FC2ブログ

木田金次郎記念講演に参加して~演奏編~

つづいて第2部は、品川フィルハーモニー・アンサンブルの、ピアノ・ヴァイオリン・フルート奏者、5名による演奏です。

木田の孫である大野桂一郎さんは、指揮者として同アンサンブルで活動していましたが、昨年7月に41歳で急逝。岩内での演奏を熱望していた大野さんの願いを叶えるべく、今回のコンサートとなりました。

美しいピアノの旋律に導かれるように、プログラムが始まりました。
ピアノ独奏ラヴェル/亡き王女のパヴァーヌや、ヴァイオリン独奏。
フルートの独奏はー初恋・さくらさくら・茶摘みーをピアノ伴奏との見事なアレンジで披露。リアルな情感や情景に引き込まれました。

DSC00292.jpg

フルート2本のデュオではアンサンブルならではの楽しさが・・・。
アンコール2曲―見上げてごらん夜の星をーを含む全15曲に約100名の聴衆は魅了されていきました。

DSC00324.jpg

 大野さんの命日である今日の日、追悼の意を込めた音色は、祖父の名を冠したこの美術館から、確かに天高く届けられたように感じています。(S.Mi)

DSC00339.jpg
スポンサーサイト

木田金次郎記念公演に参加して~講演編~

平成30年7月29日(日)午後2時から木田金次郎美術館で、「茂木健一郎と歩く、茂木健一郎のトークと木田金次郎の孫、大野桂一郎の音楽の軌跡」と題して記念公演が開催された。

20180628130133.jpg

私は午後1時半の開場に合わせて美術館に行き、ポプラの会の斉藤美智子さんと共に席についた。
展示室1,2に100席の椅子が並べられていたが、案外ゆったりしているので展示室も思ったより広いなと感じた。
トークや演奏は展示室2の右側の奥にセットされ、入り口からも見えるようになっていた。

午後2時、当館の岡部学芸員が挨拶され早速トークが始まった。
「茂木健一郎」という名前は有名でテレビにも多く出演されていて私は大好きなのだが、直接本人に会えるという事で私のテンションも高くなり身を乗り出して聞いた。
話は次から次と進み、言葉が溢れるように出てきて私の頭の中も目まぐるしく変わる。声が大きくて聞きやすくスピードもあり、観客席から常に笑いが起こり体が左右に動く。茂木さんは時々携帯で時間をチェックしながら2時50分に終了し、すーっと退場した。

DSC00217.jpg

 茂木さんの話は、人は自分を表現する手段を持っている。一つは素直に感じたままを表現、もう一つは他人に対しての表現。3,4歳の子に絵を描かせた時大きな顔、手足などバランスを考えては描かない。だが、小学校に入ると社会性が求められ先生に従う。それがいい生徒となる。だが成長するにつれ自分を表現したいと思い、絵を描き音楽を奏でるなど様々な表現者が出てくる。
 話が一段落した時、前列に座っていた男性に「ピアノを弾いてください」と言った。びっくりしたその方はピアノは初めてだと言いながらも弾いた。不思議に譜もなく教えられもしないのにリズムがある。

DSC00241.jpg

またもうひとり、女性の方に「今感じていることを話してください」と言った。その方はとても困っていていろいろ話すのだが、それは挨拶だと言い、「では、木田金次郎の絵を見てどう感じましたか?」と言った時、その方は絵を描いているとのことで、素直に感じたままをすらすら話し出した。

講演後25分の休憩があり、その間自分を表現するという「テーマ」は多種多様であり、面白いなと思った。(T.T)


第24回生誕祭

1893年7月16日、木田金次郎が生まれて今年は125年目になる。また木田金次郎美術館が開館してから24年目なので、101歳の時ということになる。
今年の生誕祭は7月16日にあわせて15日(日)午後2時から展示室2で第24回生誕祭が行われ、スライドショー「『生れ出づる悩み』と木田金次郎」が上映された。
この記事を担当した私は、木田金次郎の「生誕」と有島武郎の「生れ出づる悩み」に翻弄され、年号をあれこれ調べるうちに面白くなって関係のない事まではまり込んでしまった。

DSC00210.jpg

スライドショーは出版100年に因んで作られたとのことなので楽しみにしていたのだが、内容はほとんど知っていることばかり。それもそのはず、木田美術館開館からボランティアをしているのだから当然知らなければならない事ばかり。それでは何を書いたらいいのか?と悩んでしまった。そして頭に中では「何も浮かんでこない悩み」と少し自嘲気味。

突然開館直後に起こったショッキングな出来事を思い出した。2階の展示室4で監視をしていた時のこと、お客様が一段落した時突然3~4人の年配の男女が大声で喚き立てながら入ってきた。「何だ、この絵は? 小学生か?」「画家?・・・この絵が?」などと悪口たらたら。体が凍りついた時ハッとして絵が傷つけられては大変とその人達から目を離さずじーっと見続けた。一行はブツブツ何か言いながらながら一回り絵を見て帰って行った。しばらく何が起こったのか呆然としていたのだが、・・・。
このことは他のボランティアの方にも話をしたと思う。

「生まれたことと悩むこと」これは全ての人にとっての課題。私もこれを機に、私が生まれてきた意味と今まで悩んだこと、これから悩むであろうことを真剣に考えて見ようと思う!(T.T)

第2回美術館講座に参加して

美術館講座第2回「コレクション大冒険」に参加しました。
今回は府中市美術館へ作品を貸し出しているとのことで、ほかの美術館等にある木田金次郎作品を、岩内に居ながらにして鑑賞できるというお得な会でした。

DSC00171.jpg

個人所有のもの以外は全部ここにあると勝手に思いこんでいたので、札幌芸術の森などいろいろなところにもあるということが新鮮でしたし、いつも違う視点で興味深い話をしていただけるので、今回も楽しく参加できました。
札幌芸術の森にはまだ行ったことがないので、今度機会を作って出かけてみようと思います。(参加者J.S)

大作のモザイク画がすごいね!岩内第一中学校美術部作品展

 入って正面に元校長先生のモザイクアートがあった。

DSC00050_2018071814010748c.jpg

藪校長先生のにこやかな笑顔が印象的な共同作品人物画アートだ。どのくらいの枚数を切って貼ったのだろうか。気の遠くなるような作業だったはずだ。中学生の集中力はすごいなあとうなってしまう完成度の高さなのだ。

DSC00054.jpg

 「いわないの新キャラ」は若々しい感性で様々なキャラクターを考案していた。こういう取り組みはとってもおもしろいね。

DSC00061.jpg

四つ切りの大きさの風景画は明るい色であっさりとまとめた作品が多かった。
「佇む」高山さくら作、古びた建物と砂場の上のネットであろうか、淡い色で質感がよくとらえられている。

DSC00121.jpg
高山さくら「佇む」

「美術部屋上–S」高橋桂子作、右の人物がおおきく入れてあって他の部員との配置がおもしろい。遠景の山々も混色を工夫している。
DSC00120.jpg
高橋桂子「美術部屋上–S」

「山への砂利道」井上波流作、畑への道を左に配置して、右に山を大きく入れてしっかりとした構図でまとめている。空の雲が水平線構図のリズム感を出している。

DSC00119.jpg
井上波流「山への砂利道」

全体的に素直な表現の作品が多くて好感が持てるが、一つ一つの面の色数を多くして筆のタッチを工夫するともっと良くなるだろう。これからもすてきな作品をたくさん描いて下さい。(S,S)

DSC00126.jpg

最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
月別アーカイブ
最近のトラックバック
RSSリンク
QRコード
QRコード
  1. 無料アクセス解析