。また新年度が始まるがどんな一年になるのだろうか。(T.T)
20.3.15
記念のしおりのリボンつけにトライ。生来の不器用がもろに出て四苦八苦。自分の指がこんなに邪魔なものかと思い知る。だんだん要領がわかり10枚で今日の分は終わり。(O.Y)
20.3.19
20年度のボランティア活動原簿ができた。泉さん(職員)が作ってくれたもの。感謝。
habotan
中庭の花キャベツが本来の色を取り戻してきた。
雪の下で一冬じっと辛抱したのだろう。(O.Y)

3月のポプラの会活動
3.6  発信班会議 佐藤、岡部り、佐々木、大森 翌日からブログどんざ丸順次更新
3.111 MVキャンペーン 480,077円 累計 4,612,764円 森井、高橋、大森で1%分相当品をホーマックで品定め
3.12 資料部会 反省と計画、図書台帳との照合・不明本確認 川村、大森 
3.14 群暉部会 反省と計画 杉山、高橋、大森  研修部会 反省と計画 高橋、斉藤み
   群暉編集会議(51号) NPOから森嶋、森、職員は学芸員の岡部、ポプラから水戸、杉山、斉藤み、大森 
3.27 役員会 総会議案審議

学芸員資格を取得して

 大変私事ではありますが、このたび念願かなって『学芸員』資格を取得することができました。
2006(平成18)年にようやく受講資格を満たし、2年間、東京・上野の「社会教育実践センター(リンクhttp://www.nier.go.jp/jissen/index.htm)」で行われる《博物館職員講習》に参加。文部科学省が定めるところの〝試験認定〝で有資格者であることが認められました。職務命令で資格取得に臨んだわけではありませんでしたので、本当に、たくさんの苦労がありました。しかし、職場や関係者の皆様に叱咤激励され、快く送り出していただき、大きな理解と協力は過酷な講習を乗り切る原動力となりました。
 また、講習で貴重なご講義を頂いた著名な先生方。お世話になった社会教育実践センターの職員の皆様。生活の拠点となった松戸宿舎の川村さんご夫妻。そして、分野も身分もさまざまな環境にあって、それぞれの事情や志を胸に《博物館職員講習》に参加し、ともに学んだ全国各地の講習生のみなさんとの出会いは人生の宝物です。この場をおかりして、応援していただいた方たちへ心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。
(K.M)
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