どんざ丸
北海道岩内町・木田金次郎美術館のスタッフブログです。
ここでも会える木田金次郎『THE JR Hokkaido』2008年5月号
5月です。ゴールデンウィークまっただ中。
例年にない暖かさで、岩内の桜も散り始めています。
ニセコに抜ける「ニセコパノラマライン」も開通しました。
さて、今回は、雑誌のご紹介です。

JR北海道の車内誌『THE JR Hokkaido』5月号。
特集記事「有島武郎の忘れ形見」に、
木田金次郎のことが紹介されています。
今年は、有島武郎の生誕130年という節目。
有島が過ごした北大、農場があったニセコ、
そして、『生れ出づる悩み』の誕生に連なる、木田が暮らした岩内。
これらの街を取材した、読み応え十分の特集です。
この雑誌は、5月中は、
JRの駅や、特急などの車内で目にすることができますが、
編集者さんのご厚意で、当館にも数部ございますので、
どうぞご覧下さい。

↑当館を取材した内容も掲載されています。
因みに、永くこの雑誌の表紙を担当されているのは、
貼り絵作家として人気の藤倉英幸さん。
岩内高校美術部のご出身です。
当館「夏休みワークショップ」の講師もつとめていただきました。
岩内に連なるご縁、さまざまです。
《 『THE JR Hokkaido』 》
2008年5月号(通巻243号)
特集「有島武郎の忘れ形見」
〜札幌・ニセコ・岩内にたどる、理想の軌跡〜
8ページ 文=北室かず子
(学芸員 岡部 卓)
例年にない暖かさで、岩内の桜も散り始めています。
ニセコに抜ける「ニセコパノラマライン」も開通しました。
さて、今回は、雑誌のご紹介です。

JR北海道の車内誌『THE JR Hokkaido』5月号。
特集記事「有島武郎の忘れ形見」に、
木田金次郎のことが紹介されています。
今年は、有島武郎の生誕130年という節目。
有島が過ごした北大、農場があったニセコ、
そして、『生れ出づる悩み』の誕生に連なる、木田が暮らした岩内。
これらの街を取材した、読み応え十分の特集です。
この雑誌は、5月中は、
JRの駅や、特急などの車内で目にすることができますが、
編集者さんのご厚意で、当館にも数部ございますので、
どうぞご覧下さい。

↑当館を取材した内容も掲載されています。
因みに、永くこの雑誌の表紙を担当されているのは、
貼り絵作家として人気の藤倉英幸さん。
岩内高校美術部のご出身です。
当館「夏休みワークショップ」の講師もつとめていただきました。
岩内に連なるご縁、さまざまです。
《 『THE JR Hokkaido』 》
2008年5月号(通巻243号)
特集「有島武郎の忘れ形見」
〜札幌・ニセコ・岩内にたどる、理想の軌跡〜
8ページ 文=北室かず子
(学芸員 岡部 卓)
ここでも会える木田作品 [札幌・北海道立文学館]
3月もはや中盤、岩内の雪もかなり融けてきました。
日も長くなって、春はすぐそこまでという感じですね。
あ、いえいえ、
こんなに積もっているわけではありませんよ〜!

晴天の日曜、明日の休館日にあわせて、
美術振興協会の森さんが、美術館前庭の雪割をしてくれました。
明日も天気なら、かなり融けそうです。
さて、今日は岩内をちょっと離れて、ほかの館の展覧会をご紹介します。

札幌・中島公園にある、北海道立文学館で、
現在、企画展「探求者の魂 山田昭夫の書斎から」が開催されています。
有島武郎研究者として知られている文芸評論家、山田昭夫(1928−2004)が遺した資料から、
山田の研究の足跡をたどる展覧会です。
このなかに、山田が所蔵していた木田金次郎の色紙が紹介されています。
木田についても記述した、『木田金次郎』(1972・HTBまめほん)、
『有島武郎の世界』(1978・北海道新聞社)などの著作もある、
山田昭夫の姿勢がしのばれる作品です。
展示されている資料には、木田や岩内に関するノートなどもあり、興味は尽きません。
3月23日(日)まで。

これは山田昭夫『木田金次郎』(1972・HTBまめほん)。
《 企画展「探求者の魂 山田昭夫の書斎から」 》
北海道立文学館
(札幌市中央区中島公園)
(学芸員 岡部 卓)
日も長くなって、春はすぐそこまでという感じですね。
あ、いえいえ、
こんなに積もっているわけではありませんよ〜!

