平成30年度美術館講座始まる

木田美術館では、岩内出身のイラストレーター藤倉英幸さんの「はり絵でたどる北海道」が展示室4で5月27日(日)まで開催していた。
今年度の美術館講座第1回目は、5月12日(土)午後1時より参加者30名程で藤倉さんとともに講座が始まった。
最初に岡部学芸員が藤倉さんのプロフィールを紹介、質問して答えるという形式で、子供の頃から絵を描くのが好きだったことや高校時代にはすでに絵だけでは生活出来ないだろうと独学でグラフィックやイラストを勉強したことなどを話された。

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次に展示室1に移り、木田金次郎について影響受けたことや大火の前にすでに描き方が変化していたこと、そのリズムは音楽でいえば「ロック調」だと言い、さしずめ自分は「叙情演歌」かな? とのことである。
二階の木田のアトリエを再現した場所では、まだ新しいキャンバスや絵の具があると聞き、まだまだ創作意欲があったのだと頷いていた。

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続いて展示室4に移りご自身の作品の前では受講生の質問に丁寧に答えられた。
私は今回の原稿を担当するに当たり、講座が始まる前に作品の説明文を一枚一枚丁寧に読んだ。
何回か見ていてその時は感じなかったのだが、ふるさとの何とも言えない懐かしさが込み上げてきた。熱烈なフアンもいると聞いていたので、なるほどと思った。
作品の中で特に気になったのが「雪の赤レンガ」だ。その時こんな質問が出た。この作品の構図が他のと違うがという事に藤倉さんは、この作品はたまたま行った隣の郵便局の階上から撮ったものだとのこと。私が心惹かれたのは自分が雪の精に成って空から赤レンガの屋根にふんわりと降り立ったような感じがしていたからだ。

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最初は昔あそびの文に大人の絵本のようなものを作りたいと言うことで切り絵で表現した。その後いろいろな作品を作るうちにはり絵に変わったとのことである。そしてはり絵の技法の話になったのだが、色洋紙のピースが多い時は2,3点を一緒に作るので500枚ぐらいになるという。
取材も各地に出向くので、バイクから自転車になり、今は体力もなくなり交通機関を使っているとのこと。
最後にこんな質問をしてみた。教室を開くとか弟子をとるとかはないんですか? 即座に「ありません!」しかしこれからも求められれば続けて行きたいとのことだった。(T.T)
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ゴールデンウィークは木田美にきたど~♡

4月28日から5月6日まで木田美術館で
ワークショップ「たら丸カルタをつくろう!」が行われました。
連休後半はあいにくの天気でしたが、たら丸とべに子ちゃんが遊びに来てくれて、美術館にいたお客様に喜んでもらえた様子でした

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カルタ作りはたくさんの子ども達がぬり絵をしてカルタの文も一生懸命に考えてくれました。

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完成したら大きなカルタにペタッと貼りつけてハイチーズ
みんなとってもいい笑顔

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また遊びに来てくださいね~。ご参加いただいた皆様ありがとうございました(S.N)

岩内高校美術部卒業生作品展、力があるね

道内でも有数の入賞実績を持つ、伝統校の岩内高校美術部の卒業生展を見て釘付けになってしまった。
みな素晴らしいがいくつか取り上げてみたい。

山田大輝作「暮れ」左手の雪の色、近景の岩の色、右手の海の色。細かい色の変化をよく表している。寄せては返す波の音が聞こえてきそうだ。寿都出身の彼が選んだ題材が海で、他の題材ではつかみ取れなかった何かを自分のものにしたということだった。

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山田大輝「暮れ」

「幸福の稔りへ」「秋風に揺れる」佐々木佑真作は近景のち密さ、中景から遠景へのぼかしと実にしっかりと描きこんでいる。どちらも近景がいい。ソバの花とススキとが愛情込めて描かれている。そのうえ、空の雲の美しさはどうだ。風の動きまで伝わってくるようだ。

