迫力満点新井場豊写真展

先月、新井場さんの会社に木田金次郎の絵の取材に伺ったとき、岩内の海岸の写真が何枚もありそれがとても素晴らしかったので、早速カフェアンジェラで写真展をさせていただいた。

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雷電海岸の刀掛岩を撮したものは、低気圧が近づいている荒れた天気の中での写真で、豊さん曰く「波が上に引っ張られているようだ。」という言葉のとおりに自然のダイナミズムを怖いくらい感じられる瞬間なのだ。

その他にも、墨絵のような刀掛岩を後ろに配置してぼかして、手前に別な岩を組み合わせたものがあった。波が砕けているところをとらえたものなどは危険と隣り合わせでの撮影だろうと思う。、それらが刀掛岩の魅力を余すことなくとらえている。普通の観光写真とは一線を分けている。

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また港の朝焼けを撮したものや、雪の中の一本の木と背景を美しい色合いで表現したものなど、どれも狙いがはっきりしていて心にぐいぐい入り込んでくる力強さがある。

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木田金次郎をこよなく愛している豊さんの真骨頂が遺憾なく表出している。
8月末まで展示しているので是非見に来てもらいたい。

カフェアンジェラ
住 所:岩内町字万代12番地11
   国道225号線沿いギンザ通りキダカ電気店隣
電 話:0135-67-7433
定休日:日曜日、月曜日
営業時間:10時~4時半
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帰厚院カレーの日が楽しい

 毎月第2月曜日午後5時から7時まで、高台の帰厚院でカレーを出してくれるというので、見に行ってきた。
玄関を入って左側に大きな部屋があり、6人がすわれる座卓が11個おいてあった。そこに5時少し前から次々と大人とこどもたちが集まってくる。
台所でカレーを作って運んでくる婦人部の方に話しを伺った。2つの大鍋で80人分から100人分をめどにしているそうで、米や野菜のほとんどは檀家の方たちが寄付してくださる。その日はたこの献品があり、たこカレーになったそうだ。婦人部は毎回10人が1時から集まり奉仕している。

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 5時半くらいには若いお母さんが小さい子どもを連れて続々と集まってくる。
学校や幼稚園、保育所以外ではあまり観られないたくさんの子どもたちが押し寄せ、廊下や広間で遊んだり、おしゃべりしたりみていて楽しくなる光景だった。

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成田住職に話しをしてもらった。
「2年前から始めて5月で24回ほどになる。檀家の方たちが高齢で一人で食事をしている事を聞いて始めた。食材の不足分や紙コップなどは「ともいき財団」から補助を受けている。年配の方は檀家の方たちが多いが一般の方も来ている。高齢の女性の方たちには送迎もしている。親子連れは檀家ではなく、小学生以下の子どもたちで遊びに来るのが楽しくて来ている。昔は長屋暮らしで、子どもがいつもたくさん集まって遊んでいた。その時の思い出があり、みんなで集まってご飯を食べられたらと思った。この子どもたちが中学生や高校生になっても来てくれたら嬉しい。100回までは続けたい。」

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 1人のお母さんに聞くと「幼稚園から小学生に進むと、以前の友達と会えなくなるがここだとみんなと会えて遊べるので楽しく過ごせる」とのことだった。

 檀家の協力の下、お寺の行事として一般に解放されて集える場があるのは、とても楽しい事で、この関係の中で子どもたちがのびのびと育ってゆけるのは、素晴らしいと思った。(S,S)

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白い馬がいいなあ

岩内地方文化センター東側に西尾石油がある。社長の新井場豊さんに木田金次郎の絵があるということで、心躍らせながらお伺いした。
8畳ほどの応接室に2枚の木田さんの絵があった。

1枚は「白い馬」でその馬が今まで観た木田のどの馬よりもよかった。
漁師のせいか魚の表現は迫真に迫るものがあるが、どちらかというと馬の描き方が雑な気がして、個人的には物足りなさを感じていた。

20180508110736のコピー

この「白い馬」は骨格筋肉とも隆々として、馬の体形の持つ躍動感がしっかり表現されていた。遠景の山並みが青紫で薄く塗られ、手前の草を黄色と黄土色で奔放なタッチで描き、空気遠近法としても隙が無い。
新井場さんが近景の左手のところは沼だと教えてくれた。そして海と空の水平線がぼんやりとしていて薄く塗られているのが手前の厚塗りと対比されていていいと話してくれた。
木田の馬のことを話すと「木田の描く馬は擬人化されていて、夏が来て冬が過ぎて、厳しい四季の中で安らぐひと時を楽しんでいる様子が表されている」と反論された。そして「馬の足が何本もあるのは動いているからだろう」と言うことだった。


もう1枚の「茶津海岸」はたぶん大火のすぐ前の作品で、木田の息子さんの話では「荒れている海が描くたびに刻々と変わっていくんです」という興味深い逸話とともに見とれてしまった。

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海岸から拾ってきた流木がたくさんあり、特に船の一部であろうさびた金具のついた木片が独特の存在感を放っていた。

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刀掛け岩の写真も力強くてすごかった。
すべてのものに圧倒された。(S,S)

文化センターに絵本館が来ました!

絵本館が地域交流センター(旧中央小学校)から木田美術館のお隣、岩内地方文化センターにお引越しされました
リニューアルオープンし、以前より広くなった館内はたくさんの絵本や手作りのおもちゃがたくさん並び、小さなお子さんから大人の方までの憩いの場になりそうです

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絵本館のお帰りに木田美術館でティータイムはいかがですか?

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連続入賞凄いね

 昨年の道展入選に続いて道展U21で「札幌市教育長賞」に入った岩内高校3年生の佐々木佑真(ゆま)さんにお話を伺った。

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道展入賞作品は「夕風に揺れる」でススキの群落から草地を見ている絵でススキの穂が逆光で浮かび上がっている。空の雲の表現がとても細やかでそれでいて力強い。

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道展U21の出品作品は「春の記憶」でやはり風景画だ。
自然を描くのが好きだということで、全体から細部まで実に細やかに描写していてる。畑の絵は比較的多いということで、この2枚とも緑の色合いの変化が美しい。
「春の記憶」は近景の下地を暗くして明るめの緑と黄色の菜の花を浮かび上がらせている。中景のトラクターをメインにして描いていて色のバランスとして、赤、黄色、青を組み合わせている。タイヤの形が複雑で難しかったそうだ。

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 1,2年生の頃は道展U21で「ハシビロコウ」という鳥と、「猫」を描いている。
人物画はいつか挑戦したいということで、一番最初に描くとしたら家族を題材にしたいそうだ。
大学に進学しても油絵を続けていきたいとのことだった。これからも佐々木さんの重厚な絵に出くわすかもしれないと思うとわくわくしてきた。(S,S)
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