晴天の日曜、明日の休館日にあわせて、
美術振興協会の森さんが、美術館前庭の雪割をしてくれました。
明日も天気なら、かなり融けそうです。
さて、今日は岩内をちょっと離れて、ほかの館の展覧会をご紹介します。

札幌・中島公園にある、北海道立文学館で、
現在、企画展「探求者の魂 山田昭夫の書斎から」が開催されています。
有島武郎研究者として知られている文芸評論家、山田昭夫(1928−2004)が遺した資料から、
山田の研究の足跡をたどる展覧会です。
このなかに、山田が所蔵していた木田金次郎の色紙が紹介されています。
木田についても記述した、『木田金次郎』(1972・HTBまめほん)、
『有島武郎の世界』(1978・北海道新聞社)などの著作もある、
山田昭夫の姿勢がしのばれる作品です。
展示されている資料には、木田や岩内に関するノートなどもあり、興味は尽きません。
3月23日(日)まで。

これは山田昭夫『木田金次郎』(1972・HTBまめほん)。
《 企画展「探求者の魂 山田昭夫の書斎から」 》
北海道立文学館
(札幌市中央区中島公園)
(学芸員 岡部 卓)
「第13回 ふるさとこども美術展」入賞学校取材&作品講評集
【子ども展取材】
1.子ども達が頑張った点 2.今後子ども展に望むこと
岩内東小学校の玉熊教頭先生にお聞きしました。
1.学年によっては冬休みの課題ということもあり頑張って取り組んでいた。
2.テーマが広過ぎるため実際に何を描けばよいのか迷う子が多い。風景以外にもふるさ
と展にふさわしいものをヒントがあれば描きやすいと思う。
岩内第二中学校で美術を担任されている佐藤先生にお聞きしました。
1.事前に学年別のテーマとして1年は遠近がある風景、2年は道のある風景、3年は水のある風景を課題にした。生徒はそれぞれ工夫して頑張ったと思う。
2.入賞入選についてだがあまり序列化しないでほしい。するなら2段階程度で良いのでは。
(O.Y)
「第13回 ふるさとこども美術展」入賞作品講評集(抜粋)個人賞についての審査員のコメント
【木田金次郎賞】
「窓から見た風景」 蘭越小学校6年 小森 彩乃さん
○窓ごしに見た風景の発想がおもしろく、手前の窓わくが存在感がありますね。
○大胆な構図である。みんなが見ていることだがリアルである。
○窓わくのとらえ方がおもしろい。単純にならないのが成功。
○今までも同題材の作品は多く見ているが、視点(構図)が抜群である。ただ、雲の処理に一工夫あったら、更によかった。
○大胆な構図。豊かな発想がよい。色づかいも変にこってなくていい。
○人とちがった視点で、窓わくを主人公にしたところに注目しました。その存在感の強さと遠景を、絵の1/3にとどめた所にセンス有。
【岩内町教育委員会教育長賞】
「神社」 留寿都小学校4年 増山 太霞くん
○よく描かれている絵ですが、落着きがありますね。
○がっちりした画面一ぱい使用、安定した色彩であり時間をかけての作品である様。
○どっしりとかまえた社を細かなタッチでとらえ、混色がとってもうまくでき、根気強く取り組んだ姿がにじみ出ていて、好感の持てる作品でもある。
○細部までよく描きながら、しかも落ち着いた色遣いで、全体のバランスのよさを感じる。
○神社の奥の空間もあらわそうとする所に好感。また、石積みの部分に工夫が見られる。また瓦がスゴイ!よくがんばったねとたたえたい。
【木田金次郎美術館館長賞】
「北のあじさい寺」 共和中学校3年 神 捺希さん
○良くみて、ていねいに描けています。
○赤と緑のコントラストがよく、力強さの伝わって来る作品です。根気強く真正面から取り組んでいて、絵が好きなんだなあということが画面のあちこちから見えます。
○アジサイ寺はみんなが描いているが、色彩があざやかだ。影を生かした描き方だが、鐘台ももう少し影がはっきりした方がよかったかも。
○あじさいのたくさんの花と色をよく見ています。木立の陰の暗い部分をよく描いています。
○精緻な作品。写実的だが、細部まで丹念に取り組む姿勢がうかがわれる。