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佐々木佑真「幸福の稔りへ」

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佐々木佑真「秋風に揺れる」

「水の器」村田桃花作。1年生の時のアジサイとは同じ題材でありながら、全く異なる花がそこにはある。プッシャンブルーを基調として花びらの質感とその上の水滴を、一度自分の感覚中枢に取り込んで再生しなおしているかのようだ。

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村田桃花「水の器」

「飛びたい」井上峻海作。ペンギンを中心に置き、自らの心と重ね合わせるかのように、強い色調でまとめている。背景の抽象的な水の表現とよくマッチしている。

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井上峻海「飛びたい」

「ちぐはぐホログラム」小林千愛実作。画面の光の処理を変化させて得られるホログラフィー原理をうまく使いこなし、ポップアート的な色遣いでまとめている。題材と色調がマッチしている。

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小林千愛実「ちぐはぐホログラム」

どの絵を見ても、全体から細部まで息の抜けない緊張感が伝わってくる。その場に座り込んで1枚1枚の絵と向き合いたいという衝動に駆られる。
指導している小倉先生が彼らを3年間育て上げ、その1人1人の個性が様々な方向へと歩み始めている様子にひたすら脱帽する。(S,S)
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絵画教室作品展一般の部

木田美術館では平成27年度から前期(4月~9月)と後期(10月~3月)に分け、年2回絵画教室を開催している。
対象者は近隣の子どもや一般の方々で、第1と第3の土曜日と月4回の日曜日に隣の文化センターで行っている。
講師は倶知安町にお住まいの前岩内高校美術部顧問の福田好孝先生である。

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講師の福田好孝氏作

今年の作品展はこどもの部が3月6日~11日、一般の部が13日~18日まで。
私は一般の部の取材担当となり毎日通った。因みに私と主人も出品している。
今回は40名が100点の作品を出品したのだが、 特に1、2年目の方々のデッサンは目を引き3段に飾られた壁に圧巻!

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受講のきっかけを聞いてみると募集ポスターの前を行き来した後決心したという方、また野菜を描いた方は途中からどんどん描くのが進み、3枚の作品を仕上げたとのこと。

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最高齢は88歳で茅葺き屋根を描き、額もぴったりのバランスで人目をひいた。

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その他真っ赤に染まる空に建物が浮かび上がるシルエットの風景画、こげ茶の花瓶に白いカサブランカを描いた絵、細いペン先でペットの猫を点描で描いたりと様々。
ペン、鉛筆、水彩、油彩、アクリルと種類も多く観る者を退屈にさせなかった。

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また新しい作品に向かうための喜びと苦労、それもまた楽しみの一つであるのだが。
継続して4月から来年の作品展を目標に頑張りましょう!と声高に叫ぶのは私だが、何を描いたらいいのか悩んでいる私でもある。(T.T)

絵画教室作品展こどもの部

 木田金次郎美術館第4展示室で、
「絵画教室作品展こどもの部」を見てきた。

入ってすぐに28名分の家族の顔を描いた作品が並んでいた。
1枚に4人の家族の顔が色鉛筆で描かれている。どの絵も愛情にあふれ生き生きとしている。

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 「北海道出光こどもお絵かきコンテスト」に出品された4年生から6年生までの部「石油の力」という題材名で乗り物が10点描かれていた。とてもしっかりした構成で、ヘリコプターや車が緻密に表現されていた。

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 「北のみらいのクルマの絵コンテスト」入選2点は齋藤一翔君(小学4年生)と田村隼人君(小学4年生)の絵でぬり方がていねいで形もそれぞれに工夫している。

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齋藤一翔君(左) 田村隼人君(右)

 西村計雄さんの顔を描いた13点は、顔のほうれい線や鼻の形をよく見て描いている。そして背景の色も工夫していた。

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その他に段ボールやチラシをコラージュしている「いわないすいぞくかん」はどれも個性的で面白かった。

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福田先生の指導の下、こどもたちが楽しそうに活動している様子が、目に浮かぶようだった。(S,S)

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