○ふるさとを代表する美しいあじさい寺に込められた想いが感じられます。
○鮮やかな色づかいが全体をさわやかにしています。デッサンも正確です。
○全ての調子が前に出すぎている。単調。何が描きたいのか、中心になるものがわかりづらい。絵は写真じゃないのだから。
【北海道新聞社賞】
「ぼくのかお わたしのかお」 北陽小学校1年 島下 明日登くん
○眼もとがいい。
○インパクトある絵。のびのびとしたところがよい。
○大きな目、太いまゆ毛、ひきしまった鼻と口、どこをとってもすばらしいとらえ方ですね。顔の色、首の色にも変化がみられ、すばらしい自画像になりましたね。これからも、好きな絵をどんどん描いてみましょう。
○子供の心理状態が表現されています。対話してみたくなりますね。
○バランスが良いような、悪いような…絶妙なおもしろさのある作品。全体的に色に統一感があり。目に力を感じる。
【金賞 いわないポイントカード会理事長賞】
「さいたさいた!きりのひまわり」 潮路小学校1年 澁谷 希李さん
○ひまわりを3つ描いたので変化があって楽しい絵になりました。
○苦労したひまわりで指導者の方が大変だったのでは。
【金賞 岩内観光協会会長賞】
「おばけカボチャ」 蘭越小学校3年 中田 玲衣奈さん
○カボチャだけでなく葉っぱの色に変化があってたのしい。
○たかがカボチャ、されどカボチャ。1個を見つめ力強く純粋に描いた。
○どっしりとした南国の存在感がよく出ていた。
【金賞 岩内商工会議所会頭賞】
「学校のある風景」 留寿都小学校6年 堤 映水さん
○きれいに描けているが、色をもう少し使ってほしかった。
○とても端正な作品。色が薄めですが、上品です。
○シンプルにして清楚な風景画。
【金賞 北海道銀行頭取賞】
「とうきび畑」 共和中学校3年 吉田 悠馬くん
○とても丁寧で遠くても近くても手をぬいていないことが良くわかる作品。色はおさえているが全体の印象としては華やかさがある。
○とうきびの牧歌的な描写。奥の緑の山々との対比がまたよい。
○真夏の光を感じさせてくれる絵です。良くできている。
【銀賞】 「きかん車」 岩内東小学校2年 秋山 大輔くん
○思い切って表面からとらえたところが、とっても良かったです。全体にもう少し強い黒さがあると更にすばらしい作品になったと思います。
○真正面から機関車をとらえ、画紙いっぱいに描いた力感はよい。黒の濃淡も自然でよい。
【銀賞】 「ショベルカー」 北陽小学校4年 西村 奏美さん
○上手に描けてます。力づよいです。
【銀賞】 「友遊広場」 東陽小学校5年 田川 優香さん
○しっかりした構図があり、遊具を画面いっぱい使用したが、地面の草面に変化がほしかった。
○遊具のおもしろさがでていて楽しい作品ですが、しばふをもっと変化つけてほしい。
○強弱のつけ方(遊具の足)がとても上手でした。
【銀賞】 「家風景パート2」 共和中学校2年 宮川 慧くん
○灯ろうを思いきり真正面からとらえ、石の質感を出そうとした工夫が感じられる。
○石灯籠の描き方がすてき。バックの緑も良し。松の型をもう少しリアルに。
○灯ろうの力強さと素朴さとが印象的。
1.子ども達が頑張った点 2.今後子ども展に望むこと
岩内東小学校の玉熊教頭先生にお聞きしました。
1.学年によっては冬休みの課題ということもあり頑張って取り組んでいた。
2.テーマが広過ぎるため実際に何を描けばよいのか迷う子が多い。風景以外にもふるさ
と展にふさわしいものをヒントがあれば描きやすいと思う。
岩内第二中学校で美術を担任されている佐藤先生にお聞きしました。
1.事前に学年別のテーマとして1年は遠近がある風景、2年は道のある風景、3年は水のある風景を課題にした。生徒はそれぞれ工夫して頑張ったと思う。
2.入賞入選についてだがあまり序列化しないでほしい。するなら2段階程度で良いのでは。
(O.Y)
「第13回 ふるさとこども美術展」入賞作品講評集(抜粋)個人賞についての審査員のコメント
【木田金次郎賞】
「窓から見た風景」 蘭越小学校6年 小森 彩乃さん
○窓ごしに見た風景の発想がおもしろく、手前の窓わくが存在感がありますね。
○大胆な構図である。みんなが見ていることだがリアルである。
○窓わくのとらえ方がおもしろい。単純にならないのが成功。
○今までも同題材の作品は多く見ているが、視点(構図)が抜群である。ただ、雲の処理に一工夫あったら、更によかった。
○大胆な構図。豊かな発想がよい。色づかいも変にこってなくていい。
○人とちがった視点で、窓わくを主人公にしたところに注目しました。その存在感の強さと遠景を、絵の1/3にとどめた所にセンス有。
【岩内町教育委員会教育長賞】
「神社」 留寿都小学校4年 増山 太霞くん
○よく描かれている絵ですが、落着きがありますね。
○がっちりした画面一ぱい使用、安定した色彩であり時間をかけての作品である様。
○どっしりとかまえた社を細かなタッチでとらえ、混色がとってもうまくでき、根気強く取り組んだ姿がにじみ出ていて、好感の持てる作品でもある。
○細部までよく描きながら、しかも落ち着いた色遣いで、全体のバランスのよさを感じる。
○神社の奥の空間もあらわそうとする所に好感。また、石積みの部分に工夫が見られる。また瓦がスゴイ!よくがんばったねとたたえたい。
【木田金次郎美術館館長賞】
「北のあじさい寺」 共和中学校3年 神 捺希さん
○良くみて、ていねいに描けています。
○赤と緑のコントラストがよく、力強さの伝わって来る作品です。根気強く真正面から取り組んでいて、絵が好きなんだなあということが画面のあちこちから見えます。
○アジサイ寺はみんなが描いているが、色彩があざやかだ。影を生かした描き方だが、鐘台ももう少し影がはっきりした方がよかったかも。
○あじさいのたくさんの花と色をよく見ています。木立の陰の暗い部分をよく描いています。
○精緻な作品。写実的だが、細部まで丹念に取り組む姿勢がうかがわれる。
○ふるさとを代表する美しいあじさい寺に込められた想いが感じられます。
○鮮やかな色づかいが全体をさわやかにしています。デッサンも正確です。
○全ての調子が前に出すぎている。単調。何が描きたいのか、中心になるものがわかりづらい。絵は写真じゃないのだから。
【北海道新聞社賞】
「ぼくのかお わたしのかお」 北陽小学校1年 島下 明日登くん
○眼もとがいい。
○インパクトある絵。のびのびとしたところがよい。
○大きな目、太いまゆ毛、ひきしまった鼻と口、どこをとってもすばらしいとらえ方ですね。顔の色、首の色にも変化がみられ、すばらしい自画像になりましたね。これからも、好きな絵をどんどん描いてみましょう。
○子供の心理状態が表現されています。対話してみたくなりますね。
○バランスが良いような、悪いような…絶妙なおもしろさのある作品。全体的に色に統一感があり。目に力を感じる。
【金賞 いわないポイントカード会理事長賞】
「さいたさいた!きりのひまわり」 潮路小学校1年 澁谷 希李さん
○ひまわりを3つ描いたので変化があって楽しい絵になりました。
○苦労したひまわりで指導者の方が大変だったのでは。
【金賞 岩内観光協会会長賞】
「おばけカボチャ」 蘭越小学校3年 中田 玲衣奈さん
○カボチャだけでなく葉っぱの色に変化があってたのしい。
○たかがカボチャ、されどカボチャ。1個を見つめ力強く純粋に描いた。
○どっしりとした南国の存在感がよく出ていた。
【金賞 岩内商工会議所会頭賞】
「学校のある風景」 留寿都小学校6年 堤 映水さん
○きれいに描けているが、色をもう少し使ってほしかった。
○とても端正な作品。色が薄めですが、上品です。
○シンプルにして清楚な風景画。
【金賞 北海道銀行頭取賞】
「とうきび畑」 共和中学校3年 吉田 悠馬くん
○とても丁寧で遠くても近くても手をぬいていないことが良くわかる作品。色はおさえているが全体の印象としては華やかさがある。
○とうきびの牧歌的な描写。奥の緑の山々との対比がまたよい。
○真夏の光を感じさせてくれる絵です。良くできている。
【銀賞】 「きかん車」 岩内東小学校2年 秋山 大輔くん
○思い切って表面からとらえたところが、とっても良かったです。全体にもう少し強い黒さがあると更にすばらしい作品になったと思います。
○真正面から機関車をとらえ、画紙いっぱいに描いた力感はよい。黒の濃淡も自然でよい。
【銀賞】 「ショベルカー」 北陽小学校4年 西村 奏美さん
○上手に描けてます。力づよいです。
【銀賞】 「友遊広場」 東陽小学校5年 田川 優香さん
○しっかりした構図があり、遊具を画面いっぱい使用したが、地面の草面に変化がほしかった。
○遊具のおもしろさがでていて楽しい作品ですが、しばふをもっと変化つけてほしい。
○強弱のつけ方(遊具の足)がとても上手でした。
【銀賞】 「家風景パート2」 共和中学校2年 宮川 慧くん
○灯ろうを思いきり真正面からとらえ、石の質感を出そうとした工夫が感じられる。
○石灯籠の描き方がすてき。バックの緑も良し。松の型をもう少しリアルに。
○灯ろうの力強さと素朴さとが印象的。
美術館関連 図書紹介
「なぜかいい町 一泊旅行」 池内 紀 光文社新書
一読、肩が凝らない。軽妙な文体のせいか眼が次へ次へと走る。中味は旅先の町のお気に入りスポットをしっかりと見ている。いわゆる観光パンフとは一味違い自分の目線で捉えている。わが町岩内では、朝日温泉、郷土館、帰厚院の大仏さん、漁業のこと、町の大火から水上勉の名作「飢餓海峡」誕生に至る縁そして美術館には最も多くのスペースを割いて紹介している。全国16の町、北から南、東から西とちょっといい旅のコンパクトメッセージである。
「活動弁士 世界を駆ける」 沢登 翠 東京新聞出版
昭和40年代のこと、私は小樽の市民会館で活弁士松田春翠の名調子で無声映画「瞼の母」に涙また涙の思い出がある。作者の師にあたる。この本からは映画や活弁へのただならぬ熱い思いが伝わってくる。国内だけでなく世界各地を飛び回っての意欲的な活動には圧倒されるばかりだ。美しい風景描写と共にその地にまつわる往年の大スターのエピソードがふんだんに鏤められオールドファンには見逃せない。
活弁という今では世界的にも類を見ない話芸の完成をめざしあくなき追求心、向上心がどのページからも感じられ日本語がわからない地域でも言葉の持つ全体の力でストーリーを感じ取ってもらうための真摯な努力がストレートに胸を打つ。
※上記 ミュージアムショップにて販売中
(O.Y)
一読、肩が凝らない。軽妙な文体のせいか眼が次へ次へと走る。中味は旅先の町のお気に入りスポットをしっかりと見ている。いわゆる観光パンフとは一味違い自分の目線で捉えている。わが町岩内では、朝日温泉、郷土館、帰厚院の大仏さん、漁業のこと、町の大火から水上勉の名作「飢餓海峡」誕生に至る縁そして美術館には最も多くのスペースを割いて紹介している。全国16の町、北から南、東から西とちょっといい旅のコンパクトメッセージである。
「活動弁士 世界を駆ける」 沢登 翠 東京新聞出版
昭和40年代のこと、私は小樽の市民会館で活弁士松田春翠の名調子で無声映画「瞼の母」に涙また涙の思い出がある。作者の師にあたる。この本からは映画や活弁へのただならぬ熱い思いが伝わってくる。国内だけでなく世界各地を飛び回っての意欲的な活動には圧倒されるばかりだ。美しい風景描写と共にその地にまつわる往年の大スターのエピソードがふんだんに鏤められオールドファンには見逃せない。
活弁という今では世界的にも類を見ない話芸の完成をめざしあくなき追求心、向上心がどのページからも感じられ日本語がわからない地域でも言葉の持つ全体の力でストーリーを感じ取ってもらうための真摯な努力がストレートに胸を打つ。
※上記 ミュージアムショップにて販売中
(O.Y)
ポストカード
新しいポストカードが4種類できました。詳しくは公式HPで!
http://www.kidakinjiro.com/shop_goods.html
http://www.kidakinjiro.com/shop_goods.html
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